マイルチャンピオンシップ2019データ考察
こんにちは!
馬券のトリセツです!
今週は、秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ!
春のマイル王インディチャンプや、先日の天皇賞でアーモンドアイと激闘を繰り広げたダノンプレミアムをはじめとするGⅠホース5頭に加えて、3歳世代を代表するダノンキングリーなども参戦してまさに混戦模様。
何が勝っても不思議ではない好メンバーがそろっただけに、
馬の力や状態だけでなく、過去のデータも参考にした方が、
今年の馬券は勝利に近づけそうな予感です。
馬券のトリセツ動画版もありますのでぜひご覧ください!
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それでは、早速みていきましょう!
(以下、過去10年のデータになります)
当日の人気
まずは、当日の人気データですが、
ナント!!!
1番人気は現在9連敗中です!
(09年のカンパニーが最後の1番人気勝利!)
しかも、ここ6年は1番人気が連対すらしていないという・・・
ということは、今年の1番人気になりそうな
ダノンプレミアムにとっては嫌なジンクス。。。
全体の傾向としては、
5番人気以内で10戦中8頭が1着、
2着馬は3番人気以内で10戦中8頭ですから、
人気薄を狙うより、人気上位馬から軸を選択する方が賢明でしょう。
馬齢
続いて、馬の年齢ですが、
こちらは、3歳から6歳までがわりと満遍なく勝っています。
7歳以上となると、
こちらも09年のカンパニーが8歳で制したのみですので、
7歳のグァンチャーレにとっては厳しい戦いとなるかもしれません。
一方で、3歳は、ここ2年、ペルシアンナイト、ステルヴィオと連勝。
古馬との斤量差が1キロ差に縮まって以降は
3歳馬の苦戦が続いていましたが、
どうやら、その流れは一変したようで、勢いが出てきています。
ならば、3歳世代を代表するダノンキングリーも
期待しないわけにはいきませんね。
ちなみに、年齢ではありませんが、
牝馬に関しては過去5頭が制していますが、
08年のブルーメンブラッド以降勝ち馬が出てきていないので、
プリモシーンや、レッドオルガはその壁を越えられるでしょうか。
枠番
そして、なにより、このマイルチャンピオンシップは
枠が重要!!
ジョッキーたちも、しきりにこの枠が出るまでは
作戦が立てられない!!というほどに、
大きな影響を与えるファクターになっています。
一言でいえば、、、
内枠有利!中枠不利!外枠ペース次第!
です。
基本的に、この京都競馬場のマイル戦は、
後方から外をぶん回してきていては届かないので、
インコースをロスなく走って、好位から伸びた馬が優勢です。
となると、やはり内枠は喉から手が出るほど欲しい所。
今週からはCコースになって、
内の荒れた所も仮柵でカバーされますので
なおさら内が有利になりそうです。
脚質
脚質に関しては、
先行、もしくは差しが優勢。
逃げは、16年のミッキーアイル1頭のみ。
上記の枠でもお話した通り、
基本は好位からの瞬発力勝負で勝る馬が結果を残しています。
ただ、京都競馬場は3コーナーの下りがありますので、
そこからレースが動きます。
となると、やはり、一瞬の切れる脚ではなく
長く伸びる脚質が求められます。
そのため、ダノンプレミアムやアルアインといった、
中距離でも活躍している馬は
このレースの適性としてもあっているように思われます。
ダノントニックのスミヨン騎手や
ペルシアンナイトのマーフィー騎手も
ある程度前で競馬をしたいと話していましたので、
差してくる馬についても、
外国人騎手の面々がいつもと違う競馬をしてくる可能性もあるので、
注目したいですね。
前走の着順
前走の着順については、
3着以内の馬が良績なのは当然だと思いますが、
一方で、掲示板を外した馬も
巻き返してくるケースが度々あるのがポイント。
ただ、今回のメンバーで前走6着から9着は
エメラルファイトのみ。
ここは力関係的に巻き返すというより、
格上挑戦的な空気ですので、、、、どうでしょうか(笑)
ちなみに、さすがに10着以下は厳しいようで、
前走大敗している
アルアインやプリモシーンは
実力はありそうですが、
ちょっと負けすぎ・・・ということでしょうか。
個人的には鞍上も楽しみで気になる2頭なのですが、
データ的には切るべき存在のようです。
前走の人気
前走の人気については、
2番人気以内の馬が、勝率、連対率、複勝率いずれも優秀です。
前走2番人気以内の馬は・・・
ダイアトニック、ダノンキングリー、プリモシーン、モズアスコット
の4頭。
前走人気を材料にするなら、
ここから軸馬を探るのも良さそうです。
前走の上がり3ハロン
最後に、前走の上がり3Fタイムですが、
前走上がり3F最速の馬は、3勝、2着3回と好成績なのですが、
以外にも前走上がり3Fが2位~5位の馬は勝ちがありません。
ですから、前走で上がり最速を披露したか、
もしくは、上りよりも好位につけて、
持久力で長く良い脚を使っていた馬のいずれかが
勝利に近いという事になりそうです。
前走上がり最速をマークしているのは、
ダイアトニック、ダノンキングリー、レイエンダ
の3頭です。
一方で、前走上りは6位以下ならがら好走したのは
レッドオルガが面白い存在ですね。
今回はルーキーの岩田来望騎手がGⅠ初騎乗ですが、
どんな競馬を見せてくれるでしょうか。
ということで、ここまでマイルチャンピオンシップの
データを見てきましたが、
なかなか好データに恵まれないのが
ダノンプレミアムやインディチャンプ。
しかし、ダノンプレミアムは
前走異例ともいえるハイレベルなレースでしたし、
インディチャンプも余裕残しでの前哨戦でしたから
少しデータに合致しない面はありますが、
拡大解釈すれば、やはり軸に据えても良いと思われます。
え?これだと絞れないですか??
そうなんです。
それだけ今年のマイルチャンピオンシップは
ハイレベルという事なんですね!
逆に言えば、予想のしがいがあるということで、
ぜひ皆さんも、当日まで
色々シミュレーションしながら
楽しんでみて下さい!!