レンジャース打線、楽しみじゃね?
僕がいっちばん初めにMLBを見始めた時に好きになったのがノーラン・アレナド(STL)や、以前記事をかいたマット・チャップマン(TOR)なのですが、同じくらいに心惹かれた選手がいまして、それが前LADで現TEX所属のコーリー・シーガーなんです。
コーリー・シーガーはなんといってもカッコいい、、、
顔良しスタイル良しで最強球団ドジャースでショートのレギュラーという女性大歓喜の条件が揃ったスーパースターのシーガーに当時高校生であった僕はまんまと落とされ、あまりメジャーリーガーを知らなかった当時の僕の頭の中のメジャー選手名鑑にくっきりと名前が残りました。
当時はムーキー・ベッツすら知らなかったのですから僕は相当ショート、サードの選手が好きだったのでしょう。
そんなコーリー・シーガーが2021年シーズンの終了後にFAになり、21年シーズンに100敗を喫したTEXに移籍した、ということで自分の中でTEXへの興味が湧いてきました。
僕のTEXへの知識は未だにダルビッシュが以前所属していた、位なものでまだまだペラッペラです。
ただ21年オフにはマーカス・セミエンを獲得、22年オフには前BOSのイオバルディを、さらには球界最高峰の投手である前NYMのデグロムを獲得し積極的なチーム強化を敢行。
その熱意に魅せられてTEXに興味を持ってしまったので、今回はTEXの打者陣で気になった選手を紹介していきたいと思います。
今回のラインナップ
1.corey seager コーリー・シーガー
2.marcus semien マーカス・セミエン
3.adolis garcia アドリス・ガルシア
4.nathaniel lowe ナサニエル・ロウ
5.jonah heim ジョナ・ハイム
1.corey seager コーリー・シーガー
TEX打者陣の軸となる男、シーガー。
かつてガラスのエースと呼ばれた彼も、2022年は151試合に出場し、キャリアハイとなる33本塁打を放ち、長打力を見せた。
逆方向にもホームランを打てるパワーと、三振の少なさが特徴。
出塁能力も平均以上にあり、盗塁以外での走塁貢献もあり、上位打線としての活躍が見込める。
僕だったら2番、3番としてのプレーが見たいタイプ。
得点圏でのOPSは.886と良好も、長打は少ない印象。
走塁での期待値が高いセミエンらがランナーにいると得点に期待ができそう。
2.marcus semien マーカス・セミエン
シーガーと共にレンジャース打線を支えるスラッガー。
守備力と走力がウリの2Bで、セミエンとシーガーの二遊間コンビは非常に豪華。
僕としては二人が並んで出場しているだけでグローブライフ・フィールド(TEX本拠地)に行きたくなるスーパーなコンビです。
セミエンは足が速く、盗塁、走塁で大きく得点に貢献し、塁に出るとかなり厄介な絶対に塁に出したくないプレーヤー。
守備では広い守備範囲を誇りながら、エラーも少なく安定感も持った非常に優れたセカンドです。
その上2021年には45本塁打を放ったパワーも魅力で、22年シーズンも26本塁打を放ち長打力を見せました。
というのもセミエンは打球に角度をつけるのが上手く、効率的に打球を飛ばせているために本塁打も量産できています。
守備、走塁、そして打撃で大きく貢献するセミエンはレンジャース打線の中でも1番の怖いプレーヤーです。
3.adolis garcia アドリス・ガルシア
爆発力を秘めたパワーヒッターであるガルシア。
三振はそこそこ多いがパワーがあり、角度もしっかり付けられるので21年は31本、22年は27本とホームラン期待値の高い大砲。
それでいて実は足も早く、走塁でもセミエン級の活躍が見込め、送球の指標も高いので捕殺にも期待ができて見どころの多いプレーヤー。
成績は浮き沈みがあるものの、好調の時は爆発してくれる見ていて楽しいプレーヤー。
ガルシアのパワー溢れる打撃と快足を生かした走塁には要注目です。
4.nathaniel lowe ナサニエル・ロウ
よっしゃ!あと二人分書いてまとめ書いたらゼリー食える!!!
おっと、私情が漏れ出してしまった、、、はい。気を取り直していきましょう。
ロウは昨季、打率.302、27本塁打を達成した主力野手です。
広角に打てるのが特徴で、AL4位の安打数を積み重ねた。
打率3割を打ちながら30本近く打てるミドルヒッターぶりが僕はとても好き。
得点圏打率が.321であり、得点圏でも本塁打を放てる頼り甲斐のあるバッターで、セミエン、シーガーの後を打つバッターとして期待を持てる優秀なバッター。
守備、走塁はあまりよくないが、高アベレージを残せて勝負強いロウは見ていて面白いバッターです。
5.jonah heim ヨナ・ハイム
ハイムは打撃期待値も割とある捕手です。
ミートや出塁能力は平均よりやや良いくらいで、パワーも平均程度ながら、フライ率、ラインドライブ率が高く、打球に角度をつけられているのが特徴。
(ポップフライ率も高いので角度が付きすぎている感もあるんですけどね。)
なので、もう少しパワーが上がってくると本塁打数も20本塁打超えてくるんじゃないかと思っています。
ハイムは捕手としての能力も高く、フレーミングが上手く、捕手防御率が低いのが特徴。
22年はDRS8と守備でもしっかり活躍しました。
個人的にはハイムが上位打線では成績が良くなく、下位打線だと割といいところが好きで、下位打線でなんかいきなりホームランを打つ意外性をバンバン発揮してほしいと思っています。
こんな感じで今回はTEXの打撃陣について紹介してみました。
TEXはエンゼルスと地区が同じなだけに大谷翔平選手と対戦したり、アスレチックスの藤浪選手との対戦も見込まれるチームなので、彼らとの対戦も今シーズンの楽しみの一つです。
積極的な補強で着実にチームを強化しているレンジャース。
メジャー屈指のロースターを誇るチャンピオンチームアストロズ、21年ぶりのプレーオフ進出を果たし、さらなる躍進を目指すマリナーズ、トラウト、大谷、レンドンといったメジャー有数のトッププレーヤーを擁しながら着実な補強を重ね、プレーオフ進出を狙うエンゼルスなどが鎬を削るAL西地区で、レンジャースがどんな戦いを見せてくれるのか。
レンジャースのこれからに目が離せません。