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2月18日に見た、巨大モフモフの夢

久しぶりに実家に帰ると、なぜか取り壊されたはずの隣の家が元通りにそこにあった。そこにはIT系の研究者の男性とその妻、子どもたちが住んでいるのだと、わたしの両親が言う。
 
部屋の窓を開けたら、隣家の庭に大きな鳥がいた。ヒャッと変な声が出る。いや、これや鳥じゃない。よく見ると脚が4本あり、後ろ脚は馬のようで蹄がある。「ハリー・ポッター」に出てくるバックビークのような、前の半身がワシで後ろの半身が馬のヒッポグリフだった。
 
隣家に行ってもっとよく見たいと思い玄関から外に出ると、今度は象くらい大きい茶トラのネコに遭遇した。30代くらいの男性と子どもたちが一緒にいる。隣の家族だ。
 
こんなに大きい素晴らしいネコを前にしながら、わたしはつまらない質問をする。男性に「このネコは何歳ですか?」と聞いたのだ。男性は「明治時代から生きています」と言う。

それならすでに100年以上生きていることになる。いったいこの男性はいつからこのネコを飼っているのか? こう見えてこの男性も100歳を超えているのか? あのヒッポグリフも彼が飼っているのか? などと疑問が尽きない。けれどもいろいろ質問をする前に、大きなネコと家族はどこかに行ってしまった。
 
家の中に戻ってわたしは、読もうと思っていた本を開いた。普段読まないIT関連の本だ。著者プロフィールにあの巨大ネコを飼っている男性の写真があった。「獣医でもある」と書いてある。
 
ちょっと読んでみると案外、文章は平易で読みやすそうだ。読んだら著者とヒッポグリフ、巨大ネコの秘密がわかるかも、と思ったところで目が覚めた。

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