2024/10/04 今日からまた三連勤
今日からまた漫才大行進の開始である。ここのところ、毎月のように三連勤が続いている。金土日、土日月といった休日を挟んだ三連勤の出番を頂戴している。
これはありがたい限りである。生の世間一般の反応をいただける。ふらっと入った方が多いことで、普段お笑いを見ていないお客様が多い。助かるぜきえええええ。
それは置いておいて。かなり日数のストックがたまってしまった。現実の機能が事務所ライブで、それまでうまく気持ちを落ち着かせるのが難しかったからだ。
今日は漫才大行進三連勤の1日目。頑張っていこう。12:40からの出番を貰っている。
昨日までの楽しい旅は終わって、今日から通常の日程に入っていく。
いつもどおり漫才を終えて、屋上へ移動する。うぐいす餅の山田さんに漫才をやっている映像を撮ってもらう。本来なら30日に参加するはずだった事務所のネタ見せのための動画である。これを提出しないといけない。
まだ暑い中、屋上で漫才をやった。今のIphoneは立派なモノで、風が吹いている中でも音声をしっかり拾ってくれる。機械はどんどん発展し続けている。
山田さんのおかげで素敵な動画を撮ることができた。ありがとうございます。
それが終われば帰宅して、日記を書いてみたり洗濯ものをいじってみたりした。ある程度やることをやったら支度をして家を出る。今日は高円寺スラバーノッカーである。毎回呼んでいただいてありがとうございます。
今日の会場は高円寺のふらっと馬橋。ここのところ「高円寺」と会に名前がついているが練馬で行うことがおおかった。とうとう本物の高円寺スラバーノッカーだ。
会場に着いたら、カントリーズ福田さんがすでに到着していた。ここのところの我々の漫才のテーマは「足りないなにか」だと感じているから、それについて相談した。
福田さん曰く、我々だけがそうということではないが「熱気」「おどろき」ではないかとのこと。良いこと言うねえ福ちゃん。言葉で簡単に表すことは難しいが、これが不思議なもので先日、遊平師匠がおっしゃっていた言葉にも似ている。遊平師匠が若いころ(何年前のことかは忘れた)がある偉い方から「おもしろい漫才だが、メッセージはなんだ」と言われたそうな。その漫才を通して、何を伝えたかったのかを考えなさいとのこと。
福ちゃんいわく「そんなのいるかね~~」と言っていた。
福ちゃんは納得していない様子であったが、二人の漫才先達のおっしゃるところは似ているのではないか。
様々な宗教、宗派があるがそれらの内のいくつかのものは目指すべきもの、崇拝するものは、呼び名が違えど同じということがある。漫才もそうである可能性を感じる。
ある種の漫才の悟りにたどり着いた時、見える景色は皆同じものなのではないか。悟りに到達していないとはいえ、その道の先を行く先輩方は見ている景色が違って、ありがたい言葉を我々に授けてくださるのだ。
きええええええ。
ということで数多の先達から学んだ。我々も漫才をやって、素敵な会は終了。着替えて、主催のふかまちさんからダメ出しを頂戴する。
畑英之さんというソニーの芸人さんがいらっしゃる。私が、ダメ出しを貰うためにウロウロしているとその姿に驚かれていた。
我々の姿を見るに、ダメ出しを自ら貰いに行って改善しようと取り組むタイプとは思っていなかったそうな。
何をかいわんや。私は学術のようにお笑いを考えて取り組んでいるタイプの漫才である。先に述べたように、先達が見ている景色を言葉の端々から想像し、そこに到達しようとする信徒である。常に教えを乞うている。
そんなこんなでダメ出しも頂戴して、ちょっと雨が降る中を歩いて駅に向かう。今日も楽しく忙しくさせてもらった。疲れちゃったのよ。
ではの。
今日面白いと思ったことは「漫才桃源郷へ向かう道を我々は行っている」