2025/02/17 ガスト西日暮里の怪

今日は7：15に起きてしまった。普段で考えたら超早起きだが、今日はけっこうギリギリというか、ちょい遅いくらいだ。
今日はとある方のお宅へ伺って、Youtubeの撮影がある。ありがたいことにお笑いの方で、Youtubeに快く出てくださる方がいたのだ。

勝手ながら、私は15：10から漫才大行進の出番があるからとにかく早く撮り始めたい。そういう事情もありて、こんな早い時間になってしまった。申し訳ない。

どなたのお宅なのか、どこで何をしたのかを話すとYoutubeの楽しみが損なわれてしまうだろうから、それは今週金曜以降のお楽しみにしていただければと思います。けっこういいのが撮れたと思う。

13時前に撮影がすべて完了して帰宅する。帰宅して支度をしたら今度は漫才大行進へ向かう。
14：40ころに東洋館へ到着して、本業である漫才をやる。ここのところ田川くんのやる気が良い感じになっていると思う。この日記でも何度も言っている気がするが、かつての田川くんは結果が出ないのは私が悪いと思っている節があった。それが最近はだんだんと自分も頑張らないとというのが行動に出始めている気がする。いくらお笑いをこれまでに積極的に見て来ていないとはいえ、7年からいろんなひとのネタを見て、ダメだしも時々もらってきた。一般の方よりも漫才についての信条なんかも持っているだろう。
今後とも頑張っていただきたい。

良いことだなあ。だいぶ良い大人になってきているなあ。

出番を終えてから、今週分のラジオを録音してきた。夕暮れの東洋館屋上はかなり寒かったが、今日録らなければいけないから耐え忍んだ。
既に17時すぎていたから、急いで帰宅して、またまた急いで西日暮里のガストへ向かう。
西日暮里のガストと言えば、そう。めろんぱん稲倉のネタ勉強会である。何か月かこの催しは無かったのだが、ここのところ稲倉さんは不安に駆られているようだ。ちょっと頻度が上がってきた。ピンネタは孤独ですから、こうして確かめていきたいのだろう。

ここで稲倉さんの面白情報を一つ。めろんぱん稲倉さんは週に3～4回、XやYoutube、TikTokなどに新ギャグをアップロードして人気を博している。
稲倉さん曰く、おもしろギャグとボツギャグの判断基準はXのイイネ数だそう。イイネが10を超えるとヒット、20でツーベース、40でホームランという考えなんだそう。40イイネいけば、それは5分ネタの中に確実に組み込むと、そういうことだそう。
ちなみに投稿後、1時間が経過してイイネ数が1～3くらいだと、ダメなネタだということで投稿削除するんだそう。
別に消さなくてもいいのにと思うのだが、彼曰く「俺には変なプライドがあるんですよねえ」と言っていた。なんなんだ。

この人はやっぱり変な人だなあと思った。

そんなバカ話もしながらネタについて舌戦を交わしていたら、気づいてしまった。議論をしている、ガストの西日暮里店には毎回いるおじいさんがいる。
このおじいさんが気になって仕方がない。恐らくは半ばガストに住んでいるのだろうな。
このおじいさんは様子を見るに、300円くらいのサラダとセットドリンクバーを頼んでいる。しかしサラダには手を付けていない。とにかくドリンクを飲んでいる。その量も尋常ではなく、ミニおぼんを使ってホットドリンクを6杯運んでいる。これに加えてテーブル上にはもう3杯分くらいホットドリンクがある。
小さなパソコンを開いてイヤホンをして何かを見ているようだ。

ただそれだけなのだが、とても気になる。いつ行っても大量のドリンクに囲まれている。そしてパソコンを見る目はうつろで、ドリンクを運ぶときは腰を曲げている。
なんとも、私にしか見えていないんじゃないかとも思わせる風貌なのだ。一応、稲倉さんに「あのおじいさん毎日いますね」と言ったら「え？そんなひといますか？誰もいませんよ」
なんて言うこともなく「そうですね」と言った。見えているんだな。良かった。

あのおじいさんが気になるなあ。何時に来ているんだろうか。そして何時に帰っているのだろうか。
どなたかこれについて調査していただけませんか。ガスト西日暮里です。

と、不思議なことにも囲まれながら過ごしたそんな日であった。

今日面白いと思ったことは「どんなにしょうもないことをしている人でも、それなりの哲学を持ってやっている。」