見出し画像

”報酬のために働く!”じゃなくて、”働くことそのものが報酬になる”ためのアイデア3選

 かなり問題だと感じ続けているのが、例えば”働き方改革”…
勿論、1日18時間労働の強制とか、技能実習生という名の最低賃金割れ労働なんて大問題で、でも、”もっと働きたい!”って思ってる前途有為な20代に”残業するな!”とか”必ず有給は取れ!”とか”出社してはいけません!”なんて指示がどうどうとまかり通る働き方改革ってどうなの?と真剣に思う。
 問題なのは働きたくない人に無理やり働かせようとすることで、働きたい人を上から押さえつけることではない。世界的に見れば相当人生を楽しんでいる国フランスだってエグゼクティブは寝食忘れて働いている(バカンスはとってるけど)。
 要はお金のためだけに働かなければならない!ってのをできるだけ減らして、”働くことって権利だよね!”というために国を挙げて工夫することが大切なんだと思う。


1.フリーランスって楽しい!→働く人全員フリーランス化のアイデア

 最近フリーランスになってつくづく思うのは、”フリーランスって楽しい!”ってこと。元々それほど経済的なリスクを冒すことには積極的ではなかったので、ついこの間まで34年間ほどサラリーマンをやってきた。フリーランスって不安定だし、高い能力必要だし、仲間いなくて寂しいし、身体が資本でたおれたらオシマイ…
 って思ってた。100%間違いな訳ではないけれど、その大半が誤解だった、と今になって思う。
 楽しいのは多分お客さんと毎日を直に共有しているから。ぼくのお客さんは経営者であり、毎日自社の業績と向き合っている人たち。お客さんが”売上が上がって嬉しい!”ければぼくも嬉しい。お客さんが”スタッフが辞めて悲しい”ければぼくも落ち込む。でもそれはコンサルタントだったら当たり前なのだけど、フリーランスになって違ったのがぼく自身のLifeと直結している感覚。会社勤めのコンサルタントだった時は、クライアントが去れば”致し方なし…終わったことをくよくよしてもしょうがない。次を見つける”というのが当たり前。今はそもそも大好きなクライアント以外は存在しないし、次なんてない。ぼくのクライアントの成功はほぼほぼ、ぼくの成功と同義語になった。

 アイデア①フリーランスで働く人は仕事そのものを報酬にできる人



2.卒業年度を決めるとチャレンジが楽しくなる!→定年より先に卒業する仕組みのアイデア

 基本的に真面目な日本人は会社からの命令に対して極めて従順。売上のため、利益のため、ブランドのため…
 でもこれって今噴出している多くの問題の原因な気がするのですよ。会社のためにであって、自分のためではない。だから自分を押し殺して我慢することが正しい。結果報酬に反映されなければ嫌になるのですよ。”なんであんなに尽くしたのに…”って。
 例えば40歳位で卒業することが決まってて、それまでにお客さん作って独立してもいいよ、ってな制度があったら。もっと言えばお客さん連れていってもいいよ、ってな感じだったら…
 お客さんは会社のものじゃなくて”ぼくのもの”って思えるだろう
 勉強は会社がやれというからじゃなくて将来独立のためって思えるだろう
 卒業が決まっているから、会社に依存する気持ちはどんどんなくなるだろう

アイデア②卒業支援の仕組みが働く人の報酬を仕事に変える


3.好きなことしかずっとはできないよね!→生涯現役が普通になったら嫌なことを仕事にする人はいなくなるだろう、という希望的観測も入った哲学的アイデア


 答は生涯現役を貫いた幸福モデルを多数作り上げることだと思う。それも、上場企業で引退することなく90代を迎えた伝説の経営者なんて存在じゃなく…(←むしろこれはマイナス)
 あまり有名じゃなくとも、経済的に凄い訳でもなく(失敗はダメ)、でも素晴らしい貢献を残し、その人にできない領域を持ち、でも50代でさっさと自分の成功は後を託し、また新しいことにチャレンジするような成功モデル。
 要は、今の(特に団塊ジュニア位以上の世代)人たちにとっての幸福モデルの根幹にあるのが、経済的な豊かさや安定した生活、所属する会社の知名度という所を変革する、という幾分難しい、少し希望的観測が入ったアイデアでした。

アイデア③生涯現役幸福モデルを作って布教する

いいなと思ったら応援しよう!