2023/9/23 120円返せ!

今日は8時ごろに起きたのだが、やはりここのところ眠らずに過ごしていたからか、やたらと眠さとダルさがあった。もう一度眠ることにして、12時に起きた。
昨晩は12時頃には眠っていた。なかなか眠っていたと思う。でも、まだ疲れている。ちょっと無理しすぎていたのかもしれない。

洗濯機を二回まわして、鶏肉のトマト煮を作った。この料理がめちゃくちゃおいしくできた。ただ鶏肉をトマトで煮るのではなく、酒、ニンニク、塩、胡椒、蜂蜜を合わせたものに鶏肉を漬けた後に焼き、トマトで煮た。

その後は洗濯物を干して、横になった。たまには休んでもいいだろう。

今日面白いと思ったことは「にんにくは何につけてもおいしい」



このあとは読むも読まないも自由です。ただの昔話です。

私はお笑いをやりたいと思って、広島を飛び出した。
お笑いをやるのに、まずは事務所に入らなければ何もないだろうと思っていた。現在、お笑い業界は自社のスクール出身でなければ事務所に所属させないというところが多い。そんななか、田川くんがマセキ芸能社の所属オーディションの情報を持ってきた。マセキならスクールに行っていなくても所属できる可能性があるらしい。
オーディションを受けたところ、オーディションライブに出していただくことになった。当時、マセキの事務所ライブはオーディションライブ出演者がお手伝いをしていた。

お手伝いで、お客様のお出迎えをしているところに、小さくて、まんまるで変な体型のおじさんが話しかけてきた。「ミズノのバッグを使ってるのは、野球部だったの?」
当時、私はお金がなく(今もだが)、大学生のころから使っていたボロボロのミズノのリュックサックを使っていた。
「小学校から高校まで野球をやっていました」すると、そのおじさんは「へ~、出身はどこ?(私「広島です。」)広島か~。今年の中学野球の全国大会は広島だったからねえ」なんだこのおじさんは。知らねえよと思った。その変なおじさんはマセキ所属の芸人さんだったようだ。
はじめて芸人さんに囲まれて、何をすればいいのかわからず右往左往していた(それにしても、マセキのお手伝いでやることの説明は雑だったな。そこは改善してほしい)なかで、よくもまあ何者かわからない我々に話しかけてくれたものだ。

その後、そのおじさんと関わることはあまりなかった。
オーディションライブには出られるが、事務所所属にはなれない生活が3年くらい続いた。いまではプロポーズ(かつての舎弟)の50数回の出演が最多となっているが、当時は我々、爆弾世紀末も長い暗闇の日々だった(今もだが。うるせえ!)。
その中で、マセキのマネージャーさんから、今度、マセキの若手漫才師を漫才協会に一斉に所属させることになったが、おまえらもついでに入るか、とお声がけいただいた。そうして我々は漫才協会に所属することになった。

マセキに入れない中で、マセキ所属の漫才協会員の方にいろいろと相談に乗っていただいた。その中にはあのまるっこいおじさんもいた。
派手なスーツでまんまるのおじさんは漫才協会でも変な人だった。10分間の持ち時間で3分のネタを3本やるという、正気の沙汰ではない漫才をしていた。こんな人もいるんだなあ、汗を尋常じゃないくらいかいていた。

その後、我々はマセキにも入ることができた。おじさんにも報告した。おじさんはいつも通りぶっきらぼうに「これからがんばろう」と言った。この人は笑顔も見せない、変なおじさんだ。

その後、漫才協会でのこと、事務所でのこと、いろいろと質問すれば「知らねえよ!俺たちに聞くなよ!」と言いながらなんだかんだ質問に答えてくれた。

その後、このおじさんのコンビの主催ライブのお手伝いに呼んでいただくことになった。いつもの態度から、我々のことも別になんとも思っていないのだろうなと思っていたが、事務所と漫才協会、どちらともの後輩ということで気をつかってくれていたのだろう。

