11月2週目のデキゴト≪回顧・振り返り≫エリ女・武蔵野Sほか
今週もお疲れ様でした。
今週はバタバタしていて、ブログの更新も満足にできず。本当はもっと元気に活動したかったのですが、PCを前にするとやる気がげんなりとしていました。
メモ程度の殴り書き。今週は特に。
書き足したり消したりしています。
※エリ女の途中で放り投げて寝てしまいましたが、15日14時30分に最後まで完成しました。読んでいただけると嬉しいです。
11月14日(日)の新馬戦
東京5R新馬戦(芝1800)は、ドゥラメンテ産駒のエンパイアウエストがゴール前抜け出して勝利。近親にパリ大賞典を勝ったImperial Monarchがいる血統。
追われてから全く反応してない印象でしたが、残り200Mのところからジリジリと伸びる。東京コースが合わない可能性が高いなと感じる。長く良い脚を使うタイプだと思うので、中山コースや夏場は函館札幌小倉を遠征してそう。
阪神5R新馬戦(芝1600)は、カレンブラックヒル産駒のカレンマックナイトが激しい叩き合いを制して勝利を納めた。
余談ですが、5着のクリノインパクトに騎乗した岩田望騎手は、なぜ直線であんな内を選択したのでしょうか。今週の阪神はタフな芝状態だと思うので、コース3分ほどを通っていれば3着はあったのではないかと思いました。次走くらいは勝てそうかなと見ています。
東京6R新馬戦(芝1600)は、キタサンブラック産駒のユキノエリザベスが差し切って勝利を納めた。追われてからの反応は今一つ。もう少しメリハリが欲しいところもあります。キタサンブラック産駒なので早熟傾向はないと思いますが、ここからもう少し成長できるでしょうか。
エリザベス女王杯は、アカイイトが勝利を納めた
©JRA. 画像はJRAホームページからのスクリーンショット
10人気のアカイイトが勝利納めた。初重賞制覇がエリ女ということになりました。掲示板に乗った馬全て重賞未勝利だったことから、今年のエリ女のレースレベルには疑問が残る内容だと言い切っていいのでは。
12.2 - 10.7 - 11.2 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 11.8 - 12.5(34.1-36.5 M)
前半1000M通過が59秒。後半1000Mが60.8秒ということで、やや前半部分が流れた印象。前半引っ張った3頭が仲良く最下位争いをしている点から考えても、ペースは上がったと考えるべきだし、上がり3ハロン35秒台がアカイイトしかいないので、消耗戦のタフなレースになったと考えても的外れではないと思う。
今回のレースでいえばレイパパレは逃げないとはじまらないというのが凄く分かったと思う。ルメール騎手は、恐らく距離が持たないから後ろに入れて我慢させてという形をイメージしていたかもしれない。しかし、蓋を開けてみれば掛かってしまってレースにもならなかった。
その点を考えると、レイパパレは負ける覚悟で逃げに徹しないと始まらないというか、もしかしたらもう終わったかもしれないけれど、次は思い切って逃げさせてみてほしい。別に末脚使って勝つのが競馬だけじゃないのだから、柔軟な作戦を考えて見てほしいとも思う。もちろん、今回のレースで逃げていたら2桁着順だったのだろうとは想像できるが。
アカイトリノムスメは、直線で進路が塞がったことによりスピードを落とせざるを得なかった。スムーズに走れていればまた違ったと思うので、力負けという印象はない。
ウインマリリンはやはり中間の怪我と熱発が響いた。クラブ馬なので仕方がないのかもしれないが、ここを回避して有馬記念を目指すプランもあったという。しかし、やはり出資者からすれば、有馬記念よりも8割のデキでもエリ女の方がより上位を狙えるだろうと考える人もいる。クラブは、ほら走れなかっただろうという既成事実を作りたかっただけの出走ではないかと思う。無理には追っていないし、厩舎側も騎手も、別の馬と言ってしまうほど、このローテーションには疑問を持っていたのだろう。クラブにはクラブの事情があって、そのせいでダメになってしまった馬もいるのだろうかと思案してしまう。
ウインキートスはもってこいの馬場だったと思いますが、気付けば10着と2桁着順。スローの流れではないと、この馬場をも味方にできないということだろうか。来年辺りも、スロー濃厚でタフな流れになりそうならば買えそうだが、このように前半流れてしまうともうお手上げということなのだろう。
