2023/4/28 つまっていない

今朝は11時に起きた。
昨日分の日記には、本日も詰まっているといった忙しいマウントをしてみせた。平成のネットの海を泳いできた私としては「地獄のミサワ」を彷彿とさせる行動であったと猛省した。知らない人は検索して補完していただきたい。
今日と言う日はまったくもってぜんぜん詰まっていなかった。どれくらい詰まっていなかったかはこのあとを読んで判断していただきたい。

11時に起きてレトルトカレー、鍋の残り汁に冷凍していたきしめんを入れたものを食べた。家に富士そばがやってきたようなラインナップとなった。
日記も書きつつ、13時ころになった。
そこから支度をして免許の更新をするために江東区免許試験場に行った。私の免許は一般の区分である。なぜ優良ではなく一般なのかをつらつらと書いていくとみるに堪えない、国家転覆罪で一発極刑となる言葉を書いてしまうのでやめておく。

一般区分の私が免許を更新する場所の選択肢は「神田免許センター」「江東区免許試験場」の二つがある。これはどちらにするか直前まで悩んだ。
神田は都心で家から近いが、建物が狭く混雑するうえに駐輪場が無く、電車で行かなければいけない。江東区は遠いが施設が大きく混雑していない。駐輪場もあるのでバイクで行ける。
結果的に江東区を選択して良かった。とても天気が良くバイクに乗るとこのまま昇天しそうだった。昇天すれば免許の更新料3300円を払わなくて済む。
木場公園の近くなどを走ると、土と川、雑草やらの田舎のにおいがした。一瞬にして子供時代を思い出させられた。良い経験だった。

14:30から1時間の講習を受けて新しい免許を受け取る。自宅に着くと16時くらいになっていた。
横になってスマホをぽちぽちと触っていると18時になった。このまま一日を終えるのは忍びなく。なんだかキャベツを無性に食べたくなったので近所の鳥貴族に行った。鳥貴族はキャベツのお替りが無償なのだ。うまい👍

鳥貴族のキャベツは芯がたくさんでキャベツの中でもランクが低いと私は思う。もしお金持ちのお嬢様が鳥貴族という名前から貴族が訪れる店と勘違いして訪れた場合、「なんですのこのカチコチの葉っぱは!じいや、シェフを呼んでちょうだい。このタレがブリバリ美味いですことよ!」とおっしゃるに違いない。
キャベツにかかっている特性タレはすっぱしょっぱでいくらでも食べられる。また、薬味セットを使って山椒、一味を加えて食べるとより無限に食べ続けることができる。もしお嬢様がいらっしゃればこのうまさに感動して、ご邸宅から鳥貴族まで一直線の高速道路をお引きになることだろう。

今日の私はキャベツのお替りとメガ金麦、メガハイボール、貴族焼き(焼き鳥)というお嬢様が嗜むようなメニューを楽しんだ。

今回、鳥貴族に行って思ったのは客層が店によって変わり、話の内容も変わるということがおもしろかった。
私はお金がないので高級店には行かない。スラム系居酒屋ハンターと呼んでいただいて構わない。そのスラム系の中でも客層は変わる。鳥貴族はやはり客層が若い。若くてお金がない感じがビシバシ伝わってくる。そういった人々は夢ばかりを語っている。今日は近くの席で「おれはこう思うんだ!」ということを大声で女の子に聞かせている夢見る若者がいた。薄着の女の子はただただ頷いていた。夢に向かって二人で歩んでいただきたい。

そのほかのスラム系で言えば、養老乃瀧がある。養老乃瀧はおじさま向けスラムである。スラムの中では高級店。おじさまは後輩の指導の仕方や仕事にかかわる話をしていることが多い。仕事のことばかり考えているのだな。
でも、漫才師もメシ食いながら漫才の話ばっかりしているから同じか。

サイゼリヤは、ゆるスラムだ。お酒を飲まない中高生に加えて、昼からワインを飲むおじさまおばさま、それらが主な客層であり、経済活動をしていない人が集まる場所だ。もれなく経済活動をしていない私にとっては最高の居酒屋だ。

スラム系居酒屋ハンターの私はいわば、居酒屋界の丸山ゴンザレス。藤山モンゴメリと呼んでいただきたい。

20時頃には店を後にして、近所の業務スーパーで明日のもやしと豆腐を買い込んで帰宅したら眠ってしまった。たまげるほど静かで穏やかな一日だった。
あらためて何もしていない。今日も楽しく過ごせたと思う。もうすぐ漫才大行進の時期だ。ネタ作りも始めていく。

今日面白いと思ったことは「モーニングとかゴラク掲載のゆるゆる漫画のような生活をしている」

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。