2024/08/31 Sayonara 夏の日

31日は夏の最後の日です。これからも暑い日は続くだろうけども。9月のカレンダーのイラストは満月が浮かんだ空に、ススキが揺れて、縁側にだんごがピラミッド型に積まれたものになる。秋である。
私が子供のころは、家庭用のパソコンというのが盛り上がり始める初期だった。メカ的なものが好きな父は割と早い段階でパソコンを家に招き入れた。当時はまだWordやExcelといったいわゆるOfficeソフトも社会に浸透しておらず、我が家のパソコンは「一太郎」というワープロソフトが入っていた。
日本のソフトメーカーが弱いと言われるが、一太郎も十分な役割を果たしていた。簡単に文書ファイルを作ることができたし、日本独自の年賀状も簡単に作れたし、家族写真を入れたカレンダーも作ることができた。今思えば、十分な仕事をしていた。どこでOfficeに負けたのかと言えば、やっぱり宣伝力でしょうね。今はパソコンを買えば最初からOfficeは一通り入っている。

日本のソフトメーカーを応援したい私は、Officeもいらないと判断した。ちょっとパソコンが得意な人ならご存じだろうが「OpenOffice」という無料でインストール・利用できるものを使っている。WordやExcel、PowerPoint(っぽいもの)を自由自在に使える。
このソフトがどこの国で作られているのかはよく知らないが、Officeには金はやらんぞという強い意志を持って取り組んでいる。今使っているパソコンもパナソニックのLet‘s noteである。頑張れニッポン。

ここまでは日記ではありません。9月になって思うことを書きました。
今日は浅草東洋館で行われる、東洋館スペシャル寄席に出る。

11:30からお当番をしながら10分の出番をいただいている。
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↑余りにもひどいことを書いたので消しました。↑知りたい人は会って話しましょう。

11:30に東洋館にやってくる。すでに東洋館の入り口にはたくさんのお客さんが並んでいた。すごい。こんなに人が入るものなんだなあ。開演前には既に満席であった。へえ。すげえや。

楽屋にはすでに、本日の一日支配人を務める おせつときょうたさんとタブレット純さんがいらした。
おせつときょうたさんとは漫才大行進でよくお会いするから、お気軽である。
タブレット純さんは私は東京に来てから、個人的にそして一方的に好意を寄せているから興奮した。TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」という番組で、なぜかジングルを歌っているのがタブレット純さんだ。なんだか不思議な魅力にあふれている感じがとても好きである。
「プレ金ナイトのジングルを毎回聞いています」という何でもないことを御話ししたところ、なんだこいつはという雰囲気もだしながら優しくお話してくださった。やっぱり素敵な方である。袖で待機しているときにタブレット純さんから「TBS系のラジオが好きですか?」と話しかけてくださった。確かに私はTBSラジオが大好きである。
「森本毅郎のモノマネをやっているんですよ。こうやって、『森本毅朗です(野太い声で)』」と見せてくださった。興奮した。でも私は言ってしまった「うわすごい似てますね。でも誰もわからないでしょ!」と。タブレット純さんは「フフフ」といったきりだった。失礼しました。

今日は素敵な香盤である。私の子供のころに見て来たスターが目白押し。
中でも、長洲小力さんは私が小学生の時にドンピシャである。うわあ!長洲小力さんだ!と興奮した。
小学生4,5年生くらいの時だったろうか、家族旅行か何かに行っていた時のことだ。広島の大きなイベントである「フラワーフェスティバル」に長洲小力さんがいらっしゃるという情報が私のもとに入った。当時はインターネットを常にみられるような環境で無かったから、新聞広告かテレビCMか何かで知ったのだろう。
長洲小力が見たい!と家族にだだをこねまくった。確か、何かの予定を前出ししてフラワーフェスティバルの行われる広島の中心地まで行った。

とんでもない数の人混みの中、ステージの時間くらいになった。そこでアナウンスが入る「長洲小力さんは新幹線の遅延による影響で、数時間後、もしくは中止となります」といったことだったと思う。それによって、見れなかったんじゃないかな。そんな辛い思い出がある。
それが今日、目の前で長洲小力さんの漫談から長州力ネタ、そしてパラパラが見られた。うわあ嬉しいなあ。
20年以上の時を経て、私は夢を叶えた。そして長洲小力さんはやっぱり面白い。お笑いを仕事にして数年たつ私はお笑いをなぜ面白いのか分解して捉えようとしてしまう。分解しきれない面白さがあった。
特に好きなのが、パラパラを踊って、いわゆるメインの部分の「ナイトオブファイアー」のあとに「ははははこれ楽しい~はははは」の部分が最高である。袖にいてぎゃははと笑ってしまった。いろんな要素が複合的に合わさって「これ楽しい」の言葉の不思議な魅力がある。

思い出話をたくさんしていたら2000文字を超えてしまったから、終わろうかしら。いろいろとあれなこともありましたが、今日くらいは明るい日記で終わりましょうか。最近、暗いことが多くてまいっているから。

17時すぎに帰宅して、ウーバーをやらないとなと思っていたが、ここのところ働きすぎているのか、変な頭痛がずっとしている。
うぐいす餅の山田さん、高円寺Kさん、かんでぃ中野さんが田川くんを誘ってお酒を飲みにいってくださったようだ。ありがとうございます。皆さまのような優しい人生の先輩を見習って彼には成長していただきたい。おもしろければそれが一番だけども、まずは人間としての基礎を固めることが善く生きるということにつながる。それこそ彼は将来は結婚をして子供が欲しい、と言っている。それならば子供の手本になるような大人にならなければいけない。
「親ガチャ失敗」なんて言われたら悲しいからね。

またちょっと暗くなった?終わり。明日からは9月です。もう年末です。

今日面白いと思ったことは「長洲小力さんの思い出はこの日まで忘れていた。忘れているだけでまだまだ無限にエピソードがあるんだろうな。」

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。