だけど、結局レイパパレもアカイトリノムスメも、掲示板にすら載ることはできなかったが、6着7着と近いところでレースは終えた。地力的には似てるのかもしれない。このレース展開で6着7着に残っているのは、底力がないとできないと思うから。2頭共にやはり強かったというのはレース結果から伝わることでした。
追い切り推奨馬の3頭目にクラヴェルが3着に入ったくらいで、アカイトリノムスメには一言も言及することなく終わってしまった。追い切り考察、不調です。
元々、そんなに的中率が高いわけじゃないけれど、もう少しなんとかできるやろとは思うのだが...。
福島記念はパンサラッサが
猛烈な逃げ脚を見せて優勝
©JRA. 画像はJRAホームページからのスクリーンショット
優勝したのはツインターボの再来と評されるほどのペースで逃げたパンサラッサ。さすがにこの逃げを打たれたら、他の馬はどうすることもできない。
11.9 - 10.8 - 10.9 - 11.9 - 11.8 - 11.9 - 12.4 - 12.4 - 12.1 - 13.1(33.6-37.6 H)
さすがに33.6秒で入っていかれては、他の馬は様子見になる。そして、4コーナー手前で吸収出来れば問題ないと控えるはずだ。
ただ、このペースで逃げられると、追走するだけで脚を使うので、後方待機策のメンバーが伸びてくるというわけではなくなってしまう。タフな馬だからこそできる芸当ではなかろうか。
ココロノトウダイはどうしてしまったんだろうか。前半62秒~63秒くらいで1000mを通過したと思うが、もう4コーナーの勝負所では動けていなかった。最後は9馬身差の最下位。休養明けはそこまで気にしなかったですが、さすがに負けすぎ。故障の影響...でしょうか。この大敗の要因が全くわかりません。
ウインマリリンといいココロノトウダイといい、今週は手塚厩舎にやられたという人も多かったのかもしれません。
追い切り考察では、勝ったパンサラッサと3着のアラタをフォローできた。ヒョミドールは、京都大賞典10着からデキが上がってきていないという判断だったので仕方なし。G3重賞ならば通用するのと、小回り巧者の印象がより強くなった。次走は間違いなくしたい。
11月13日(土)の新馬戦
東京5R新馬戦(ダ1600)は、コパノリッキー産駒のリッキーマジックが追い比べを制して勝利。騎乗した田辺騎手はレース後のコメントで幼いと話しているので、今後の成長に期待。
阪神4R新馬戦(ダ1800)は、Arrogate産駒のジュタロウが大差での勝利を見せた。武豊騎手はレース後のインタビューでスタミナが凄いと絶賛。
映像を観て分かる通り、2着の馬も3着馬に対し10馬身差を付けたレース。能力の高さが伝わる内容で、年末の全日本2歳優駿に出走できるならば楽しみ。来年のダート戦線を盛り上げてくれそうな馬が出てきました。
福島5R新馬戦(芝2000)は、ディープインパクト産駒のフジマサフリーダムが、追い比べをしている4頭の間を割って入って差し切り勝ちを収めた。馬群を割って入るだけの勝負根性に目を見張る。
東京6R新馬戦(芝1600)は、ドゥラメンテ産駒のソバナがゴール前で差し切って初陣を勝利で収めた。半姉にヌーヴォレコルトがいる。近親には先日のJBCクラシックを勝ったミューチャリーがいる血統。マイルよりも長い距離の方が活躍できそうな気配。
阪神5R新馬戦(芝1800)は、ドゥラメンテ産駒のホウオウバニラが追い比べを制して勝利を納めた。騎乗したMデム騎手はレース後のインタビューでキレるタイプではないので、早めに動かしたと言ってることから、小回りコースで能力を発揮するのかもしれません。
武蔵野Sはソリストサンダーが
差し切り勝ちを収める
©JRA. 画像はJRAホームページからのスクリーンショット
チャンピオンズC前の前哨戦。有力馬が多数いる中で、勝ちきったのはソリストサンダーだった。
12.2 - 10.6 - 11.6 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.7 - 12.9(34.4-36.5 H)
