2024/07/19 世界をまるっと見る

書いているのは22日の1時。明日も明後日も朝が早い。巻いて行こう。
日付の乖離はちょっとずつ詰まってきた。いいかんじやんな。頑張っていこう。いってばっかりだな。

19日はまずは漫才大行進だ。9時過ぎに一度目が覚めた。まだ眠たい。出番までに一度ウーバーをやっておこうと思って起きたが、まだ眠たいからやめておいた。私もまた一人の人間なのだ。めんどうなときはめんどうですよ。

漫才大行進へ向かう。今月最後の出番であるから、気張っていこう。
12:40からのお出番を頂戴したので、12:10ころに東洋館に着く。やたらめったら暑いったらありゃしない。ランフィッシュさん、我々、パラダイムシフトさん、もりあきのりさん、一風・千風さん、結城たかしさん。通好みなラインナップである。東映フライヤーズのスタメンのようである。4番に移籍前の張本が座っている。もりあきのりさんは漫才協会の張本勲氏のようだ。よく知らないけども。

ということで、順調に漫才をおこなった。これにて今月の漫才大行進は終わりである。また来月に向けて頑張っていこう。
今日の楽屋では、一風・千風さんとお話をした。以前ここにも書いたが、一風さんは私の住まいの二つ隣くらいの集合住宅に住んでいる。めちゃんこ近いが見かけたことは無い。お気軽に子供を預けてもらっていいのに。夫婦水入らずの時間が欲しくなったらご連絡ください。
その件を一風さんに伝えたが、ほんとに嫌そうな顔をしていた。なぜだろう。こんなに地球環境、子供たちの未来を思い、宇宙船地球号のパイロットという自覚を持っている人が二つ隣のアパートに住んでいたら、こんなに心強いものはない。変である。違和感である。

あと、相変わらず千風さんはこちらの日記を毎日読んでくださっているようだ。立派だ。継続は力なりというけども、これを毎日読んで得られるものは、私がどこで何を食べて、いつ眠っていつ起きたかくらいのもんである。新書の一冊でも読んだ方がよほど実りがあろうに。
と、こんなエスプリの効いた言い回しを読めるんなら、毎日読んでしまうのも仕方がないことだ。僕はなんて罪なやつなんだろう。

では東洋館を後にして、帰宅してからウーバーをやろうとする。しかし注文がぜんぜん来なかった。来ることは来たが、あまりにも割に合わない注文がちょんちょんちょんという感じだった。や~めた。
18時からのバイトに備えることにする。風呂に入って、30分の仮眠をとる。
バイトへGO。今日のバイトはとてもちょうど良かった。忙しすぎず、暇すぎず。いい塩梅とはこのことをいうのだな。
帰りに一件だけウーバーをやって帰宅した。

帰宅してからは、日記を書いたりちょっとした事務作業的なことをしながら映画を見た。今日は「ジュマンジ」だ。
ジュマンジ。超有名作品だが、最後に見たのは20年以上前の金曜ロードショーだったか。見たような気がするが、一切 記憶に無い。

「世界丸見え!テレビ特捜部」という超長寿番組がある。私はこの番組が好きだった。当時は私の地元、広島だけかもしれないがこの番組の前に「犬夜叉」「名探偵コナン」「金田一少年の事件簿」などなどをやっていた気がする。その流れでそのまま見ていた。たけしさんが変な格好で暴れるオープニングは今思えばとても贅沢なお金の使い方だったなあ。今もされてるのか。
で、なぜこの話を突然したのかと言うと、この「世界丸見え」で映画撮影の裏話みたいな特集が印象に残っているという話しがしたかったからだ。
その特集で「絨毯が底なし沼のようになって、男性がおぼれてしまう」シーンの撮影の仕方をやっていた。そのシーンの撮影の仕方が「着色したお粥を使った」というものだった。
子供ながらにその特集を見て「もったいない」「お粥を体に浴びるって気持ち悪い」と思った。食べ物を体に塗るのって、うんちを体に塗るような、想像しただけで身の毛がよだつ感覚がある。それで、その撮影の仕方をしたのが「ジュマンジ」であると私はずっと脳にインプットしていた。

結論から言うと、ジュマンジではなかった。ええ!と思った。20~25年くらい前からずっと勘違いしていた。なぜそう思ってしまったのか不思議である。ネットで調べれば、この撮影方法は「ダンジョン&ドラゴン」という映画なんだそう。個人のXでの投稿で見つけただけなので、間違っている可能性もある。

そんな中、見たことがあるような無いようなジュマンジを見てみた。普通に面白かった。普通に面白いというところがミソである。
人が直接的に死んでしまうようなシーンもない。動物が暴れまわる。猿は人間のようなコミカルな動きで普通に笑ってしまった。何も得るものはなかったが面白い。これはすごいことである。

またエンディングがクリスマスパーティのシーンであった。なるほど、これはいわゆるクリスマス映画である。クリスマスに見るために作られた、子供が主なターゲットの映画なのだ。アメリカ本国で公開されたのが1995年の12月15日だ。分かりやすいクリスマス映画。日本での公開は1996年の3月20日。クリスマスは程遠いが、子供たちは宿題が無い天国の休暇、春休みである。子供向けだなあ。

ではお粥の話をする。映画の最後に、確かに床が底なし沼のようになって、男性が床にめり込んでいくシーンがあった。これを私はあの世界丸見えでやっていたやつだ、と思い込んでしまったのだろう。
ここで不思議なのは先ほども述べた通りで、私はジュマンジの内容を一切おぼえていなかった。新作を見るような気持ちで見ることができた。
それなのに確かに類似したシーンがあった。深層心理にジュマンジがいたのだ。うわあこれすごく面白い現象だなあ。うんうん。今日はこれだけで十分だ。
ジュマンジについてもう一点述べるなら、巨大なクモが襲ってくるシーンがある。
私の記憶の中のジュマンジでは、部屋の中にクモがたくさん出て、子供たちが「きゃ~」と外に逃げる。カメラは部屋の中から、子供たちが外に逃げていく姿を撮っている。子供たちが逃げていくのは月が輝く夜の森のようなところである。カメラはそのまま遠ざかっていく子供を映したまま、ドアがぎぃ~と閉まっていく。閉まったドアの裏側には小さな黒いクモがびっしりで気持ちわりい~。というシーンが、ジュマンジにあったと記憶していた。しかし、見てみるとなかった。ええ!私は何の映画をジュマンジと勘違いしたのだろう。分かる方がいればご連絡ください。
ん、それっぽいのは検索でひっかかった。でも、これなのかしら。うーん。

また長くなったからこれくらいで。またお会いしましょう。

今日面白いと思ったことは「記憶の改変が発生していた。記憶っておもしろいなあ。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。