いつのまにか、おじさんのコンビは事務所ライブには出なくなっていた。詳しい理由は聞けていない。コンビにはコンビのやり方、考え方がある。
マセキでは半年に一度、マネージャーさんとの面談がある。それくらいの時期になるとマセキの若手はざわざわし始まる。この面談で引導を渡されることもある。
おじさんが東洋館である日、話しかけてきた「面談ってやってるの?(藤崎「〇日に我々はあります!」)あ~、俺たちは案内もこなかったな。俺たちみたいになるなよ。」おじさんのコンビは面談もなくなったようだ。
しかし、そこからおじさんはどんどん変なネタをやるようになっていき、それによって人気と実力をどんどんつけていく様子を見てきた。土壇場の人間の力強さを見た。
俺たちみたいになるなと言いながら、その姿はかっこよかった。

漫才協会の草野球でもおじさんにはお世話になった。
ある日、草野球の当日の朝にひどい腰痛になっていた。しかし、大師匠も参加する草野球を腰が痛いからと若手が休むことはできない(もちろんこれは私の判断であり強制ではない)。なんとか腰が痛い中、二試合のキャッチャーをこなしたが腰が痛くて歩くのも辛い状況になった。
野球を終えて、着替えたり、たばこを吸って雑談していた。私は一刻も早く帰って横になりたかったが最若手が先に帰ることはできない(これも自己判断である)。
そのおじさんは突然、「俺は先に帰ります!藤崎くん、ちょっと付き合ってくれないか~?」と言った。私としては腰が痛くて動けないうえにこれからおじさんとなんかしないといけないのか、と落胆した。
おじさんは自身の車に乗せてくれた。「俺もヘルニアやったから分かるんだよ。病院行きな?痛くて動けないんなら、彼女とかいれば助けてくれるよな~」などと言ってくれた。このおじさん、彼女がいたことがあるんだというのはびっくり要素であった。
このおじさんは早く帰ると言い出せない私を気遣って、私に用事があるふりをして車で家まで送ってくれたのだ。

現在、コンビでの活動を休養中の めろんぱん の稲倉さんとおじさんの三人でご飯に行ったことがある。行ったのは浅草の老舗蕎麦屋、翁そばだ。私はこの翁そばの存在を知っていたがその店構えから行けていなかった。おじさんのおかげでこの店に行けた。
おじさんは「ここは冷やしたぬきが有名だよ。カレーそばもひたひたで美味いよ」といった。私は、それなら冷やしたぬきにしようと思った。おじさんはお店の方に「冷やしむじなギョク。お前らは?」と聞いてきた。このおじさんは何を今言ったんだ。
むじな?ギョク? ギョクはおそらく、金玉の隠語であろうと予測した。むじなそばと言うのが何かわからなかった。

金玉が入っているということは、おそらく大将が金玉をちょんとつけて出すそばだから、金玉割引がきいて冷やしたぬきよりも安い可能性がある。先輩よりも高いものを食べてはいけない。でも、金玉が入っているそばは食べたくないので、私と稲倉さんは二人とも冷やしむじなを頼んだ。
運ばれてきたそばは、天かすと味のしみ込んだ揚げ、生卵が乗っていた。ギョクとは金玉ではなく、卵のことだった。
そこから、めろんぱんの今後のことを話した。稲倉さんが「相方はこんなやつで~」と話すとおじさんは笑ったり真剣な顔をしたりした。相変わらず変なおじさんだった。

二か月くらい前だろうか、おじさんのコンビのお手伝いに行ったとき、「藤崎くん、このデータの文章をコンビニで印刷してくれない?」と言われた。
近くのセブンイレブンで印刷して渡した。ライブが終わって、帰るときに気付いたが印刷代の120円をくれなかった。
あのおじさんは120円を返してくれることなく、どこか遠くに行ってしまった。
いつかとっ捕まえて120円を返してもらわないといけない。




