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緑単決定戦 参加レポート

はじめに

 こんにちはばらんです。今回はイベントの参加レポートとなります。大会形式ではありますが、分類上はイベントのようなものだと思います。きっと。

イベント概要

 ウィンターさん主催の「緑単決定戦」というイベントで、全員固有色が緑だけのデッキを持ち寄って好き勝手やれ!!というコンセプトです。

 そんなイベントあったの?!と思う方もいるでしょうが、主催に招待された身内のみ参加のセミクローズドイベントなので知らなくて当然です。個人的には流行って欲しい。

 またゲーム内容が似たり寄ったりになるのをケアして、以下のカードをこのイベント限定で追加で禁止指定しています。

野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild
理由:《クウィリーオン・レインジャー》でほぼ2枚コンボ!お手軽!許したら皆入れるからつまらんよね!ちなみにこれコンボ禁止なイベントというわけでは無いです。
食物連鎖/Food Chain
理由:マリガンで見つけたら勝ち!許したら皆入れるからつまらんよね!
歩行バリスタ/Walking Ballista
理由:無限マナの吐き先全員これはつまらんよね!

対策できるかどうかとかではなく、色んな殺し方を見たいよねって方向性

 一ラウンド終えるたびに卓メンツで最も緑らしかった人最も緑らしくなかった人をそれぞれ投票し、緑らしくなかった人は緑色の飲み物を飲まされる罰ゲームが待っています。

使用統率者

 いつもの。しかしデッキの中身は普段のものと25枚以上違います。

メタゲームブレイクダウン

神河の歴史、暦記*2
ヴォリンクレックス
巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス
迷える探求者、梓
ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ
コーヴェクダル、エラダムリー
ガイアの眼、グウェナ
前駆軟泥、エーヴ
救助のけだもの、コーナ
クローサの庇護者シートン
ビヒモス呼び、ルナーディ
最深の成長、オヘル・カスレム
六番
霊園の庭師、イェドラ
巨森の予見者、ニッサ
森の轟き、ルムラ
放浪の吟遊詩人、イーサーン

(1人で複数デッキを持ち込む人がいたため、参加人数よりジェネラルが多いです)

 なんでよりによって歴記が被るんだ…

ゲーム内容

第一ラウンド

ビヒモス呼び、ルナーディ(トミーオッカーさん)
六番(ウエダさん)
巨森の予見者、ニッサ(まるまる新聞さん)

 なんやかんやあってビヒモス出して殴って勝ち。六番が開幕茶を散らしてたので青汁投票したら満場一致で六番が青汁。

 ちなみにロレンスが遠隔ショットされてたので僕が拾って青汁飲みました。

第二ラウンド


ガイアの眼、グウェナ(jinroさん)
クローサの庇護者シートン(無印さん)
コーヴェクダル、エラダムリー(カミムさん)

 なんやかんやあってビヒモス出して殴って勝ち。コジレックとかで引いてズロドックとかのエルドラージで展開してたら満場一致で青汁投票されたため青汁。
 ティタニアの僧侶は緑の波止場(グウェナとエラダムリーが置く僧侶が9マナ出し始めて泣いちゃった)。

第三ラウンド

巨森の予見者、ニッサ(まるまる新聞さん)
ヴォリンクレックス(台さん)

六番(ウエダさん)

 ニッサが爆速で頂点壊滅獣で完璧な捲りを披露し、ウギンで流すもゼンディカーの報復者などで異常な速度の復帰を果たしそのまま死。
 茶を撒き散らかした六番が青汁。

イベント結果

 MVBは台さん(圧倒的1位)で締め。(ほぼ人徳では?)

デッキ内容語り

続唱!続唱!

