音圧爆上げくんでうまくマスタリングするための、4つのコツ
音圧爆上げくんは手軽にそこそこの音源を作ってくれますが、使い方を工夫するとさらによくなります。音圧爆上げくんで、うまくマスタリングするためのコツを、まとめました。ライバルには絶対に教えないでください。
1. 基本は低音を保存するオプションをオンにする
低音を保存するオプションをオンにすると、より自然にリミッティングされます。
以前は低音を保存するオプションをつけると歪むことが多かったのですが、2018/09頃の修正で歪みづらくなったので、基本はオンで良いと思います。オフにすると、相対的に高音が強くなってしまう傾向があります。
どうしても歪む場合のみ、このオプションをオフにしてみてください。
2. 音圧はデフォルトよりも低めが良い
初めて使う方に、音圧爆上げくんの圧倒的な音圧を体感してもらいたいので、デフォルトの音圧はかなり高めに設定しています。ニコニコ動画のボカロ曲と比較しても高いと思います。その割には意外と破綻しないことを体感してもらう意図です。
プロの曲は、J-popとかでもラウドネス-10dB程度のものも多いです。ジャズやクラシックはさらに低いです。なので、ラウドネス-10dB以上であれば、プロの曲と比較して、遜色ないはずです。心配であれば、目標とするプロの音源を音圧爆上げくんで解析して、どのくらいのラウドネスなのか確かめてみてください (普通に爆上げして、元の音源の統計を見てみてください)。
オススメは、-9dBです。音圧爆上げくんで-9dBに設定すれば、ほぼトランスペアレントで、元音源と差を聞き分けるのはかなり難しいと思います(自動マスタリングをオフにして純粋にリミッティングだけ行った場合)。音圧をあげることで生じる悪い影響(歪み、周波数特性の変化、ポンピング)を回避するためにパラメータを試行錯誤する必要もありません。カスタム爆上げで目標音圧を-9dBにしてマスタリングしてみてください。
3. 音圧爆上げくんにアップロードする音源は十分なダイナミックレンジを取っておく
音声処理の一般的な特徴として、ダイナミックレンジを小さくする処理は自然に行えますが、ダイナミックレンジを大きくする処理は不自然になることが多いです。(適当なエクスパンダーVSTをいじってみると分かりやすいです)
音圧爆上げくんも、ダイナミックレンジがもともと小さい音源のダイナミックレンジを大きくするのは、難しいです。
なので、音圧爆上げくんにアップロードする音源は、十分なダイナミックレンジを取っておくのがオススメです。
具体的には、念のためクリッピング回避用のリミッターをマスターチャンネルの最後に入れておきつつ、リミッターがほとんど動作しないくらいの音量にして書き出すと良いです。
ダイナミックレンジの目安を知るために、音圧爆上げくんでプロの音源を解析し、比較してみるのもオススメです。プロの音源はマスタリング済みなので、ダイナミックレンジはプロの音源より少し大きくなるようにしてみてください。
LANDRの解説も参考になるかもしれません。
4. 音圧爆上げくんにアップロードする音源のフォーマット
他の項目とくらべるとあまり重要ではないですが、以下の設定がオススメです。
24bit WAVまたは32bit float WAV
サンプリングレート 44100Hz以上
ディザリングオフ
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