20220606 カントリーズに勝ったら梅ジャムもらえる
~注意事項~

お願いします。
藤崎「いま話題のニュースでね日大の理事長に直木賞作家の林真理子さんが就任することがきまったっていうのがありましてね。」
田川「はいはい。いままでに不祥事が続いてたから、立て直すためにってことで。」
藤崎「日大は歴史があって、有名な卒業生が多いですよ。田中元理事長、アメフト部の内田監督、カントリーズのえざお」
田川「いや、そこに並ばせたらえざおさんがめちゃめちゃ悪い人みたいじゃない。日大出身だけどね。」
藤崎「まあね。それぞれ脱税に悪質タックル、持続化給付金不正受給」
田川「不正受給!?えざおさんやってたの?」
藤崎「このカントリーズに勝ったらっていうライブなのですが不正に得たお金でやっています。」
田川「そんなわけねえだろ。仮にそうだとしても言うなよ。」
藤崎「カントリーズさんがね。漫才協会の若手をあつめまして、まだ右も左もわかんない若手ですよ。この書類を書いてだしてくれたらビットコインをあげるよ~って」
田川「そんな国税局職員みたいなことやってないから詐欺なんかやってないから」
藤崎「最近の二人の羽振りの良さはあやしかったでしょうあれは詐欺やってないとありえないよ。」
田川「羽振り良かったかなあ。」
藤崎「えざおさんが突然30万の中古車を買ってた」
田川「羽振り悪すぎるだろ。ぼろぼろの車じゃねえか。」
藤崎「山梨のキャンプ場で乗り回してるらしいですよ。」
田川「どうでもいいよ。別に金持ちが行くようなとこじゃないから。」
藤崎「福田さんも怪しいよ。福田さんはバイトに遅れることが決まってるのに余裕の顔をしてたり」
田川「バイトやってんじゃねえか。お金に余裕ないでしょ。」
藤崎「あの余裕はバイト先の店長にわいろを渡してるからなんだよ」
田川「渡すわけないだろ。お金がないからバイトしてるんでしょ。」
藤崎「ほんとにココだけの話なんですけど。本人から聞いたのは煙草をあげてるから、許してくれるんだって」
田川「どうでもいいよ!」
藤崎「年下の店長をそれで手懐けてる。」
田川「店長年下!登場人物全員かわいそうな人ばっかりじゃねえか。」
藤崎「そんなかわいそうな人たちのライブ、最後まで楽しんでいってください!」
田川「そういわれたら楽しめねえだろ!いいかげんにしろ!」


20221003 カントリーズに勝ったらりんごあめ
どーもー 諸注意諸々~2 分~ ということで~

藤崎「本日も前説させていただいてありがたいです。」
田川「ほんとにね。」
藤崎「ゲストの方が毎回豪華です。カントリーズさんのことを 知らないよっていうかたも多いんじゃないでしょうか。」
田川「まあ、それはあるかも知れないね。」
藤崎「カントリーズさんは本当にすごい方なんですよ。 経歴を紹介すると 2012 年に漫才協会で新人大賞をとりました。」
田川「すごいですね。」
藤崎「その後、2019 年に、えざかわいいというネタで甘いルックスを世間に認められました。」
田川「そんなこたないだろ。えざおさんの見た目を馬鹿にするネタだからね。」
藤崎「そして、現在に至ります。」
田川「なんもねえな!って別にそれだけじゃないですよ。ラフターナイトの月間チャンピオンとかありますから。」
藤崎「まあ、ここまで聞いてどうですか。ルーキーから注目、甘いルックス実績のある漫才。プロ野球選手で言えばジャイアンツの坂本勇人みたいなコンビですよ。」
田川「誉め言葉じゃねえな。いま坂本で例えられるのはマイナスなのよ。」 藤崎「あとアナルが好きっていう点も共通してる。」
田川「どっちが!? えざおさん?福田さん?どっちがアナル好きなの?」
藤崎「・・・福田さんです」
田川「えざおだろ!えざおさんでもないけど。いじるならどっちかというとえざおさんなんだよ。」
藤崎「カントリーズさんといえば漫才協会や落語芸術協会でも 活動されています。」
田川「そうですね。」
藤崎「いわば、伝統芸能の世界ですよね。伝統芸能の世界と ライブ、メディアに出て懸け橋になっている もうね。カントリーズさんは香川照之さんみたいなコンビですよね。」
田川「だから誉め言葉になってないんだよ。いま、香川照之さんは最も誉め言葉にならない人だよ。」
藤崎「カントリーズさんといえば、漫才中に「がたがたうるせーなしかし」っていいながらえざおさんが福田さんの肩を押すのが お約束なんですけど。」
田川「そういうやり取りがあるね。」
藤崎「あと、えざおさんはおっちょこちょいで、自分がケータイを持ってることを忘れることもあるんです。」
田川「そんなのあったかなあ。」
藤崎「カントリーズさんはいわば村田兆治さんみたいなコンビですよね。」 田川「だからやめなさいよ。そのお騒がせタレントで例えるやつ。」
藤崎「村田兆治さんのストレートみたいに、衰えずに漫才を磨いていってほしいですね。」 田川「それはほんとにそう。」
藤崎「では、アラフォーなのにあきらめずに漫才を磨いている姿を ご覧ください。ライブスタートです。」


