2023/5/9 ご覧なさい、これが風よ
今日は10:30に起きた。
昨晩?今朝?は7時に寝たので3.5時間の睡眠である。あー寝てねーわー。つれーわー。地獄のミサワを地で行くスタイルである。
知らない人は検索してほしい。いや、それはあまりにもおこがましすぎるか。じゃあ知らない方は知らなくていいや。長すぎるだろ。寝てないことをどんだけ書くんよ。てめえが寝てようが寝てまいが関係ねえよ。そうしたらそもそもこんなもの書いて人に読ませようとするなよ。いや読んでる人がいるからだろ。いやいや誰も読んでねえよ。読んでねえのかよ。
読んだ読んでないで言えば、ダウンタウンの浜田さんの著書に「読め!」というものがあったな。中学生の時に読んだが、いっさい内容を憶えていないな。
さ、尺を稼いだ。起きてまずはウーバーをやっていく。お笑いを生業にしたいと思っている人がする話にしてはどうしようもなさすぎる話をする。
天気が良かった。気温は19℃ほどでとんでもなく過ごしやすい。五月ってこんなに過ごしやすかったかしら、と思った。ここ数年は5月くらいからもう半そでを着ていた気がする。昨年の自身の写真を見ると半そでを着ていた。
なかなか日記に入っていかないが、今書いていて「天気」という言葉はいい言葉だなと思った。
天の気だ。気といえばもうあれである。かめはめ波みたいなやつだ。北斗の拳で言えばラオウの剛掌波だ。かめはめ波は目に見えるが、気というのは基本的に目に見えないものだろう。
最近はテレビでは見なくなったが、女性タレントが目をつむって立っている後ろで気功師が綱引きのような動きをするとタレントが後ろのマットに向かって倒れるというようなやつだ。
天も目に見えない。概念的な言葉だ。天国と言う言葉があるくらいだから、なにか尊いものなのか。天使という言葉もあるから天の使い、天とは神ということなのか。今、天とはなにかを検索してみると‘‘そら‘‘と読めることが確認できた。となるとただシンプルに空の言い換えなのかもしれない。でも違う漢字でも同音で言い換えられるということからそもそもは空と天はイコールで結ばれており、人智を超えて神懸かったものととらえているのか。
天災という言葉がある。天の災いだ。天災は人間の力ではどうすることもできない、対策をいくら人間が考えても、やがてそれを超える天災は訪れる。わざわざ天災という言葉があるということは、天とは基本的に人をあたたかい目で我々を見つめているということか。
かつて石原慎太郎氏が「天災は天罰」という言葉を発したことで目も当てられないほどの非難を受けていた。政治家の立場でこれを言ってしまうことはそれはもうするべきではなかった。こういった発言は飲みの席ではおじさまが似たような話をしている。あまりにも迂闊な発言だった。
石原氏はそもそも人間は天から見守られているという考えを基礎に持っていて、人間の愚かな行動にいよいよ堪忍袋の緒が切れた神が見つめなおせよと天災を与えたということを言いたかったのだろう。でも神という存在は人のすべてを知ってらっしゃる。そもそもは神が人間を作ったということではないのか。怒ることがあるのか。
でも、リンゴを勝手に食べたら怒るもんな。
無宗教の私にとっては神も仏も、人間が信じる最高位の存在をすべて同じように捉えているから混乱する。
いま、天照大神の話に入っていこうと思ったが、これが日記であることを思い出した。
つまりは何が言いたかったかと言えば天気が良かったのだ。
14:30頃に帰宅して、その後は浅草で師匠方との宴会があった。宴会ではいろいろな面白いことがあったのだが、どれもオフレコトーク過ぎて何も言えない。そこで皆さんに紹介できる範囲で面白かったのは青空一風・千風の千風さんだ。
私は何かをしゃべるときはいろいろ考えすぎてタイミングを逸してしまうことが多い。これは良くないことだと思う。その場を盛り上げることがお笑いには必要なことだから、タイミングを逸するくらいなら間違っていても口に出してしまったほうがいい。
一方、千風さんはすごい。師匠方が話すとすべての話を「うーん」「なるほど」「すごいですね」といった反応言葉のカードと‘‘驚き‘‘、‘‘しんみり‘‘、‘‘笑顔‘‘などの表情のカードの組み合わせを基本軸に持ち、それを高速でシャッフルして高速でフィールドに出す。
勘違いしないでほしいのは、これについて批判の気持ちは一切ない。私にはない能力だから羨ましいという気持ちがあるからこそ紹介したいのだ。
たまにこのカードを出し間違えていたのがおもしろかった。すごい笑顔で「それはひどいですね!」と言ったり、渋い顔をしながら「なるほど~」と言ったりした。もちろん、人間の感情は複雑なのでそういった状況は存在する。
ただ、千風さんは間違えたカードを出したと気付いた時には首をすぼめて、にやりと笑っていた。
私はこれがおもしろくてたまらなかった。あくまでもこれは私の見立てであるから、千風さんは一切計算などなく動いている可能性ももちろんある。
千風さんの優しさに甘えて、このような私の見立てを話してみた。
酒が進むとこのミスが少しずつ増えていき、師匠の話に対する一言感想もとんでもなくトンチンカンなことを言っている場面も見られた。師匠もお酒が進んでいるからそれを気にもとめない。
若手が指摘すると「やめろ!流れで言ってるから!」と言っていた。「日記に書くなよ!」とも言っていたが、あまりにも面白かったので書いておいた。
今日面白いと思ったことは「青空一風・千風さんはもっと売れるはずだ」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。