 今回スポットを当てたのは《虚空喰らい、ズロドック》です。

CMM発売して間もないタイミングで手に入れたような気がするけど、
まともに使ったの今回が初めてです。ほぼ1年寝かせてますね。

虚空喰らい、ズロドック {5}{C}
伝説のクリーチャー — エルドラージ
あなたがあなたの手札から唱えてマナ総量が7以上であるすべての無色の呪文は「続唱、続唱」を持つ。(あなたがそれを唱えたとき、コストがそれより低く土地でないカード1枚が追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。あなたはそれをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。それらの追放されているカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。その後、それをもう一度行う。)
7/4

 元々重量級エルドラージをどんどん手札から投げていくデッキなので常在型能力は活かしやすく、追加でMV7以上として唱えられる無色のカードを追加で何枚か入れれば安定して動かせるだろうの精神でデッキを考えました。
 《ズロドック》本体が僕の梓の構築と非常に相性いいのもいいですね。非人間なので《イコリアへの侵攻》で探せて、伝説なので《緊急時》から探せて、MV6なので《激情の共感者》で探せて、《共感者》で探せるということは《森林の怒声吠え》と《復活した精霊信者、ニッサ》で探せて、《怒声吠え》等から探せるということは《召喚士の契約》や《緑の太陽の頂点》で探せて、無色なので《ウギンの目》から探せて、《ウギンの目》から探せるということは《輪作》《森の占術》《エルフの開墾者》《ナイレアの介入》などから探せて…とありとあらゆる角度から《ズロドック》をサーチできる構成にしています。

除去を撃てるように

 また無色にカードを寄せることで除去を無理なく取れるようになり、《ウギン》や《全ては塵》のような全除去を張り切って撃てるようになりました。他にも《街並みの地ならし屋》や《ウラモグ》、純粋な緑単の全除去コンボも採用しています。

ちなみに格闘先に呪禁プロテクションを与えられてしまうと止まる。

野蛮な序列 {2}{G}{G}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、パワーが4以上であるクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから恐竜・クリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。次のあなたのターンまで、それは破壊不能を得る。

破壊不能を持った《アルティサウルス》が生まれるのでパワー1以上のクリーチャーは全滅します。

無色マナの供給

 無色のパワーカードを入れていった結果、無色シンボルを要求するカードが増えました。

1t梓できてちゃんと土地があるハンドめちゃくちゃ強かった。

 無色マナ供給カードといえば。普段の梓は拘りの方向性によりこういったマナファクトは採用しないのですが、枠確保の都合でライブラリートップから土地をプレイできるカードを減らしているのと、緑単卓の平均的な速度感が分からなかったためとりあえず採用してみました。

次元の結節点、無色edhで使おうとしてたのに緑単が最初だしこっちの方が出力高くて泣いちゃった

 無色マナが大量に出せうる土地といえば、ということでウルザトロンも試してみました。雲上の座などはタップインなのと、土地サーチを神座に寄せないと大した出力出ないので不採用です。基本《塔》と《結節点》で無色4マナ出せるので《コジレック》などの無色ダブル〜トリプルシンボルの確保が容易です。無理やり緑マナも捻出すれば(2)(G)がマナプールに加わるので、《塔》と《結節点》の2枚で2t梓が可能だったりします。
 試した結果ですがまぁ〜強かったですね。どっかしらで《クレイドル》サーチしないと緑マナ不足しがちなところが気になった程度です。

採用カードも無色寄りに

 《全塵》《ウギン》で巻き込まれないように極力無色のパーマネントカードを優先して採用しています。《世界の導管》という色を持つ《るつぼ》亜種を《常緑のビヒモス》に差し替えたり、《騒々しい送り屋》など初動枠も無色に寄せたりしました。《カノプテック・スカラベ・スウォーム》や《卑小な回収者》、《まばゆい肉掻き》など無色の生物トークンをばらまいてくれるカードも考えたのですが、見合った出力を出してくれるか分からなかったため採用を見送りました。
 また《全塵》《ウギン》をケアする理由は、こちらが撃たれる側に回ることも有り得るだろう(僕と同じこと考えてるやつは他にもいるだろう)という読みです。結果入れてる人そこまでいなかったので杞憂でしたけどね。

デッキのほぼ1/7がズロドックサポート範囲カード。

 気軽に《ズロドック》を誘発させられる現出持ちや実質ピッチスペルの《走り回る侵略》《この世界にあらず》《エデンの剣、エクスカリバー》なども採用は考えてましたが、単体での性能がちと微妙だったので見送りました。

再緑賞取れる自信は?

 エルドラージを一番うまく扱えるのは緑なんだから貰えるに決まってるだろ!勝ったなガハハ!

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