2025/01/21 勉強会の日だけど、帰ったら怖いことが
昨晩は明け方まで起きていた。私の中の悪い人がそうしたほうが良いよと囁かれて、その悪魔に身を任せてしまったからというのがある。
今日は朝の8時からパラダイムシフト アスカさんの勉強会がある。8時からといえ、これはあくまでも自由参加の色が強い。多少遅れたからと言っても誰も文句は言わない。腹の内でどう思っているかは不明だが。
今日の集合場所は青山一丁目の喫茶店だ。青山一丁目か、と事前に乗換案内を見る。すると銀座線で到着するのが私にとっては最速ルートだとわかる。この時に思った。「こりゃ夜更かしして起きる時間を遅くして、それを理由にして昼頃に到着しよう」と。
これを読んでくださっている方の多くは東京にお勤めかお住まいだろうから、言わなくてもわかっているかと思うが、通勤ラッシュの地下鉄はいつ死者が出てもおかしくない混雑だ。
うちの最寄り駅はそこを通る路線は埼玉県、春日部から南下して来て、北千住、上野と都心へ向かう。やばい。クレヨンしんちゃんで、ヒロシが都心の商社に通勤する際に満員電車のシーンがアニメで流れている。あれは20年前くらいの春日部→東京間の混雑だ。当時よりもさらに人口集中はすすみ、もう終わりである。アニメでは新聞を縦に折って読むおじさんがいたりしたが、今やその新聞を読むことも難しい。体の大きな私なんかは電車に乗る前に息をすぅっと吐き出して、お腹をへこませて両肩をすぼめてやっと乗らないといけない。当然スマホも見られない。なんならドアに顔を押し付けてなんとかバランスをとる有様だ。
そんな電車に乗って、いい仕事ができるわけがない。経済損失MAX。
私が提案している、すべての電車を環状線にして、すべての車両を繋いで数分に一回停まるというシステムの導入をお願いしたい。
ということで、そんな満員電車に乗りたくないものだからあえて遅刻させていただいた。
8時ころに一回目が覚めてLINEのトークを見る。
かんでぃ中野「すみません。9時ころに到着します。」
アスカ「8:30につく~。」
アスカ「電車混雑しすぎて一本見送ったわ~。遅れます~。」
という内容。やはり被害者が出ていた。そうですよね。殺人通勤電車に乗りたくなくて僕らは漫才になったと言ってもいい。漫才のことをやることは大事だけども、通勤電車に飛び込む必要は無かろう。ぐぅ。
10時過ぎに起きて、12時に青山一丁目に到着した。12時前でも結構な混雑で、おじさんと吐息をかけあう関係性になってしまった。
喫茶店に到着して、さっそくパソコンを開く。想定としては昨夜にネタをかき上げて、それをアスカさんに見ていただいて矛盾点を指摘していただいて、改善点を教えていただいて。そんなことを考えていたが、うまいこと完成しなかった。そこで「こういう漫才にしたい」と伝えたうえで一緒に考えていただいた。ぴゅ~。
やっぱり漫才についての考え方が違うからこそ、そういう角度もあるのかと実りある話し合いになった。
かんでぃさんは予定があるということで14時くらいには退散された。
そんなこんなで17時になった。Yahoo乗換アプリでは混雑予想も見られる。17時をすぎると一気に帰宅ラッシュになるという情報。私は今帰らないと厳しいなと判断して帰宅する。アスカさんは帰宅ラッシュが落ち着くくらいまでやるとのこと。立派である。
17:30頃の電車に乗る。上野へ向かう途中にどんどん吐息を掛け合うおじさまおばさま、ギャル、イケてるメンズものっていく。ああしんどい。ということで、もう耐えきれずに上野で乗り換えずに稲荷町まで行って降りた。そこからウォーキングして帰った。
これで日記を終わろうと思っていたが思い出した。我が住まいのアパートにはっきり言って不審者が現れた。この不審者は実は1年前か2年前か、はたまた最近もいたような気がする。過去にも見かけたことは確かなのだが気にかけていなかった。
エレベータに乗って、自室の階で降りる。するとエントランス(ちょっと良く言った)に40~50代くらいの女性が立っており、降りてきたタイミングで私に近づいてきた。あ、エレベーターを待っている人とタイミングがあってしまったかと思う。「こんばんは」と言ってすれ違おうと思うと、女性はまたエントランス奥へ戻っていく。「変だな」と思いながら私は自室までの一本道の廊下へ行く。はっきりと見てはいないのだが、後ろをその女性がついてきている。いよいよ変である。
私はお人よしだから、まだそこまで疑っていない。ドアにカギを差して回す。なんか後ろにいないか?
ドアを開けて部屋に入る。すると、カツカツと自室よりも奥へ進んでいく。あきらかにおかしい。廊下の気配を察するに、奥まで進んでまたエントランスへ引き返したようだ。いやあ、変質者じゃん!やば~。
20分ほど経って、私が風呂に入ろうかというタイミングでエレベーターを呼ぶ音がしたので、あの女性は帰っていったのだろうと承知する。
女性は身長は150cmくらいの小柄な人。私は177cm100㎏の山川穂高タイプ。どうケンカになっても負けることは無い。首に刃物をひとつきでもされない限りは勝利が約束されているからそこまで恐れることは無い。それにしても、知らない人が廊下をうろついているのは穏やかでない。なんだろうな。数か月前もいた気がするから、泥棒に入るならもっと前に入っているはずだ。
ここでピンと来たのだが、以前私が隣室で人死にがあったとお伝えした。たぶんあの人に用事があるのだろう。
人死にと書いたが実際に死んでいたかは分からない。しかし数か月前のある日、家がやたら臭いなと思ったら隣の部屋で業者が入って清掃をしていた。特殊清掃のようだった。
ペットボトルやカップ麺の容器、チリ紙などのゴミというよりも汚物と言ったものがパンパンに入った袋がいくつも廊下に置いてあった。
おまけに我が家はきれいに掃除しているのに、チョウバエやゴキブリの赤ちゃんがちょいちょい表れていた。古いアパートだからなと思っていたが、出始めてちょっとしてから特殊清掃が入ったものだから「こりゃ死んだな」と判断した。
そこには一人暮らしのおじさんが住んでいるのは何となく知っていた。たまに帰るタイミングが同じだったりで見たことがある。アパートの前を酒を飲んでいるのかふらふらしながら帰っていた。夜に寝ようとすると隣からおじさんらしい咳も聞こえていた。
そして話を現在に戻して、このフロアに住んでいる男性は私と隣の部屋しかいなかった。逆の隣は妙齢の女性、もう一部屋は要介護のおばあさんが一人暮らしでヘルパーさんが日に二、三回やってきている。
よって現在、このフロアに男性は私しかいない。不審者は19時前の仕事終わりに返ってくる時間で待ち構えている。この階の〇号室の男性ということだけ知っていて、待っていたのだろう。そして私が部屋に入るのを見て、別人物だったかと承知したのだろう。
であれば、現実的なのは借金取りであろうか。あれだけ荒れた生活をしていたと見えるから、借金がいくつかあってもおかしくない。
隣室のおじさんは死んだか夜逃げしたかだが、その情報を金融業者に伝えずに去ってしまった。そこで、この建物のこの階にやってくる、名前から見るに男性だと、それでここにいて待機していたのだろうな。
それにしても怖い話だ。大家さんにつたえようにも伝えたところでどうすることもできない。被害は出ていないから。
そんな一日だった。おやすみ。
今日面白いと思ったことは「勉強会の話だけかと思ったら、後半一気に怖くなった。毎日がジェットコースターである。そんな日もある。」