2024/01/02 みそなめじいさん
今日は7時におきた。東横INNの朝は早い。
身支度を済ませて8時にロビーへ降りて朝ご飯だ。
昨日、私は何を食べても美味しいと書いたが、好きなものはいくつかある。そのいくつかのうちの一つが東横INNの朝ご飯だ。朝ご飯っぽいものが「ちょっと物足りないくらい」揃っている。このちょっと物足りないくらいがいいのだ。例えば今日の朝ご飯はウインナーがあった。ああ、それなら卵焼き、スクランブルエッグが欲しい。なぜか、薄焼き卵にくるまれたサーモンのような魚と野菜の酢漬けというわけのわからないものがでていた。ならば卵焼きをください。涙の数だけ。
卵焼きがないならば、ウインナーも無くして納豆と味海苔をおいて欲しい。
いろいろと文句をいってはいるが、総じて東横INNの朝ご飯はちょうどいい。
昔、長崎の東横INNにとまったときは朝食に長崎名物サラダうどん、カレーライスがでたことがある。このときは興奮した。
一方、以前何処かで正月にとまったときは、なますや筑前煮、昆布巻らがメインのおかずであった。このときはうわーーー!と思った。ガッカリ過ぎた。
それなら、納豆であってくれ!とりあえず、納豆が好きなことは伝わったかと思う。朝ご飯をいただいて部屋に戻る。早めに支度をして、9:30ころには出発した。
今日はひとまず彦根駅から多賀大社へむかう。どうやらこの神社はこのあたりでかなりの力を持っている神社らしい。
参道はとんでもない人出だ。ああ、いやだいやだ。嫌だとは思っても、神様の元へは行かなければならない。参道まで来て帰ったやつがいたと神にバレるととんでもない罰を受けることになろう。
なかなかの人での中お参りして、すぐに電車に逃げ込んだ。お許しください。
今度はもう一度、彦根駅に戻る。
ここらへんで気づいたというか思ったことなのだが、うーん。これを言うと嫌な気持ちになる方も多いだろうが、私は関西の人と呼吸が合わないなと感じることが多かった。
思えば朝食から呼吸が合わない。滋賀県は関西、東海の隙間であるがおおよそ関西と言ってよいだろう。
朝食はバイキング形式なのだが、なかなかタイミングがつかめない。東との違いが、一歩入る力だ。東では(東と中四国、九州)なんとなく周りの人の動きを気にしているのが伝わってくる。あ、この人が来るかなと察知してその人が入りやすいように半歩あける。そこに会釈しながら入る感じがある。これ言葉で表すのはとても難しい。
すごく嫌な言い方をすれば、お笑いなんかではよくいうのだが「我が、我が」なのである。
そっちがいかんなら行きまっせ〜という感じだ。さきほどの多賀大社でもあたりは関西弁まみれ。人あふれかえる中、前の人から一歩分くらい隙間があくと、そこに関西人は入ってくる。
かといって隙間を開けずに立つのは私も嫌なので、常に前の人とは0.7歩分くらいの隙間で戦った。
また、東京ではよく渋谷のスクランブル交差点で人がぶつかっていないのがすごいと言われるが、西はすごい。普通にぶつかってくる。前置きをしておけば、決して私が東京人ぶっているとかではなく。地元広島はこんなに人が集まることがないのでデータが取れていないだけだ。
前に並んでいる女性が身振りが大きく、ポコチンを殴打される既のところで避けられたのは今日のハイライトだ。西はすごい。
あと気づいたのだが、関西人は自分の気持ちをよく喋っていることにも気づいた。人がたくさんいるなかで「あかんやん!人多すぎやん!なんやねん!たいしたことないやん!」みたいなことを喋っている。関西弁に慣れていないので、あたりが怒っている人だらけに感じてつらい。
西の空気が私には合わない。
彦根に戻ったあとは、逃げるように名古屋に向かった。なんだかんだて名古屋も生後初上陸だ。行く機会が今までなかった。
昼過ぎに到着して、またも東横INNへチェックイン。
その後はぶらぶらと名古屋城の方へ行った。名古屋城は16:30までの営業だ。只今の時刻は16:00。うーん。入ろうか入るまいかと悩んだ。すると、城門からあきらかに武将らしい格好の男性とお付きの足軽、忍者がでて来た。
こういった人が城内を歩き回ることで、より楽しくなる。それはいいことだなと思った。
武将らしい男性はおつきを引き連れながら大声で人々に声を掛ける「本日は我が城へよく来てくれた!また明日じゃ!また来てくれよなあ!」
うわあ。やだなあ!これ本当に私が嫌いなタイプだ。このサービスによって、よりお城を楽しめる人がいるのは認めるが、私はどうしてもこういうテンションがきついのだ。
笑わせようとしているわけでもなく侍言葉を使い、キャラクターになりきっている人を見ると鼓動が早くなってめまいがしてしまう。
アレルギーの方が特定の者を食べて体調が悪くなってしまうのと同じで、私はこのタイプの人を見ると体調が悪くなる。
この方々が頑張ってやってくださっているのは十分に理解しているつもりだ。ありがとう!
めまいがしたので名古屋城は明日再度来ることにした。
ちょうど武将様たちが帰る道と私が逃げる道が同じだった。
武将さまはおつきといっしょにタクシーに乗り込んで帰っていった。(どこに?)
武将さまのすごいのはタクシーに乗り込むところまで武将様だったことだ。
運転手さんがトランクを開けると武器の長い棒を丁寧に差し込み、後部座席の真ん中に腕組みをして座っていた。
おつきの者たちはめいめい、助手席、後部座席にかけた。これはすごい。ここまで徹底しているのは素直に尊敬する。
その後、城のある公園内にある銀鯱横丁という名物料理をだす飲食店が並んでいるところにいった。昨日の日記を書いて思ったが、やはり名物は食べておいたほうが良かろうと思ったからだ。
店を見る。きしめん、天丼、ひつまぶし、味噌田楽、矢場とん。うーーーーーーーーん。別に食べたくない!!
申し訳ないですが、別に食べたくないのだ。それも観光地価格だから一食1200〜2000円くらいだ。この金額を払ってこれを食べるなら、ファミチキが食べたい!
ここで食べるのはやめにした。やめにして、ホテルの近くにあった「パスタ・デ・ココ」という、名古屋名物あんかけパスタのチェーン店に入った。うんうん!これくらいがちょうどいい。
CoCo壱番屋を経営する会社が営業しているようだ。でも、これがいいんだ。ソウルフードのチェーン店ということは本当に地元の人が食べているものということだ。
このあんかけパスタの店で私はカレーパスタを食べた。あんかけは食べなかった。
あらためて私は食事に興味がないということを実感した。ごめんね!
パスタだけではすこし物足りないので、少し歩いて「世界の山ちゃん」で手羽先などをテイクアウトして部屋で食べた。世界の山ちゃんは東京にもある。あるけども!こういう機会がないと食べないさ!
部屋でゆっくり手羽先を食べて眠った。あ、途中のコンビニでかった「ぬってみそかけてみそ」がめちゃくちゃ美味かった。これは小学生の頃に父が出張で買ってきて、感動したやつだ。それ以降、食べることはなかったのだがいま、十数年ぶりに食べて、やはり美味しかった。
今日面白いと思ったことは「やっぱり私は食事に興味がない。」