前半3Fの時計を見ると分かる通り、スタートからリアンヴェリテやヒロシゲゴールドが飛び出していく。リアンヴェリテは激しく出鞭を使って逃げへ。中央だと珍しい気もします。地方だとたまに見かけますが、それでも残るのが地方ですが、中央だと厳しいペースを自ら作り出すだけという印象です。当然のように4コーナーでは手応えが怪しく余力はない。
結局、ワンツーを決めたのは昨年の武蔵野Sの好走馬。勝ったソリストサンダーは2着、エアスピネルは3着だった。その点はやはりリピーターレースになってくるのかもしれない。
エアスピネルはもう重賞を勝つチャンスはないのかもしれないなと思った。運がない。残り300M地点で進路が狭くなったこともそうですが、進路がスムーズに開いたところで勝ったソリストサンダーの脚には屈していたかもしれないなと思った。
追い切り推奨馬1頭目に挙げたオメガレインボーが3着に入ったくらいで、ブルベアイリーデが4着ではどうもこうも。この馬券を厚めに買ったので、結構最後はひりつく結果でした。今週の疲れがどっと出てしまいました。
デイリー杯2歳ステークスは
セリフォスが無敗で重賞2勝目
©JRA. 画像はJRAホームページからのスクリーンショット
セリフォスが無傷の3連勝を決め、重賞2勝目を獲った。
12.7 - 11.4 - 11.8 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 10.5 - 11.9(35.9-33.8 S)
このレースは回顧が難しいと感じるレース。上位3頭は上がり3ハロン33秒台で、とにかくキレが求められるレースとなった。ただ、それにしても先行勢が残れない。
差し切ったセリフォスはクビ差の辛勝という印象ですが、4コーナーで外に膨れたことなどを考慮しても、やはり能力は高いと見ていいでしょう。早熟の2文字が過るものの、あの距離ロスがありながらも最後は差し切ったのはお見事。着差以上に強さを感じます。
ソネットフレーズはあの位置から勝ちきれないというのがこのレースの難しいところ。スタニングローズが外にいたことで、内へ進路を取るしかなくなったのが伸び悩んだ原因か。それにしても、ルメール騎手らしくないなと感じる騎乗だった。
レースが終わった後に言うの止めようって言うくらい、スタニングローズは疲労を口にしていました。データ的にもキャリア4戦以上は不振だったことを知らず。2歳の秋の時期に4戦使われるというのはハードなことなのかもしれません。
2頭目推奨のウナギノボリは、出遅れを挽回して馬群にとりついたタイミングでペースが上がる。万事休す。息が入らない中で直線を向いてしまっては好走はできない。
3頭目推奨のセリフォス。レース後のインタビューだったか失念したものの、状態的には夏場よりも落ちていたらしい。ソースを見失ってしまって、小まめにメモをしなきゃなと痛感。メモ用にnoteを始めたのに。追い切り考察的にはそうだったんだなと思ったものの、勝ちきるとは。
4頭目推奨のドグマは言葉でず。
京王杯2歳Sを制したキングエルメスが
手術の為朝日杯FS回避
先日の京王杯2歳Sを制したキングエルメスに、右前球節部に骨片の遊離、並びに左前球節部の骨に亀裂線が見つかったことにより、11日に骨片の除去手術を行うことになった。朝日杯FSは回避して、NHKマイルCを目標にする。
藤田菜七子騎手が実戦復帰へ
10月19日に自身の骨を一部を移植する手術を行い、全治未定となっていたものの、早い時期に復帰が決まる。12月4日中京開催から騎乗するみたいです。
女性騎手の佐々木世麗騎手が
地方競馬新人女性騎手の年間最多勝新記録を達成
兵庫県初の女性騎手としてデビューを果たした佐々木騎手。4月のデビューから通算66勝目を挙げ、これが新人女性騎手の年間勝利数に並んだ。
これまでは山本茜騎手(元名古屋所属)の持つ1年目の記録が新人女性騎手の最多記録だった。
翌日、11月10日に園田3Rにてマロンドクイーンに騎乗し見事勝利。年間最多勝利新記録をマーク。
17年高松宮記念の覇者セイウンコウセイ
12月の阪神Cがラストラン
17年の高松宮記念の覇者セイウンコウセイが、12月の阪神Cをラストに引退することが決まった。引退後は種牡馬の予定。
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