2024/12/05 ハイカロリーフェス

といふことで、今日も元気にやっていく。
まずは起きてからウーバーをやる。12:40から漫才大行進があるものだから、10時からウーバーを開始する。ほんのいくつかだけであるがウーバーをやる。さすがにお金を多少は稼がなければいけないと思うから、今週はちゃんとノルマ分運んでおきたい。今週のノルマは25件。

12時ちょっとには東洋館についていないといけないから、稼働は90分程度。くぅ~と思う一方で、こんな短時間でもOKなバイトは無い。やはりウーバーは良いものだ。

東洋館に到着したら漫才をやっていく。これが4連勤の3日目。これだけ連続していると、ネタともう一度向き合うという時間がなかなかとれないのが課題のような気がする。
家事にバイトに、事務作業に加えて漫才大行進を行うから、連続していると深く考え直す時間を確保し辛い。もちろんできなくはないのだが、夜は眠たいんだから仕方ない。うん。

漫才をやったら、14時前に帰宅した。今日はちょっと散歩をしようと思う。久しぶりに公園なんかでお酒を飲もうとする。コンビニなどで食べ物を買うのももったいない気がするから、激安弁当でおなじみのデリカぱくぱくでコロッケでも買おうかなと思う。
デリカぱくぱくは観光地化しており、買いはしないが周りを取り囲む人が多い。なかなか買えないなとうろついていると、出番終わりの青空一風・千風の千風さんが通りかかる。
「どうしたの。おお、もう買った?うんいいよいいよ。」といって財布からサッと1000円札を取り出し、これで買いなさいとおっしゃった。うわあ、ありがとうございます。こんなにスマートな男はなかなかいない。

よく、恋愛指南書などで(読んだことはない、いや一冊だけ学生の時に読んだことがあるか)いかにデートでスマートにお金を払えるかというのがある。女性がお手洗いに立ったところでチェックをしてみたり、自分がトイレに立つふりをして、払うもしくは店員にカードを渡して支払いを済ませてもらう、なんていうのがある。
それはスマートと言えばスマートだろう。でも待って欲しい、なんだかいやらしく感じる。「いかにバレないように」と思案している感じが気持ち悪さすらある。キミに気を遣わせないんだぜという薄気味悪さ。
その点、千風さんをごらんなさい。自らの財布を取り出しそこからお金を取り出し、これで払いなさいと言う。なんなら、これを払うからこうしてブログでいいことを書いてくれという。こうすれば、貰うことに対しての罪悪感を小さくさせる効果がある。今の時代、千風さんの払い方がスマートと言えよう。
恋愛指南書とは、若干のキザの感がある。それがお姫様扱いのようでうれしいという諸氏もいようが、男女同権のこの時代、これこそが新たなスタンダード。もしも女性の食事代金を払いたいという男性がいれば、自らの財布からザラっとお金を取り出すべきではないか。そして言うのだ。ここは私が払うから友達に、おごってくれたよっていいふらしてね、と。
ニュースタンダードをあなたに。

ということでありがたくいくつかのコロッケと肉を買って帰宅する。支度をして家を出る。今日のウォーキングコースは鶯谷の南口の差かをのぼって上野公園を抜けて、上野でいろいろと物色して帰ってくる。そんなコースだ。
私もこのあたりに住んで、3年と半年くらい経つが、上野公園はあんまり行っていない。近々引っ越しも考えているから、こうして歩く機会を増やさねばならない。
さっそく歩いていく。ズンズンと歩き、上野公園の中を通るときに面白いものを見つけた。どうやら「ハイカロリーフェス」というお祭りをやっているようだった。お酒やおつまみの出店がたくさんあって、盛り上がっていた。盛り上がってはいたが、平日のお昼だからまだお客さんも満々席ではない。

いいじゃない。ここで楽しもうと思う。「G系の頭」というお店があった。なんだそれはと覗いてみると、Gというのはラーメン二郎の隠語のようだ。JもしくはZではないかと思いつつも、作っている様子と写真を見れば、ラーメン二郎っぽい。
これは明らかにハイカロリーであろう。これを食べることにする。
一つくださいと伝えれば、テンションの高いお兄さんがハイヨ!と返事を下さる。鉄板ではもやしとキャベツが炒められており、それをプラのどんぶりに盛り、寸胴鍋から豚肉の煮込んだものが盛られる。そこに秘伝風のたれをかけたら完成。目の前で用意されていく様は面白かった。店員のアンちゃんが言う。私のこの体躯からして、二郎系にはうるさい人と判断されたのだろう。「ショージキ、笑っちゃうほどGですよ。ふふふ」とのこと。

見た目で勘違いされることが多いが、私は二郎は食べたことが無い。一度だけ大学生の時に二郎インスパイア系と言うのを食べたことがあるくらいだ。
味はあまり憶えていない。お兄さんは二郎マニアであろう、100㎏超えの男へ挑戦状をたたきつけてくだすったのだろうが、私は何も知らない。

テーブルに陣取って、これを食べてみる。うん。二郎は何かわからないけどもおいしい。濃い醤油メインの汁。ニンニクがしっかり聞いている。豚肉の煮たやつもなんと染み染みで美味い。箸で割れば、切り株のようなまっ茶色に汁が染みている様子が見て取れる。うまいですね。うん、美味い。

これと千風さんにいただいたものを食べたらお腹が一杯だ。
ハイカロリーフェス、いいじゃない。でも気づいたことがある。このG系の頭のお店以外はあんまりハイカロリーっぽくない。いわゆるお祭りのメニューのようで、なんなら焼き魚の店も多くて、むしろローカロリーでないか。
私が食べている目線の先で、大きな女優帽をかぶってサングラスをしたマダムがいた。マダムはローリングポテトでしょうか、ぐるぐるに串に刺された芋を食べていた。しかし、手にはティッシュを持っており、芋に振られた塩を払いながら食べていた。何やっとんねん。ハイカロリーフェスにおいて、塩を払うなんて邪道、野暮天な行為。ハイカロリーの品位を下げている。
郷に入っては郷に従えとはこのことだ。

ということで、この後は上野を歩いて家に帰ってきた。もう2500文字を超えてしまったからここらで終わる。19時前には帰宅した。帰ってから特に何かをしたわけではない。以上!

今日面白いと思ったことは「私の思うハイカロリーと世間の思うハイカロリーには乖離がある。」

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。