Push! Push! Push! Push!
なんていうか、やりきれないことばっかりだから、今日ずっと地面を蹴っていました。傘と荷物を抱えてぎこちなく滑っていました。
なんでこんなことしてるんだろう? そう何度も自問して、んで両足をボードにも乗せず、ひたすらプッシュ。レギュラースタンスなので、左膝くんにがんばって貰いました。ありがとうのストレッチもしました。
スケートボードを始めて二ヶ月と三週間。最近チックタックがちょっとできるように。比例するように恐怖心も。後ろに転ぶのが怖くて、以前出来ていたノーズの上げ下げが「ギク! シャク!」ってうまく出来なくなりました。
そして同時に精神科に通院する身で、抑うつ状態にもなります。頭にモヤがかかって、転ぶことへの恐怖心が薄れることもあって、実際に転んだり。ちょうど最近がそうで、もうトリックのHow toなんて濃霧の向こうに消えていきました。
PUSH! PUSH! PUSH!
何もできなくてもできることはプッシュでした。
アスファルトの振動に時間軸や評価はありません。
今この瞬間地面を漕いでいる(その様は犬かきだけど)。でもガラごろと鳴くウィールに、今日と明日の境目は踏まれ潰れます。
この体に良くない運動は、社会から受ける評価軸から滑り抜けるためのツールなのかもしれません。心配も不安も他者との関わりから生まれますが、このスケボーってヤツぁ、乗ってる間は変な人扱いというか、真面目である必要無くなりません?
とりあえず頭が晴れる日を待って、その時にはチックタックをまたやりたいです。ボードを左右に振ってれば、時間が流れてくれますから。