2023/5/29 前半暗いが、後半は良いこと言ってるよ。

今日は9:30頃に起きた。
いあー、早起きである。今日は一日雨の予報だ。雨の予報の日にウーバードライバーが思うことは雨ボーナス(通称:雨クエスト)が発生して稼ぎ時だなということだ。
今日もしっかり雨ボーナスが発生していた。でも眠たいなあ。本格的に眠たいなあ。実は昨日のウーバーでも途中で眠たくなってしまって危険だなと思っていた。これは今日はひとまず昼の雨ボーナス回収は良くないと判断して眠ることにした。

ひとまず寝ようと思った。体は疲れているが寝付けないので日記を書いてカレーを食べることにした。すると12時すぎに眠気が来たので横になる。
起きると14時過ぎだった。
おおいい感じに寝たじゃないか。17:30から雨ボーナスの夜の部が始まるからそれまでに支度しようと思う。
昼寝したらちょっとお腹がすいていたので、夜に備えてカレーを食べた。本日二度目だ。

カレーを食べると無性に横になりたくなった。あ、これはやばい奴だとYoutubeを流しっぱなしにして横になった。だんだん眠たくなってきた。

横になったままいろいろ考える。ここで寝てしまうと、今日は稼ぎが0か。ウーバーやらないとな。
ああ、なんでこんなにだらついてしまうのか。私の生きる価値はないな。
そういえば、こんな感覚は大学生の時もあったな。あの時も自分には生きる価値がないと思いながら、ただ死ぬ勇気もなく時間だけ過ぎていったな。これはいまこそその時なのかなと嫌な気持ちが沸き上がった。
これはまずいな。またあの頃に戻ってしまうのかと恐怖を感じながら眠りについた。

結局寝るんかい!

目が覚めると19時前だ。ああ、これはまたやってしまったと落ち込んだ。
目が覚めると、眠りすぎとカレーの食べ過ぎで胃もたれしていた。おいおいと、体もおじいやないかとさらに落ち込んだ。
でも、自分はおじいじゃないぞと自分と戦おうとも思った。よし。
家にいるだけじゃまた気持ちが落ち込むなと思った。そういえばタバコが昼寝前に尽きていた。買い物ついでにちょっとウォーキングをしよう。

近所のコンビニでタバコを買った。このまま帰ってはあまりにも何もしてなさすぎる。そこでもうちょっと歩いたところの酒屋さんにある喫煙所でタバコを吸おう。そうすれば、多少は歩いたことになる。

喫煙所でタバコを一本吸った。さあて、思い切って銭湯でも行こうかな。気分も晴れるかなと思った。しかし、タバコを買うにはスマホ決済ができるので財布を持ってきていなかった。スマホしかない。ああ、銭湯もだめじゃ。

家に向かって歩き始める。このまま帰って飲酒して寝るか。
あ、そういえば先日ホームセンターでバイクのエンジンオイルを買ったんだった。オイル交換の時期だな。大雨ではあるけども今日はウーバーをやらないと決めている。今日やるか。家に戻って、エンジンオイルと工具、オイル捨てる用のパック、潤滑油556をもって外に出る。
大雨だ。どんどん体は濡れていく。でも今日やらないと明日はもっとしんどいな。オイル交換をやった。全身びしょ濡れ。マスクも呼吸が苦しいほど濡れていた。

このオイル交換、バイクショップでもやってくれるのだが、人とかかわるのが面倒なので私は自分でやることにしている。もしやってほしい人がいたら相談してください。やりますよ。

オイル交換も済ませたが、雨で濡れ、オイルまみれだ。風呂に入ることにする。何もしていないのに風呂に入ることの背徳感よ。

風呂を出たところで何か料理でもしよう。でも無音の中の料理は気が滅入るので何か聞きながらやろうと思った。
Twitterを開くと金谷ヒデユキさんがラジオを更新していた。聞いてみる。
過去の聞けていなかった回も聞いてみる。島原の乱で大ブレイクした、天草四郎についての特集番組を見た感想、ご自身の見立てを話していた。これは良い回だった。やはり人の見立てと言うのは面白い。
漫才もつまるところ見立ての面白さじゃないかなと私は思っている。何かを何かに見立てる。なぜそう考えたのかという話がおもしろい。すべての演芸というのは見立て芸の要素も面白さの一つではないかと思った。

江戸長屋の人間のやり取りを面白おかしく、時には涙を誘いながら語る落語を現代人が聞いても面白いのはなぜだろうか。それはなんだか共感できる、現代を生きる誰もが感じる日々の悲喜こもごもを江戸の人で見立て、別の角度で表現するからだと思う。

