2023/7/9 足立論 投票してね
今日は7時に起きて、二度寝したら12時を過ぎていた。
今日はとにかくウーバーをやる日だ。残り18件をやらなければいけない。だいたい1時間に3件くらいをこなすので、おおよそ6時間かかるわけだ。
となれば、なるべく早めに出発しなければ、帰宅も遅くなる。だらだらとしぶしぶと支度して14時ころに出発した。
今日はもうなんといっても暑い。バイクで風を切っていても暑い。
お届け先に到着して、バイクを降りてマンションに向かう。ここが最高に暑い。
今日のワーストお届け先は、エレベーターの無い5階建ての5階というのがあった。これはもう皆さんも頭の中で想像してみてほしい。想像するだけで汗が噴き出るだろう。西日が差し込み、蒸し風呂になっている階段を昇る。あぁ、いやだいやだ。
別の建物ではエレベーターで12階まで上がった。エレベーターを降りてすぐのお部屋の配達であったので、ささっとエレベーターに戻る。いや、戻ろうとしたところでエレベーターのボタン上の液晶画面が「↓」の表示になる。ああああああああ。やられた。
次の配達に向かうため、走って階段を下った。ここのエレベーターはやたら動きが遅く、各フロアに着くたびにエレベーターの液晶画面をチェックしていたのだが、私が1階についた時点でエレベーターはまだ目的のフロアに着いていなかった。
はっきりと書いてしまうが、次のお店はマクドナルドだった。マクドナルドはお店からお届け先までが近いため、件数をこなしたい場合はありがたい。
スマホに表示されてすぐに、担当する旨の画面タップをする。そこで気づいた。失敗した。スカイツリーマクドナルドだった。
東側の東京で配達をやっている人がもっとも警戒する建物、それはスカイツリーだ。スカイツリーの中のお店がウーバーの注文を受け付けているのだが、駐輪場がない。駐輪場がないため、こっそりと建物の陰に停める。
急いで店に向かうのだが、スカイツリーは年がら年中人であふれかえっており、なかなかお店に到着できない。エレベーターでぐるぐるとフロアを昇った先のフードコート的な店での受け取り。これは地獄である。
スカイツリーマクドナルドはさらにやばい立地である。
階段で四階に上がらなければいけないのだ。エレベーターもあるのだが、日曜日のスカイツリーで2機しかないエレベーターを待つのは効率が悪すぎる。
私はもう怒りに任せて、4階まで腕を強く振り、ももを上げて階段をダッシュした。このあたりの高校球児はここで階段ダッシュをしたら強くなるんじゃないかと思った。
もうここまでくると、暑いなどと気にしている段階ではなくなった。もう極限まで体をいためつけてガリガリになってやろう。そんな気持ちになってきた。川に一回落ちたんか?と聞かれるほど汗まみれだ。しんどいぜ。
ここからは、ひたすらに運びまくった。運んで運んでを繰り返していくと気づけば私は足立区にいた。足立区の中でも、西新井や江北のあたりという足立区の中でもディープというか、住宅地というか何もないところにやってきた。
このあたりに来ると、だんだん日が沈み始めた。夕焼けのなか、子供たちが走りまわっている。公園には子供は全然いないのに、道路には子供が走り回っている。なんとも下町だなと思った。
足立区の中でもこの辺りは、高いビルディングも少なく、田舎に帰省してきたような錯覚におちいる。
庭でバーベキューをしている家の多さが尋常じゃなかった。足立はもうでっかいキャンプ場なのである。
都心でBBQをしようものなら、すぐに通報され警察と消防がやってくる。
足立区は東京ではもっとも荒れ果てた地だと言われている。足立区と少しずつ関わることが増えてきて思うのは、みんながのびのびと自由に過ごせる場所なのではないかということだ。
港区、文京区で自由気ままに暮らすのは難しい。上流社会の人々がお互いを監視しあいながら生活している。
しかし、足立区はどうだ。子供だろうが、大人だろうが、犯罪者であろうが、やりたいことをやりたいようにできる。それが足立区なんじゃあないかと思った。
19時ころになんとか50/50を達成した。夕日を眺めながら飲んだコーヒーとタバコの味が心にしみわたった。あー楽しかった。
今日面白いと思ったことは「ウーバーは辛いことと達成感が癖になる」
~告知~
Twitterでも告知させていただきましたが、現在「球-1グランプリ」という賞レースに参加しています。無事、一次選考を通り抜けて、お客様投票ステージに入りました。
爆弾世紀末と言えば、そう!おもしろい漫才をやっているのにお客様から人気が無さすぎて評価されないでおなじみでございます。
お笑い芸人は面白いだけでは売れないのだなと落ち込む日々です。
こちらで各出場者をチェックできます☺
そして、こちら↓
で、投票ができます。面白いと思った3組を選んで投票となります!ぜひご投票をお願いいたします!
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