2023/12/24 ずっと座ってお尻が痛い

今日は10時過ぎに起きた。昨日と比べればかなり体調は上向きである。
やはり、連日の浴びるような酒が良くなかったのだ。体に悪いものほどおいしい。
なにかの都合で半日以上たばこが吸えない日も、気分はいらいらしているが心なしか体が軽いような感覚になる。
お酒も数日のまなければ体は軽くなるし、お酒以外での高揚感の得かたも分かるのだが、いざ目の前にあるとやってしまうんだな。私は意志が弱い人間である。自覚がある。
いや、意志が弱いというか別にこのままでいいやとどこかで思っているのだ。結局はそこの価値観である。

ある、遅刻をよくやってしまう友達を見れば分かる。これはやってはいけないという基準がどこに引かれているか、個々の事案にどれくらいの罪の意識を持つかの話であって、自分の意思ってそこまで関係ないと私は思っている。
別に遅刻をしても自分は損していないのだから、直す必要がない、と思っていれば遅刻はずっとしてしまうものだ。

だから私は、遅刻は自分の価値を下げるし人に迷惑をかけるからやってはいけないと思っている一方で、どこかで私が早めにこの世を退散したところで大して迷惑をかけないと考えているから、酒もたばこも好きで、やりたいときにやってしまう、これは個人の価値観の問題だ。そのうち改められればと思う。
だいたいタバコをやめるときは子供が生まれたとかそういう機会であろう。なかなかないもんだ。

この話はいったん置いておこう。また今度。

起きてから、とにかくウーバーをやらなければいけないという気持ちになる。昨日は6件。残すところ24件だ。なかなか多い。
支度をして11:30頃に出発する。今日はクリスマスイブだ、みんながご飯を待っている。
まあ、なんとも注文が多かった。何と言っても寿司、フライドチキンの注文の多いことよ。フライドチキンはギリギリわかる。あれである、海の向こうではクリスマスにターキーを食べると聞いたことがある。日本にはターキーを食べられる店が少ない。となれば、まあフライドチキンになろう。
ただ、寿司はよくわからない。ここが日本人のおかしみである。なんとなくハレの日は寿司なのだ。子供のころ、私は寿司が大の好物であった。大人になると貧乏で食べられなくなった。鶏肉は相変わらず安いので今でもバクバクと年間3万tほど消費させていただいている。

今日はフライドチキンを扱っている店であればどこでも大盛況だった。ケンタッキーの注文も運んだ。店先にスタッフが数人立っており、待ちゆく人々へ声掛けをしていた。お客様の整列用のカラーコーンまで出動。店内ではキッチン狭しと普段の数倍のスタッフがぎちぎちになりながらチキンを揚げては箱に詰めていた。人が多すぎてむしろ効率が悪そうにも見えた。

モスバーガーもモスチキンの販売に躍起になっている。KFCほどではないが店先に人が立っている。一部のセブンイレブンもチキンの販売とケーキの販売をしていた。いやあ、景気が良いことでござんすな。

ちょうど半分の12件を終えたところで、すこし注文が来なくなったので、いったん休憩。セブンイレブンで菓子パンでも買おうかと思ったが、どれも高い。本当に値上げ値上げである。まいったまいった。

もうひと運び頑張ろうと出発する。少し東京の盛り場を通る機会が増えた。
錦糸町→銀座と走り回った。錦糸町の人のごった返し方はひどかった。百貨店前に路上駐車、クリスマスの買い物客の多さ、そして場外馬券場に向かうおじさまの波。なんなんだとイラついてしまった。
銀座もどえらいことになっていた。東京のブランドショップ、百貨店の中心地。みんな買い物に行くのに路上駐車しているのだ。クリスマスに浮かれている人々なもんだから、車の陰から人は飛び出すし、後ろからバイクが近づいているのにドアを開けてしまう者。あまりにも怖すぎていったん上野、浅草あたりに戻った。こっちのほうが幾分かマシである。
その後、なんとか20時くらいに帰ってきてM-1を見た。録画もしている。

今日のウーバーの楽しい配達の話を一つしよう。以前も話したが、ウーバーはいまや飲食店だけでなくコンビニやドラッグストアも運んでいる。
今日はドラッグストアから少し高級めなマンションへの配達があった。クリスマスにドラッグストアうーん。これは避妊具を買っているのではないかと思い、注文内容を見る。確かに避妊具であった。加えて良い感じの入浴剤もご注文だった。あららら。
なんだかつまんない奴だなあと思った。クリスマスはスケベ用のホテルは満室、避妊具の売り上げも年間一位という噂を聞いたことがある。
いわば、みんなが性行為をする日に自分もしようなんてなんてつまらないことをしているんだ。
みんながおせちを食べる時期に秀樹がカレーをすすめたからこそ印象に残っているのだ。世間をフリにして、行動でオチをつける。これが真のお笑い侍ではないか。

それもまた女性の名前でご注文が入っていた。避妊は基本的に男性が責任を持つべきことである。それを女性に任せるなんてなんとつまらない、侍になることはできない男と付き合っているのだな。やれやれと思った。
しかし一方で、アダルトビデオなんかであるような、持て余した寂しさを感じている女性がこれらを注文したうえで、誘われてしまうのではないかという考えも浮かんできた。ここまであからさまな時期にあからさまな注文だ。その可能性もゼロとは言い切れない。

高級住宅地のマンションへお届けにあがった。インターホンを鳴らすが、特に返事もないままオートロックが開く。いよいよこれは可能性があるのではないかとエレベーターを上がる。
部屋のインターホンをならすと、ほどなくして普通のおじさまが受け取った。どんがらがっしゃーん!なんやねん!

女性の名前での注文であるから、女性が受け取りにでるかと思っていたが違った。クリスマスに避妊具を注文する、注文させるような男であれば髪はツンツン金髪、革ジャン皮パンツにシルバーアクセサリーじゃりじゃりの派手な男でなければいけない。
普通のおじさま。太っても痩せてもいない、黒髪、普通のおじさまであった。うーん。拍子抜けしてしまった。
以上。

皆さま、25日が本物のクリスマスです。お楽しみください。

今日面白いと思ったことは「今年もあと一週間だ。なんとか税金地獄から抜け出せそうだ。最後まで頑張ろう。」

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。