2023/5/7 下町のプレスリー

今日は9時に起きた。

今日1日、皆さんにお伝えできるほどのことは何もなかった。今日の日記は500文字くらいで終わるかもしれない。

1日中ウーバーで駆け抜けた。ハイパー金欠が訪れている中、それを乗り越えるにはウーバーしかないからだ。
運よく日曜日に大雨が降ったことで、雨ボーナスも発生し、どうぞ好きなだけ稼いでください!という状況になった。

10:30~15:00まで走り回る。もうとにかくお金がないので、私はお金のために鬼になるぞという心持ちで挑んだ。多少遠くにお届けでも、金額が高いなら受け付けてやるぞこんちくしょうとやっていくと気付くと新小岩にいた。新小岩は噂によると千葉県らしい。実質千葉まで行っていたのだ。

お金稼ぎの鬼になっているところで、漫才56号の堀江さんから連絡が入る。電話をしたいとのことだった。ウーバーが終わり次第電話をするということで話が付いた。
堀江さんからはLINEのトークで「じゃあ、15時ころまでに折り返しを」とメッセージが来た。
私は「かしこまり。夏木マリ。」と返した。ちょうど昨日、ライブでじぐざぐさんのネタを見て、ポッドキャストでじぐざぐさんの話を聞いた後だったということもあった。
すると堀江さんは12:36に「よろしく32」と返事が来た。
返事が来たのは気づいていたが、私はウーバーのピーク帯で既読をつけて返事をするというのが難しい状態であった。これは「よろしく」のしくを4×9ととらえて、本来は「よろしく36」とすべきところを、一捻りして32と書いてしまう。そういうボケなのだなと思ってはいたが、今はそこを拾える状態ではない。
そのまま返事をしないでいると、13:59に「36だったな」と追加メッセージが来ていた。

堀江さんはボケてはいなかった。単純に4×9を32と間違えたのだ。いや、もし間違えておらずボケていたとして、それを約90分後に訂正する。これは心がふわっとした。
堀江さんには恥をかかせてしまったな。申し訳ないことをしてしまった。「よろしく32」と来た瞬間に、「いや36やろがい!小学3年生以下の算数力!」と返してあげれば堀江さんに恥をかかせなくて済んだ。
申し訳なかったので、堀江さんからのメッセージを見た後、「おろかもの!」と返しておいた。

これにてウーバー昼の部を終える。続いて18:00~22:00で夜の部を始める。夜は注文が殺到していた。夜も気合を入れて、このやろう!と走り回る。気づけば葛飾区亀有の方までやってきた。綾瀬駅前のお店なんかも行った。綾瀬と言えば、現在活動休止中のめろんぱん(コンビ名。ややこしい名前だが、永遠に続けてほしい。)の稲倉さんが住んでいる。だからなんなんだと言われれば何にもない。

走り回って、21時を回った。私も時間も回っている。
ある配達のお届けがラウンジのようなお店への配達だった。真っ赤なドレスを着た見目麗しい女性が店前で受け取りを待っていた。急いでお渡ししたところでお店の外観を見る。するとどうやら新装開店のパーティをしているようだった。
開店祝いの花輪がたくさん並んでいる。いろんな企業や個人からお花が届いていた。あれは花輪とは言わないのかもしれないが、笑っていいとものテレフォンショッキングで、タモリさんが「お花とどいてま~す。」といってゲストと一緒に見ていたやつだ。

私もタモリさんよろしく、お花を見ていく。
「Congratulations Yoshiko(仮名)! Open your lounge! ジャニー喜多川」
!?!?!?!?!?

驚いてしまった。私の記憶が正しければ、ジャニーさんは亡くなられたはずだ。亡くなられた後も過去についてなんのトラブルもなく安らかに眠られていると私は思っていた。
ジャニーさんはどこからお花を出したのだろう。これが芸能界の闇と言うやつなのか。そういえば、エルヴィス・プレスリーは本当は生きているという噂をきいたことがある。それと同様に、あまりに有名人になりすぎたことで、自身が亡くなったという報道を流すことでしか引退ができなかったということなのだろうか。

ちゃめっけたっぷりのジャニーさんはうっかり自分の名前をそのまま花を送ってしまったのだろうか。

この日記を書いたことで私は芸能界から消されるかもしれない。ジャニー喜多川さんはご存命なのかもしれない・・・。

今日もウーバーを頑張った。22時ほぼぴったり位に配達を終えた。頑張った。お陰様で金額を書くとリアルすぎるので書かないが、しっかり貰うことができた。ありがとう!ウーバー!来週も生きていけます。

今日面白いと思ったことは「なんだかんだで毎日、書こうと思えば書くことができるものだ。」



こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。