大阪杯【GⅠ】2022 過去データ分析
【コース分析】
舞台となるのは、阪神芝2000m内回りです。
スタンド前の直線からのスタートとなります。
1コーナーまでの距離は325mあり、スタート直後に上り坂があるため、あまりペースは速くなりません。
ただし、内回りコースの為か外回りの1600mや1800mほど瞬発力勝負にはなりにくくなっています。
ゴール前の坂をどれだけ力強く越えられるかが重要で、タフさが要求されるコースとなっています。
基本は逃げ・先行有利となっていて、古馬の上級条件でも馬券の中心は先行馬となります。
枠順、メンバー構成からスムーズに先行できそうな馬を狙いたいコースとなります。
穴馬ももちろん、この条件に該当する馬を狙うべきです。
【人気別】
1人気 (9-4-4-3) 複勝率85.0%
2人気 (3-3-3-11) 複勝率45.0%
3人気 (3-1-1-15) 複勝率25.0%
4人気 (2-2-5-11) 複勝率45.0%
5人気 (0-1-3-16) 複勝率20.0%
6~9人(3-9-4-63) 複勝率20.3%
10人~(0-0-0-71) 複勝率 0.0%
当レースは本命傾向はかなり強くなっています。
近年、1番人気の勝率・連対率・複勝率はいずれも高水準で抜群の安定感を誇っています。
勝ち馬の大半を3番人気以内が占めており、全体的に人気サイドの信頼度は高いと言えます。
ただし1番人気~3番人気の上位独占となるケースは殆どありません。
例年5番人気以下が毎年のように馬券に絡めていますので、人気薄で好走できそうな馬はしっかり抑えておく必要があります。
【脚質】
逃げ(3-4-3-11) 複勝率47.6%
先行(8-8-6-50) 複勝率30.6%
差し(6-4-8-69) 複勝率20.7%
追込(3-4-3-60) 複勝率14.3%
逃げ馬の成績が優秀におもえますがコース改修後は、なかなか勝ち馬が出ていない状況です。
更に逃げ馬で3着以内にきた馬の殆どが人気サイドとなっていて、必ずしも有利とは言えません。
他の脚質では先行・差しは、ほぼ互角となっています。
優劣をつけるのは難しいですが、好位または中団より前のポジションが優勢であると言えます。
対照的に4角10番手以下の後方待機勢は苦戦傾向となっています。
【枠順別】
1枠(0-2-0-19)複勝率 9.5%
2枠(0-0-3-20)複勝率13.0%
3枠(3-7-1-17)複勝率39.3%
4枠(2-1-4-22)複勝率24.1%
5枠(7-3-2-22)複勝率35.3%
6枠(2-1-4-31)複勝率18.4%
7枠(3-2-2-31)複勝率18.4%
8枠(3-4-4-28)複勝率28.2%
枠順別成績では内枠が有利に思えますが、近年では1枠~2枠の連対は期待できません。
1枠に限っては複勝圏内すら、なかなか絡めないといった状況です。
1枠~2枠に入れば好枠と評価されがちですが、基本的に当レースでは割り引いて評価したほうが良いと言えます。
また、内外の距離差が大きく影響する8枠も信用できない枠となります。
多頭数で8枠を引いた馬は、まず疑ってかかる必要があります。
【馬齢】
4・5歳馬が活躍の中心となっています。
7歳以上は苦戦傾向です。
【所属】
勝ち馬は関西馬が中心です。
【性別】
牝馬の出走は少ないですが好走はできています。
【前走・前走着順・前走人気】
前走5着以内が良い成績を残しせています。
更に当日2番人気以内だと抜群の安定感となっています。
◎前走5着以内だった馬で当日2番人気以内
前走負けていた馬の巻き返しもあります。
前走10着以下は苦戦傾向です。
前走で1.0秒以上負けの馬は苦戦傾向です。
前走G3・OP特別・条件戦で2番人気以下は苦戦傾向となっています。
【間隔】
5週~25週が中心です。
休み明けでも好走はできています。