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サッカー選手はあの「ヤジ」に何を思う?

こんにちは、暴露系Jリーガーです。

僕のことを詳しく知りたい方は
こちらの記事にこのアカウントの想いを
書いてるのでぜひ下のこちらの記事を
覗いてみてください。

他にもサッカー選手で発信しにくいことを
記事でいろんなジャンルで発信しているので
覗きたければ覗いてみてください。



カテゴリーは関係なくリーグは長期戦。

降格争いをしているクラブもあれば、
好調だったのに勝てなくなってしまったクラブ、
「○○戦勝ちなし」という記事が出るほど
勝てないチーム。大量失点で負けてしまったクラブ。

また天皇杯などのトーナメントであれば
一発勝負なので格下のクラブが格上の
相手に打ち勝ついわゆる”ジャイアントキリング”
という現象も起こり得ます。

そんな時はメディアも黙っては
いないので大々的に取り上げられる
ことでより批判を受けることもあります。

勝った方は最高ですが負けた方は
あり得ないほどのバッシングを浴び、
天と地の差とはこのことだと実感します笑

勝負事なのでこんなクラブが生まれるのは
ごく当たり前のことで、そんな時期を乗り越えて
昇格だったり、リーグ優勝などの大きな結果を
残せることも多くあります。

僕ももちろん、
このような状況を経験しています。

その際に生まれるのが試合後の野次。

それがあまりにもすごいとTwitterなどで
よく拡散されているのを見かけます。

「俺らは何のために応援してるんだよ!」


「金払ってスタジアムに来てんだよ!」


「サッカー辞めちまえ!」


「もっと気合い入れてくれよ!」


いろんな言葉が飛び交います。

言葉にしてくれるとそれがダイレクトに
伝わるので選手はファンやサポーターの方の
気持ちや想いは伝わっています。

でも逆に選手はその野次を受けて実際は
どう思っているのか?


たまにキャプテンが前に出て、拡声器を
使い想いをぶつけて野次を言っている方に
理解を得ようとしている光景も見かけます。

そうやってくれるとまだ伝わることは
あると思いますがそんな毎回毎回答える
訳でもないのでファン・サポーターの方は
モヤモヤすることもあるでしょう。

そんなモヤモヤをこの記事で少しでも
払拭できればと思います。

僕だけの意見という訳ではなく、選手の
反応などを見て平均的な感想をお伝えすると

選手達は

しっかり言われたことを受け止めて
チームをもう一回変えて行こうと先頭を
切って行動する選手は1割。


それに賛同して必死にもがき、
行動が変わる選手が5割。


あまり変わらない選手は2割。


そんな批判はよくあることだから
そんな深く考えすぎるなというような
言動をしている選手が1割。

多少落ち込んでいる選手が1割。

こんなものでしょうか。

僕の感覚的なものだという点は
ご容赦ください。

これを見てどう思ったかは個人差が
あるとは思いますが、人間の集まりなので
全員が全員行動に移せるという訳では
ありません。

まず行動が変わったからといって
良い方向に進んでいくかもわかりません。

しかし、こういう時だからこそ
目を向けてほしいのは

『半分以上の選手がこの状況を
どうにかして変えようとしている』こと。


これはどんなチームもそうであると
確信を持って言えます。


またそんな深く考えすぎるなと
思っていく選手も別にそのままで良いとは
全く思っていなくてベテランに多いんですが

自分たちのやってきたことを信じて
変えすぎない
というニュアンスで言っている
選手のことを指します。

このような選手もすごく大事です。

また落ち込んでいる選手というのも
この状況を変えたいからこその感情です。

となると2割ぐらい以外は
どうにかしようという感情をもって
毎日の練習に取り組んでいます。

選手達を擁護したいという訳ではなく、
これは本音の数字です。肌感ですが。

ファン・サポーターの方が人生を賭けて
応援してくださっているのは理解してる
つもりです。

でも選手達自身も人生がかかっています。

負けてもしょうがないと
思っていることの方がおかしいです。

ここからは僕の意見を述べさせてもらいます。

僕はこの上手くいかない状況の時、
どうすればいい方向へ行くのか。

それはもう一度一つになることです。
それ以外ありません。


野次はどんどんぶつけていいと思います。
それに反応して行動を変えてくれる
選手が8割以上もいるんですから。

しかし、

応援をやめる
というような言葉や表現、


そしてクラブの方向性が
間違っているという内容、


選手個人への誹謗中傷などは
やめていただきたい。


これらはクラブにとって何の改善
にも繋がりません。
むしろクラブを後退させてしまうと
僕は思います。

僕はこのような上手くいかない状況でさえ
これからのクラブの大きな力になると
思っています。

苦しい時期を乗り越えたクラブは
確実に成長します。

そして悪い時に僕が意識していることが

良い部分をとにかく見つけるということ。
方向性をぶらさずクラブを、そして
自分自身を信じてあげること。


これは皆さんにも参考にして
欲しいなと思います。

悪い時は確実に悪い部分がたくさん
出てきます。良いか悪いかわからない
部分も悪く見えてきます。

そうなるとよりネガティブな集団になり
良い方向への軌道修正に時間がかかります。

調子の良いクラブは逆です。
ポジティブなところばかり見えるから
そういう時こそ課題から逃げずに
取り組んでいくのです。

この論理はものすごく重要です。
これを理解しているクラブはなかなか
ぶれない。

有名どころで言えば
鹿島アントラーズが常に上位に
居続けているのは

ジーコスピリットがクラブ全体で
共通認識としてあるから。


時には感情的になることも大事ですが
変わらずやり続けるということもとても
重要です。

そんな原動力になる野次を愛するクラブに
どんどん飛ばして欲しいなと思います。

その愛が一番選手にダイレクトに伝わります。

僕はクラブをとても愛している集団が
フロントであり、選手であり、ファン
サポーターであると思っています。

その集団が思うような結果が出ていない
だけで不本意に自分たちを苦しめるような
状況を作り出してしまっていることだけは
避けて欲しいなと思います。

僕自身も選手として人生を賭けて
応援してくれているということを
もう一度再確認して1試合1試合を大切に
プレーで表現していこうと思います。



Thanks so much for reading

今回も読んでいただき
ありがとうございました。

まだまだプロサッカー選手がより認知され
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プロサッカー選手を夢見てくれるように、
そしてサッカー選手自身の行動するきっかけに
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