会社を去る日にかけられた言葉【キャリコン サロン編集部】#あの会話をきっかけに
こんにちは!
20代〜30代の働き世代に向けたライフキャリアコーチや企業の採用支援をしています。新谷ゆいです。
所属している『キャリコンサロン』編集部のメンバーで毎週決まったテーマに沿って書くシリーズ、
今日は、#あの会話をきっかけに というテーマで、つらつら書いていきたいと思います。
あの会話をきっかけにと言われてふとでてきたのは、
新卒で入社した会社を去る日にかけてもらった言葉でした。
言葉をかけてくれた人
その言葉をかけてくれた人は、最終面接で不敵な笑みをうかべながら私の話をきいていた面接官で(なんかそれを見て安心した)、3年目で秘書をさせてもらっていた役員でした。
私が入社した時から、人事の統括をされていて会社の色を代表するような人だなぁと遠目からみていた人。
ユーモアがあって、がはははと笑う。
仕事を一緒にさせていただいて特に感じたのは、忙殺スケジュールのなかでもメンバーを見ているぞ、というサインを送ることを大切にされていたこと。
私に限って言えば、体調が悪くてげっそりしていたとき、残業で会社に残っていると、
後ろから「おい!残業してんとはよ帰れよ!」といつもより厳しく言われました。
あのときは「怖い!機嫌悪いのか・・・」と思ったけれど、残業について言われたのはあのときだけだったので、やっぱり私の体調を気遣って言ってくれていたのかと。
そんな人に挨拶に行った
秘書を務めさせてもらったこともあり、会社を辞める日に挨拶させていただけませんかとメールをすると快諾してもらえました。
部屋へ入る前は緊張していたけれど、いざ顔をみると、緊張というより
お父さんのような感覚になって感謝があふれて涙が出ていました。
「あれから何があったんや、正直に話してみい」と言われて、
いろいろ話しました。怖い顔をしていても、話せてしまうのがこの方のすごいところです。
一通り聞いたあとに、その人から言われた言葉が4年経ったいまでも残っています。
「しんどいとき、辛いときは、もっと周りのせいにしなさい。僕なんか、常に誰かのせいにしてるで」
この言葉は、私にとって時を経るごとに良い味がでてきています。
ついつい気負いすぎる私の性格をみてかけてくれたんだと解釈しています。
そのあと、仕事を通しても仕事以外の場でも、この言葉は私の心をふっと緩めてくれる魔法の言葉です。
いや、周りのせいにしすぎることはダメですけどね。笑
仕事の鬼のような厳しさと優しさを持った人に言われたからこそ、響いたのかもしれません。
人生とは・・・
もう一つかけてもらった言葉。これも、1年1年経るごとに味わいが出てきてます。
「人生って流れる水のように、それぞれ行き着くとこに行き着く」
27歳のときにこれを言われたときは、「そうか・・そういうもんなのか・・・」と腑に落ちるまでは行けていなかったのが正直あったけれど、
少しずつ感覚で理解してきているところがあります。
【まとめ】言葉はその人の余韻とともに残る
今回、改めてその時の様子を思い出して書いてみると、
心に残っている言葉って、
どんな人に言われたかということがとても大きいと感じました。
あとは、その時に100%理解できなくても心に残るものはあるし、
それは、ふとわかるときが来るもんだということ。
これからも水の流れのようにしなやかに、時に激しく、時に澄み、時に岩にぶつかり、時に熱くなって、それを自分自身であたたかく見守りたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜!
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もう10月ですね。気づけば2021年も残りわずか!
今さら夏バテがきてる今日この頃です。秋刀魚が食べたい・・・・
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