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2月12日に見た、スーパーで店員が銃を取り出し…の夢
昔、実家の近所にあった小さな八百屋さんが、建て替えられてスーパーになっている。中に入ってみると、まるで百貨店のように化粧品売り場などもあり、どう考えても外観と内観の広さが合わない。しばらく店内をウロウロしていると、急に店員の一人が銃を取り出した。
周りの客が気づいて悲鳴があがり、みんな逃げようと出入り口へと走る。わたしは一瞬遅れて、売り場の奥に逃げ込んだ。そこはちょっとしたエステの施術室になっていてベッドがある。
そこに女性が寝ていた。顔はパックで覆われ、頭にはタオルが巻かれている。顔がよく見えないのに、わたしにはなぜかそれがあの有名な女優さんだとわかっている。彼女は宝塚出身で、映画「失楽園」の主演だった。
そしてまたわたしはなぜか、銃を持った店員が彼女を探しているのを知っている。誰かの足音がしたので物陰に隠れて様子を見ていると、あの店員が施術室に入ってきた。パックをしている彼女を見ている。彼女は平然としている。しばらく室内を見回したあと、銃を持った店員は誰かに呼ばれて出て行った。
女優さんは、何事もなかったかのようにパックを剥がし始めた。肝が据わっている。わたしは室外を覗いてみる。いまや、店員全員が銃をもち、客を狙って撃ちまくっていた。もはや誰もが標的になっている。わたしは腰を低くしながらその部屋を出て、店の隅のカーテンの影に隠れた。
ここもすぐに見つかってしまうだろう。どうしようかと考えていると、足元の床に四角いハッチがあることに気がついた。このハッチを開けて、中に入ればいいのではないかと思った。しかし、この下のスペースがどのくらいの大きさかわからない。棺桶のように狭いかもしれない。または、入れないほど狭いかもしれない。でももしかしたら、通路があってその先が広い部屋になっていたり、外部に通じているかもしれない。
少し考えて、いちかばちかハッチを開けてみようと思ったところで目が覚めた。