ウユニ塩湖は、世界一の絶景だった
南米ボリビアの、ウユニに来た。もちろん、旅人の憧れウユニ塩湖を目指すため。
正直行くまでは、ベタな観光地で流行りすぎているし、わいわいするのもなぁと嫌煙していた節もあった。それでも、それを遥かに超える、世界一の絶景がそこには広がっていた。
ウユニツアーの予約
宿泊は、HOTEL Julia。宿を出て10秒のHODAKAでツアーの予約ができる、好立地だ。小気味よい日本語を話すおばちゃんに連れられその場で予約。予約したツアーは以下の通りだ。
1日目: Sunset + Starlight
2日目: Fullday + Sunset
3日目: 休養 + 今後の旅程を組む ←今ここ
4日目: Starlight + Sunrise
厳選する写真を選ぶのにも時間がかかった。
なにしろこの2日間だけで、1000枚は写真を撮った。
初日、2日目の紹介をしたい。
【初日】Sunset + Starlight
初めてのウユニ塩湖。時間の10分前ほどにHODAKAの前に集合する。この時点で「来てよかった」とワクワクが止まらなかった。 「ウユニ塩湖ー?ベタじゃーん?」な自分は何処へ…。
ランクルに乗り込み、まずは長靴に履き替えるポイントへと連れて行ってもらう。靴を履き替え、40分ほど車を走らせたら、いよいよ、ウユニ塩湖だ。
そして、塩湖に立った。
本やネットの奥にあった景色は、目の前に広がっていた。
ウユニ塩湖は、この地球に本当にあった。
どこまでも広がる空。
すべてが水面に反射する。
遠くを見ると、境目もわからなくなる。
ここがウユニ塩湖。
世界一の絶景だ。絶対にそうだと思った。
時間が経つと、また見せてくれる景色が変わる。
ウユニ塩湖は、ただひとつの絶景じゃなくて
同じ景色は二度とないことが、儚くて美しいのだ。
やがて日が沈み、世界がオレンジ色に、そして黄金に変わっていく。
グラデーションは刹那的に変化をして、その役目を終える。
その片割れ時に、彼女はフルートで音を奏でていた。間違いなく、世界で1番の音色だった。
このあと、雲が多くなってしまい、Starlightはあまり見ることができなかった。
でも、ウユニ塩湖は、間違いなく世界一の絶景だと確信した。次の日も楽しみに、あっという間に寝てしまっていた。
【2日目】Fullday + Sunset
次は、ウユニ塩湖周辺の様々な観光地を巡るとともに、トリック撮影や鏡ばりなどを狙う贅沢なツアーだ。 本当に盛りだくさんで、最高だった。
ぜひこれは、参加してほしい。
まずは、列車の墓場
登ったり、飛び降りたり、時間はあっという間だ。
お土産屋で固形牛乳のシェイクを飲んだり
写真を撮ったり
韓国の主張の強さを見たり
みんなでトリック撮影をしたりした。
メンバーが重要って話は聞いていたが、本当に最高のお兄さんお姉さん達だった。みんな、めちゃくちゃ面白いし、めちゃくちゃ旅してる。塩湖のど真ん中でのランチも、とても美味しかった。
この日のsunsetは、初日とはどこか違う、どこか厳かさがあった。思わず一歩も動けなくなるような、神々しさを感じて、思わず涙が出そうになった。
自分のことを知っている人ならわかると思うが、僕自身あまり感動したり、興奮したりしない。
(心の奥ではしているが、)あまり表に出ないのだ。そんな僕だからこそ言いたいのだが、本当にこの場所でこの瞬間、僕は涙を流して、感動していた。
日が沈んでから、ずっと2人で色が変わるこの世界を、ずっと眺めていた。
永遠のようで、一瞬で過ぎていく。
この旅も、きっと人生も。
この日の夕焼けを、僕は一生忘れないだろう。
残るは最終日。
鏡に映る、宇宙のような満天の星空と、はじまりの朝日だけだ。最後のウユニは、どんな姿を見せてくれるのだろうと期待を膨らませて、眠りにつこうと思う。
死ぬまでに見たい世界の絶景は、本当にその通りで。そして死ぬまでに見れてよかった。
ウユニ塩湖は、世界一の絶景だ。
そんな場所に、好きな人と来れて、本当に幸せだ。
パッキングが得意というかスキです。