還元剤とphの仕組み
主な還元剤
〈アルカリ〉
チオグリコール酸アンモニウムph10.4
システインph 8.3
システアミンph8.3
チオグリセリン ph 9.6
〈酸性〉
スピエラ ph 6.9
GMT Ph 7.4
膨潤→髪が膨らむ→膨らませすぎると
=破裂する
動きやすいph→PKA
酸性域でも結合を切る力が優れている
→スピエラ、GMT
還元剤の特性
髪の毛の結合
主にこれを治すとゆがみが取れ艶を出しやすい
結合が2つある
それをSS結合と水素結合 と言う
SS結合→髪をぬらしても乾かしても
クセがでる髪の様子
水素結合→髪がぬれている時はクセが
伸びて乾かしてみるとボワっとした
クセがでる髪の様子
(エイジング毛や細毛の方に多い)
髪の毛にはs1とs2(フィブリル・マトリックスの結合)という還元剤によって切れる場所切りにくい場所とがあり
そのS1、S2の内部、表面と分かれる
S1
水になじみやすい 親水性
→ファブリルを切りやすい
S2
油になじみやすい 疎水性
マトリックスを切りやすい
S1親水性
S1を切る還元剤
・チオグリコール酸 アルカリ
・システイン アルカリ
・GMT ph7.4 酸性
S2疎水性
S2に作用する還元剤
・システアミン アルカリ
・チオグリセリン アルカリ
・スピエラph6.9 酸性
S1の薬剤は親水性なので水になじみやす
浸透が早い
逆に名2は浸透するまでに少と時間がかかる
程よくS2の還元剤は浸透するまでに
時間がかかる
→程よくS1の薬とのバランスを考える
水素結合系のクセ
主に水分を飛ばす時の熱が入ってきた段階で定着しやすい
↓
S2部分の還元場所で定着しやすいので
S2多めの薬剤で
アイロン時に水抜きなどでアイロンすることによりクセが取り易い