セカンドストリートで2年以上働いた私が伝えられること 〜売りに行く人編〜
私はアルバイトとして、リユースショップであるセカンドストリートで2年以上働きました。
そんな私だから言える、これからセカンドストリートに洋服等を売りに行く人、洋服の購入を考えている人へ伝えられることを正直に書いてみようと思います。
前提として私は、洋服と服飾品(バッグやアクセサリー、靴)のみを取り扱っている店で働いていました。なので、家具やフィギア、アウトドアグッズの買取に関しては、言及できませんのご了承ください….
まずは、洋服等をを売りに行こうと考えている人へ。
結論から言うと、正直メルカリなどのフリマアプリで売った方が、
「思ったよりお金にならなかったかも…」という事態になりにくいです。
なぜそのように言えるのか、個人的に見解にはなりますが、ご参考程度にお読みいただければと思います。
セカンドストリートで販売した場合
①お客様から洋服を買い取る。
↓
②その洋服を店頭またはオンライストアで販売する。
↓
③お客様が購入する。
というような流れで、動きます。
この①のお客様から買い取る際に、販売するよりも安い値段で買い取らなければないません。そうしないとお店として、利益が出ないからです。
例えばですが、
①ZARAのジャケットをお客様から500円で買い取る
↓
②そのジャケットを店頭では、2900円で販売する
というような感じです。
メルカリで販売した場合
①メルカリに出品
↓
②購入されたので、梱包・発送
↓
③メルペイに売上金が入る
というような動きになります。
メルカリの場合、③の売上金が入る際に、メルカリへの手数料、売上金の10%と配送料が引かれます。
先ほどのZARAのジャケットを例にすると、
①1900円でZARAのジャケットを出品
↓
②購入されたので、梱包・発送
↓
③売上金(-手数料+配送料)が入る
今回の例の場合、配送料を仮に750円にした場合、
1900 - (190+750)=960
なので売上金、960円になります。
仮の価格設定ですが、セカンドストリートでは、500円で売れたものが、メルカリでは、960円で売れます。今回ZARAのジャケットを例にとった想定なので、このような値段の差が想定されますが、これが人気のスニーカーなどになってくるともっと売上金に差がつきます。
メルカリの場合は、セカンドストリートというワンクッションを挟まない、お客様同士の直接のやり取りのために、利益を出しやすいです。また、販売価格の設定を自身で行うため、納得いく取引をしやすいこともメルカリ販売の良いところです。
一方で、セカンドストリートに買い取ってもらうことにもメリットはあります。
それは、手間と時間が省けることです(これが結構大きい)。メルカリでは、自分で、出品したのち、梱包・発送して、売上金を受け取ります。この際、購入した方へ、物が届くまでに時間がかかるので、その分売上金が入るのにも時間がかかります。
セカンドストリートの場合は、
店舗に持っていく、買取価格を査定してもらう、現金を受け取る。というように、即座に現金化が可能です。査定は物量と混み具合にもよりますが、15分〜長くても1時間くらいで終わります。
この手間がかからないことと現金化の素早さがセカンドストリートで売ることの一番大きなメリットではないかと思います。
利益を最優先せず、即座に現金化したい人→セカンドストリート
時間と手間を考えても利益最優先→メルカリなどのフリマアプリ
私の結論としては、上記のようになります。
何を最優先にするかで決定していただければと思います。
少々長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。