20221216 カントリーズライブ前説
田川「早いもので 2022 年も終わりが近いですけどね。」
藤崎「今年も一年間、カントリーズの前説として過ごしてきました。」
田川「いやありがたいことにね。なんだかんだ呼んでいただきましたよ。」
藤崎「我々は何もブレイクすることもなくね。平穏な1年でしたね。」
田川「まあそうですね。」
藤崎「一方でカントリーズはうらやましいですよね。めちゃめちゃブレイクして。」
田川「してないよ。カントリーズさんも今年も鳴かず飛ばずでした。」
藤崎「ワールドカップとかすごかったじゃないですか。」
田川「いや、ぜんぜんワールドカップに カントリーズさんはかかわってないですよ。」
藤崎「えざおさんが終始、みんなから蹴られて。どれだけ蹴られてもだまって耐えて。」
田川「えざおさんとボールを勘違いしてない?みんなから蹴られてって」 藤崎「あれえざおさんじゃなかったの? えざおさんが 1mm ラインを超えてたか超えてなかったが議論に」
田川「なってねえよ。三苫の1mmでしょ。」
藤崎「福田さんは試合前に選手と手をつないで入場して」
田川「子どもじゃねえよ。かなりちっさいですけど、今年 40 歳のおじんなのよ。」
藤崎「あ、あれ福田さんじゃなかったの。福田さんが 22 人グラウンドに入ってきてたのかと思った」
田川「あそこにいる子ども全員福田さんだと思ってたの?どういう状況だよ。」
藤崎「カントリーズさんはワールドカップにかかわってなかったのか。 え、じゃあヤクルトの村上選手が打って、スタンドに入っていったのは?」
田川「えざおじゃねえよ。」
藤崎「大谷が投げた 160km は?」
田川「えざおじゃねえよ。」
藤崎「佐々木ロウキがパーフェクトを達成したときに投げてたのは」
田川「えざおじゃねえよ。ボール全般えざおじゃないのよ。全部勘違いしてるから。」
藤崎「そうかそうか。ボールとえざおがイコールになってた。」
田川「どんな思考回路だよ。」
藤崎「え、でも、ごぼうの党の代表が メイウェザーの前で放り投げたのは福田さんですよね。」
田川「福田じゃねえよ。花束だよ。変なサングラスして福田さん抱えてリングに上がってきてたらそっちのほうが話題になるよ。」
藤崎「え。ぱんちゃんリナが偽造していたのは 福田さんのサインでしたよね。」
田川「福田じゃねえよ。 福田さんのサインを 10 万円で買う人なんかいないのよ。」
藤崎「んー。夫という役割が辛くなって、ペコと離婚したのは」 田川「福田じゃねえよ。リュウチェルでしょ。
福田さんはおばさんみたいな顔をしてるけど。」
藤崎「ちがうのか。ごめんなさい。今年の B 級ニュースと福田さんがイコールになってた」
田川「だからどんな思考回路してるんだよ。B 級ニュースと福田さんがイコールなの。」
藤崎「USJ で下着姿で写真を撮っていたのも福田さんじゃないのね。」
田川「いやあったけど。下着ユニバって、あれは若い女の子だったでしょ。」
藤崎「えー、っていうことはカントリーズさんは今年は何もしてなかったってことじゃないですか。」
田川「最初から言ってたよ!カントリーズさんは一切話題になってないの!」
藤崎「でも、売れてないけどもみんなに愛されてるカントリーズさんはすごいよね。」
田川「一言じゃフォローには不十分だよ。いい加減にしろ。」


