落書きアートの世界遺産、バルパライソで街歩き
街を歩くと、たくさんの落書きがある。
チリ最大の港、バルパライソは、急な坂とアソンセール(ケーブルカー)、トタン屋根とカラフルなペンキに彩られた街でもある。2003年に街自体が世界遺産に登録され、迷路のような路地裏を散歩するだけでとても満足できる。
首都サンティアゴからのアクセスもよく日帰りも可能だが、個人的にはもったいない。この街は、探索しがいがありすぎる。
自分は、Hostel Poというところに泊まった。このホステルのビル全体がアートになっている。ぜひここに宿泊してルーフトップでビールを飲んでほしい。
落書きアートの数々
とにかく街がアートだらけ。なんでもトタン屋根が貧乏くさいので、色をつけるようになったのだとか。絵自体に意味があるのかないのか、そのわからない曖昧さが現代アートの良さでもあり、写真だけでも300枚ほどの落書きを撮った。
おばあちゃんを書こうとするセンス
汚い板に、美しいアート
つい入りたくなるカフェ
手前の花までもアートの一部
この街自体も可愛い
家そのものも、カラフルになっているものが多い。
階段も、だいたいカラフルになっていたり、タイルが敷き詰められていたり、絵が描かれていたり。眼に映るものすべてが芸術の街だ。
お気に入りの写真
アートと、無造作な洗濯物と、電線
日常が垣間見えるのが、いい
魅力だらけのバルパライソ
少し足を伸ばせばビーニャデルマルというリゾート地に着き海水浴やショッピングを楽しむことができる。
奥に見える坂の街がバルパライソ
ウォーリーと呼ばれる現地のボランティアガイドが丁寧に歴史を紹介しながら案内してくれる。
毎日am10:00,pm15:00から2時間程度
あやしいおじちゃんのホットドッグが激ウマだったりする。
Hi! って寄ってきて握手した手はギトギト。笑
でも、それがなんかいい。
この街でおもしろいのは路線バス。めちゃくちゃ速いしめちゃくちゃ飛ばす。アトラクション並み。
あと、いろいろな穴場を教えてくれる
もちろんこのケーブルカー(100チリペソ)も醍醐味。
なんとなく行った街だったが、終始興奮と、感動と、冒険心をくすぐられたアートの街が大好きになった。夕方、ルーフトップで写真を見返しながらビールを飲んでるとき、旅をしてるなあと心から思った。
そして次は、アルゼンチンにちょっと向かうことにした。旅は折り返し。バスに乗って、アンデス山脈を越えていく。
まだ暗がりの朝の世界遺産の街。
バスターミナルまでの路線バスは、相変わらず荒い。
✈︎
本日の彼女
国際模擬裁判の日本大会で優勝!世界大会でウィーンにも行く!彼女が凄すぎる。そして、いよいよ彼女も出発間近…!
パッキングが得意というかスキです。