はじめてのフィルムカメラ
ひょんなことから写ルンですを使ったことで、急にフィルムカメラを使ってみたくなり、近所の中古カメラ店でフィルムカメラを購入した。
軽量小型なジウジアーロデザイン(言いにくい)、絞り優先オートのみという簡単な操作性、わたくしと同じ歳のカメラであることからこちらを選択。
まずは初心者らしくフジカラー100のフィルムをと思ったけれど、入手できず。ISO100のフィルムで在庫があったKodak Extar100を一緒に買ってきた。
そのまま、旅のお供に連れていく。フィルムを持って飛行機に乗る際には、空港のセキュリティチェックでX線を通さずにマニュアル検査をしてもらうように頼むのが吉のようだ。が、早朝の混雑している空港内でそんな要求をする勇気もなく、カメラ屋さんでは「高感度フィルムでなければ影響は出ないよ」と聞いていたので、実験も兼ねて手荷物でCTスキャンを通した。(今回は米国内の空港3か所を利用したが、すべてAnalogic社のConneCTという機械が使われていた)
旅立ちは、朝焼けも見えない曇天の朝7時。ファインダー越しの絵がデジタルとは一味違う。
レンズはNikon EMと一緒にリリースされていたシリーズEの28mm。後々、小さいレンズなの
だから50mmも連れてくればよかったと後悔した。
ニューアークの空港に到着後、夕暮れ前にフラッグプラザへ移動。
水平取れてなかったけど、色味がフィルムらしくてイイ。
左端に白っぽく感光線(?)のようなものが入るときがある。これはX線の影響か?!と思ったが、カメラ側の整備不良っぽい。
ニュージャージー側から見ると、自由の女神は後ろ姿。しかも28mmじゃあ、ちょっとね。
撮影してから現像が上がるまでの時間が数日から1週間程度、この時間もまたフィルムカメラの味わいなのかもしれない。