20230217 カントリーズライブ 前説
どーもーお願いします。
藤崎「どうですかね。ずばり、カントリーズさん知ってますか?」
田川「いや知ってるだろ!とも言い切れないのが悔しいね。」
藤崎「毎回ゲスト目当ての方しか来てない。」
田川「いやほんとにね。毎回豪華ですから。」
藤崎「簡単に紹介させてもらいますと、丸い方がえざおさん、小さい方が福田さんです。」
田川「なんて簡単なんだ。間違いじゃないけど。」
藤崎「最近テレビでも話題になってたので見たっていう方も多いのでは」
田川「へーテレビに出てましたか?」
藤崎「先日ねアメリカの上空を飛んで撃墜されたのがえざおさん」
田川「あれ、えざおさんじゃないよ。中国の偵察気球だって言われている。」
藤崎「その後、中国でもえざおが目撃されたそうですが。」
田川「違うよ。謎の飛行物体が飛んでたってニュース」
藤崎「あ、まん丸だったからえざおさんかと思った。」
田川「そんな見間違いしないだろ。」
藤崎「一方で福田さんはね、皆さんほら、ちょっと最近お騒がせしましたよ ね」
田川「何か問題行動がありました?」
藤崎「スシローで撮られた映像が炎上しましたけど。」
田川「福田さんじゃねえよ。岐阜の少年な。回ってるお寿司にいたずらする動画が炎上してた。」
藤崎「いや、知ってるよ。いたずらしてたのは福田さんじゃないよ。」
田川「勘違いしてそうだったけどね。」
藤崎「あの、レーンで軍艦にのった赤い粒粒が福田さんでしょ」
田川「イクラだよ!あの粒が福田さんだと思ってた? 小さすぎだろ。」
藤崎「いや、もっとプチプチして小さい。」
田川「とびこ?もっと小さくなってるよ。」
藤崎「ごめんなさい。東洋館でカントリーズさんに会って家でニュースを見る生活を繰り返してたからおかしくなっちゃってたかも。」
田川「そんなやついねえだろ。カントリーズとニュースが混ざっちゃったの?」
藤崎「待ってくださいね。えー、一夫多妻生活をしていて捕まった男はえざおさんですか?」
田川「違うよ。えざおさんは一夫0妻だよ。結婚してない」
藤崎「あ、そっか、全然違った。 えざおさんは 童貞ですもんね。」
田川「童貞なの?それは驚きだね。」
藤崎「あれに抱かれたい人なんかいない」
田川「ちょっと失礼だな。アレって」
藤崎「えざおさんはスター性を抜いた出川さんだよ。」
田川「なんてこと言うんだ!えざおさんにもスター性が・・・無い!」
藤崎「そうなんだよ。えざおさんに頼まれても、充電はさせたくないだろ。」
田川「出川さんの番組使っていじるなよ。」
藤崎「一方、福田さんにはスター性がありますけどね」
田川「福田さんにもない!」
藤崎「失礼だな。」
田川「言わせてんだよ。あんたが。」
藤崎「ほら、福田さんは笑点の新メンバーで」
田川「違うよ!いよいよ めちゃくちゃだな。一之輔(いちのすけ) 師匠と福田さん、ぜんぜん共通点がないよ。」
藤崎「寄席でのウケ量は、いっしょじゃない」
田川「いっしょじゃない!雲泥の差!」
藤崎「失礼すぎるだろ。いまどき一之輔師匠を下げる奴いないよ。」
田川「逆だよ!福田さんを下げてるんだよ。」
藤崎「なんだよ。お前は福田さんを林家三平師匠くらいの芸人だっていうのかい」
田川「お前がめちゃめちゃ失礼!どこまで敵に回すつもりだよ。」
藤崎「そんな童貞と三平のコンビ、カントリーズを皆さまどうかよろしくお願いします。」
田川「全部違う、いい加減にしろ。」

