2024/08/03 スローエンタメ

あぶないあぶない。本当にあぶない。なんだか小忙しくて更新が滞ってしまった。ちょっと追いつきそうになったら、また現実が逃げていくもんだから、なかなか追いつかない。来週にはかならず追いつくつもりでございます。ご期待ください。

今日やることといえば、やはりウーバーである。ウーバーしかしない日の日記は面白くないという噂もあるが気にしない。
嘘を書くのは面白くないでしょう。いや、面白いっちゃ面白いんだが、それはインスタントな面白さというか。日記の醍醐味と言えば、日々のなんとなく過ぎていく感じがいいのである。
サザエさん、ちびまる子ちゃんなんかはその感じが面白い。我々くらいの世代だと「あたしンち」がそうである。
なんとなく過ぎていく中で、ちょっとした事件が起こって、結局なんとなく解決していくもしくは解決しないでいくのが面白い。だから、映画館で公開された劇場版あたしンちはあまり面白くなかった気がする。記憶が正しければ、たしか「お母さん」と娘の「みかん」が尾道三部作の内の一つ「転校生」よろしく、精神が入れ替わって、俺があいつであいつが俺でみたいな話だったと思う。それはあたしンちの世界に求めていない物語と言えよう。

ここで、『アニメ映画「君の名は。」よろしく』と言わないところが、私らしさであるな。「君の名は」が流行った時、当時は結局見なかった。「転校生」みたいなもんだろうと思っていたからだ。
東京に来て、プロポーズとやっていた(いつの間にか終わった!)茶色が映画を見て話し合う「キネブラ」にて見た。映像が豪華な転校生だった。

「君の名は」と言えば、球児好児さんの話と、広島の過酷な倉庫労働時代、二つのエピソードがある。それを書くともう終わるからまた今度にしよう。
何の話をしていたっけ。そうそう。
だから、日記の面白さは日常が面白いんだよということだ。長く読み続けていけば、何かが見えてくる。見えてこないかもしれない。
ラジオが好きな人は他人の日記を読むのが好きだろう。なんとなくわかるんだ。スローエンタメである。すごく注目してるわけでもない、別に面白いと思っているわけでもないのに見続けてしまう、読み続けてしまう、聞き続けてしまう。私とあなたは、そういったスローエンタメが好きな同族だ。
だから、あなたの日記も読みたい。これを読んでいるあなたの日記も読ませてくださいね。

てなわけで、今日はウーバーをやる。今週は一件もやれていなかったから、30件やらないといけない。と、ここでネタバラシというか、先に行っておくが、どうやら今週のノルマは40件であった。もう無理。
で、ちょっとややこしいのだが、どうやらこの金・土・日は緊急のボーナスが発生していた。1日ごとに10件を運べば、+1000円あげますよというものだ。これはぜひいただきたい。
ノルマが30件だと思っていた私は、ひとまず今日は20件やって、明日10件やって確実にお金をもらうことにした。

ここから情けない話が、記憶がほとんどない。20件を運んだことは記憶しているのだが、それ以外の記憶がない。
恐らく究極の無我の世界、悟りに到達したのだろう。パラダイム高倉さんが聞けば絶叫するだろう。この世にあって悟りを開くことなど誰ができよう。
自分で言っては何だが、私はお釈迦様、イエスのように信仰の対象になることができる自信がある。それだけ人間ができていると自負している。
失敗してしまっても失敗した自分を俯瞰でもって観察する。ああなんて素敵なのだ。うっとり。
さあ、信仰せよ。ひれ伏せ愚か者ども!うっきっき~~~~。

警部「この仏さん、幸せそうな顔してらあ」
警部補A「熱中症でなくなるなんて、地球はどうなってるんですかね」
警部「環境のことなんか、俺たちの稼業にゃ関係ないわな。」
警部補B「警部!事件性はないものと見られます。」
警部「うむ。まあそうであろう。ウーバーイーツなんて根無し草の職業のやつにゃ、お似合いの最後だな。」
警部補A「それはいいすぎでは。」
警部「こいつらは税金を払っていない。つまり俺たちにとっちゃお客さんでもないってことよ。」

そんなわけで今日も運びました。お疲れさまでした~。
今日はこれくらいで。

今日面白いと思ったことは「スローエンタメ。」

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。