こんな私の見立ての見立ては置いておこう。金谷さんのラジオに話を戻す。
天草四郎の話の中で、四郎の起こしてきた奇跡は海外輸入のマジック説というのを話していた。海外商人とかかわるうちに海外の最先端のマジック技術を学んだ四郎はそれを人々に見せることで奇跡を起こす人と認知され、カリスマとなっていったという話だ。
私はこの話を聞きながら、マジック説意外に尾ひれはひれ説が思い浮かんだ。というのも、圧倒的なカリスマと言うのは伝説がたくさんついて回るものだ。
例えば、松井秀喜氏の子供時代、尋常じゃないパワーを持っていたことで、軟式ボールを打つ時にボールが真っ二つに割れてしまい、前にボールが飛ばなかった、というものがある。これっていい具合の伝説だと思う。
松井秀喜くらいの超人的な打者であればボールを破壊してしまい野球にならなかったというのもなんだか信じられる。

小規模なところで言えば、地元の喧嘩最強と言われるヤンキー少年はヤから始まる自由業の方と喧嘩して勝利し、スカウトされたとかは全国各地にあるだろう。

さらに小さな規模で言えば、私の祖父(もう死んだ)は若いころ血の気が多いことで知られており、かつて暴れ力もち団体の若頭と喧嘩して日本刀で刺してしまったという噂があった。これは本当らしい。くわばらくわばら。

こんな感じで、カリスマ性のある人と言うのは根も葉もないかもしれない、でも信じられるくらいの伝説がついて回る。
ちなみに明らかに根も葉もない伝説と言い切れるものの中に、ジャイアント馬場さんは飛行機に乗るときは、ジャンボジェットの両翼に腕をハメて乗るというものがある。これは絶対に嘘である。

では、天草四郎となるとどうだろう。現代の教科書でも名前を残すほどの大者だ。
まだ科学の発展していない昔に、天草四郎ってやつがこんなことをしたらこんなことになったと噂が流れてくれば信じてしまわないだろうか。
私は、金谷さんがテレビで見て語っていた、マジック説に加えて、カリスマ性による根も葉もない噂説もあるのではないかと考えた。

だからなんだよって話だ。

私がここまで本気で金谷さんのラジオを聞き行ってしまったのはなぜか。根本には金谷さんの人間としての魅力にあると思う。
私は金谷さんの人間らしさが好きでこっそりウォッチしている。いつもニコニコと笑っているが、その顔に刻まれたシワと目の奥には憂いを湛えている。こういったことを言うのは先輩の芸の邪魔をすることにもなるかもしれない。しかし僭越ながら称えたい気持ちになったのでそのまま書くことにする。
金谷さんはかっこいい顔をしている。あの顔からは何か優しさと悲しさどちらも感じることができる。良い人生を生きてきた人は本当にいい顔をしているなと金谷さんを見て思うのである。

私が30年近く生きてきて学び、確からしいと思うことの一つに素晴らしい人生を送っている人はかっこいい顔になっていくということだ。

若いころはブサイクと言われていた人も、年を重ねて経験を積むといい顔になっていき、ジャニーズとはまた違ったかっこいい顔になっていく。
もちろん、ジャニーズのイケメンたちが分厚い人生を送っていくと絶対に到達できないほどかっこいい顔になっていくのは言うまでもない。そうしたら我々ブサメン軍に勝ち目がないので、ジャニーズの皆さんにはペラペラの人生を送ってもらいたい。

私は女性を好きになる、いわゆるノーマルな男性であるが、かっこよくて好きになる顔というものがある。
ジャニーズの顔はかっこいいとは思うが好きだとは思えない。
一方、年齢を重ねた北野武さんや毒蝮三太夫さん、東京二師匠はいい顔をしているな、かっこいい顔だ好きだなと思ってしまう。
金谷さんもいずれ、京二師匠同様、もっと今以上に魅力的で良い顔になっていくのだろうなと思った。

そんなことを考えながら、今日はツナ缶とキャベツ、チンゲン菜のマヨネーズ炒めを作った。
それを食べながら、街中華で飲ろうぜを見ながら飲酒した。

今日は以前住んでいた、椎名町特集と聞いて楽しみにしていたのだが、土地勘のある私からすると、椎名町ではなく目白、下落合あたりであった。
ちょっとがっくし。私は見ながら文句をぶつぶつと言っていた。

今日面白いと思ったことは「テレビを見ながら文句を言ってるやつはもれなくブサイクである」

~告知~
本日、Twitterなどで告知を始めました。5/26も行われた、漫才協会若手のネタ磨きの会が6/20にも行われます。
予定通りに行けば、各組2本ずつネタを披露します。
あの、漫才新人大賞を受賞し、未来があることを証明したミーナも参戦で、より盛り上がっていくことかと思います。
ぜひ見に来たいよと言う方があれば、コメント欄でも各種DM、LINEなんでもいいのでご連絡いただければと思います!よろしくお願いします。

明るく、元気よく。


私以外はみんな健康です。

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。