20230424 カントリーズライブ
どーもーお願いします。
藤崎「今日の会場にカントリーズファンは居ません。よろしくお願いしまーす。」
田川「うーん。否定できない。」
藤崎「ここだけの話なのですが、私もカントリーズをよく知らないんですよ」
田川「なんでだよ。なんのつもりでここに来たの? 我々にとっては漫才協会とマセキどちらともの先輩なんですよ。」
藤崎「このライブ、けっこう呼んでいただいているんですが、会場が良くないなと思いましてね。」
田川「そんなことないだろ。どこを見ても綺麗ですよ。お客様もいい席で」
藤崎「いやこの会場、治安が悪いんですよね。ここ来ると、いつも太ったおじさんと小さいおじさんが馴れ馴れしく 声をかけてくるんですよね。」
田川「それがカントリーズだよ!」
藤崎「え!あれがカントリーズなの?自販機の空き缶を盗みに来た人かと思ってた。」
田川「そんなわけねえだろ。空き缶盗むついでに漫才 5 本やんのか」
藤崎「あ、でもえざおさんっていらっしゃるでしょ。最近、裸に見えるっていうのでイギリスで有名になってるでしょ。」
田川「それ安村さんね。ゴッドタレントで人気らしいですよ。えざおさんも裸に見えるスーツっていうのがちょっと知られてますけど」
藤崎「とまあ、私はねカントリーズについて詳しくないので、今回ね、流行りのチャット GPT に聞いてみようかなと思って」
田川「いま流行ってるやつね。AI が自動で調べてなんでも教えてくれるやつだ。」
藤崎「ちょっと、調べてみますね。漫才コンビカントリーズについて教えてというので聞いてみます あ、すごい早いね。もう返事が来ました。」
田川「すごいね。」
藤崎「カントリーズは 鈴木拓と島田洋七の二人組で構成されています」 田川「さっそく違うじゃねえか。ドランクドラゴンとビーアンビーの片割れでやるわけねえじゃん。」
藤崎「あ、これ違うのか?これ同じ質問でもう一回 聞くっていうのができるからやってみますね。はい。早いね。カントリーズは高田文夫と草野仁(ひとし)で構成されています。」
田川「また違うよ!どんなコンビだよ。超大物じゃねえか。」
藤崎「もうこれっていうことで話進めていいですか?」
田川「そうしよう。もう逆に気になるよ。」
藤崎「カントリーズはユーモアたっぷりの漫才を得意としています。」
田川「おお、あってるね。」
藤崎「歌謡曲を取り入れたパロディ漫才も得意としています。」
田川「あ、これはあたってる!最近、歌を歌うネタやってますもんね。」
藤崎「メンバーは間違ってるけど、内容はあってるのかもね。」
田川「そういうことかもね。」
藤崎「代表的な出演番組には、とんねるずのみなさんのおかげでしためちゃめちゃイケてる!笑いの金メダル」
田川「めちゃくちゃ嘘じゃねえか!」
藤崎「カントリーズってすごい売れっ子なんだね。」
田川「売れてねえよ。それらに出てたら本所で自主ライブなんかやらないから。」
藤崎「あ、カントリーズさんは売れっ子じゃないんだね。」
田川「ぜんぜん売れてない!」
藤崎「じゃあなんで続けてるんだろうね。」
田川「知らないよ!」
藤崎「やっぱり漫才に対する熱い思いがあるんじゃないかな。」
田川「そんなわけねえだろ。もう後戻りできないとこまで来ただけ!」
藤崎「めちゃくちゃ言うな。」
田川「しかたないだろ。事実だから!」
藤崎「ほら、受賞歴もありますよ。」
田川「なんもとってないから。もういいから。」 藤崎「2007 年には第 28 回日本アカデミー賞新人賞を受賞し、」
田川「なんでだよ!映画出てないよ!」 藤崎「そのほかにも、M-1 グランプリ、ザマンザイなどの お笑いコンテストで優勝しています。すごい人じゃん!」
田川「全部嘘!何一つあってない!去年は二回戦敗退してるよチャットGPTはぜんぜん信用できねえな。」
藤崎「じゃあ、このあとのユーモアたっぷりの漫才を見てファンになってもらえたらと思います。」
田川「それもそうだな。やめさせてもらうわ。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。