2024/10/13 発見ミュージック

昨日は大失敗した。もう起きてからほうぼうに謝罪して回った。もうだめだ!きえ~~~~。

そして漫才大行進にも出る。12:40からの出番を頂戴する。
12時すぎに東洋館に着いて、謝りまくる。ああいかんいかんいかん。舞台上にても皆様に謝罪した。恥恥恥。生きることは恥をかくことばかり。

お詫び行脚をしてから帰宅しようとする。東洋館の1Fに降りてさてかえろうかとしていると、ちょうど早めにお帰りのお客様がいらした。
若い男女のアベックの方、そのうちの男性の方が私の方を見て「とてもおもしろかったです」とおっしゃった。ありがとうございます。お客様から直接言っていただける「面白かった」の言葉、それだけでどれだけやる気がみなぎってくることだろう。酒を飲んで迷惑をかけている場合じゃない。
お笑いお笑いお笑い。緊張緩和緊張緩和。頑張ろうと思った。

帰宅して、昼寝をしてからウーバーをやった。もう私は修行僧だ。とにかく反省であるから、滅私の心。リオネル・滅私に改名したいくらいだ。
あの失敗からというもの、私は自分を殺している。自分を出すのは舞台と日記だけで良いのだ。ああいかんいかん。

滅私の心で取り組んでいたら、日記に書くようなこともあまり思い出せない。
ということで、今日は日記をちょっと置いておいて、最近ラジオを聞いていての発見をお伝えしよう。

10月6日(5日の深夜)放送の東京ポッド許可局内でのこと。プチ鹿島さんが紹介した曲が小倉優子さんが歌う「オンナのコ♡オトコのコ」だった。
スクールランブルというアニメの主題歌となった曲だが、私はこのアニメを見たことはない。週刊マガジンで連載していたなあくらいの認識の作品だ。

小倉優子さんがこの歌を音楽番組で歌う時に、確実にカメラから無理やりにでも目線をそらしている姿が話題になっていたことでおなじみだ。その理由であろうことなどは自身で調べてみて欲しい。

この曲が流れて来た時に私は頭の中で、なんだか聞いたことのある曲だなと思った。もちろん聞いたコットはあるのだが、そうではなくてこのリズムというか楽器の音の組み合わせは何かに似ているなと気になった。
局が流れて、プチ鹿島さんが「小西サウンド」とぼそっとおっしゃった。

小西・・・。そしてこのリズム。あ!ピチカートファイヴの!あの人は小西さんじゃなかったかしらと勢いよく検索したら、確かにあの小西康陽(やすはる)さんだった。うわー。すごいアハ体験だ。うんうん。
オンナのコ♡オトコのコのこの「ずんたかった」「しゃしゃずん」「ぽんぽぽ」というこの感じ。まさにピチカートファイヴのあの感じだ。「恋のルール・新しいルール」の感じ。
とても興奮してしまった。これが小西サウンド。

皆さんもこの2曲を聞いてみていただきたい。いやいや、小西サウンドなんか言われなくても知っているよという方には釈迦に説法であった。お詫びいたします。

なるほどWikipediaを見れば、小西さんは筒美京平さんに憧れてピチカートファイヴを結成したそうな。確かに筒美京平さんといえば幅広いジャンルの楽曲を作り、アイドルソングも手掛ける偉大な作曲家だ。

筒美京平さんの数々の作品の中で、中川翔子さんの「綺麗ア・ラ・モード」が私は大好きである。おじさんの作ったアイドルソングというのが私の好みなのだと自分を理解することができた。
へえ、と筒美京平作品を見ていると「たけしの万物創生紀」という番組の印象的なテーマソングも筒美京平さん。怖すぎる。筒美京平さん、化け物だ。

おじさんのつくるアイドルソングが好きとは言ってみたが、秋元康さんのつくるAKBや乃木坂といったアイドルの曲はあんまりぐっとこない。これは単純に好みの問題だから、別に秋元さんのことが嫌いとかそういうことではない。本当にそう。好みの問題。

音楽はなんとなく聴いて、作詞者・作曲者にあまり注目しないことが多い。でも確かに、お笑いと一緒で売れている人は「これは」と思わせる特徴がある。星野源さん、サザンオールスターズ、桑田佳祐さんなんかは前奏を聞いただけでだれが歌い始めるか分かる。すごいなあ。

今日面白いと思ったことは「音楽もお笑いも同じじゃないか論は二年前くらいにアツく書いた気がする。おんなじことを繰り返し書いている。それが私。」


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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。