2025報知グランプリカップ レース考察
本日船橋競馬場では、2連続重賞の第2弾である「報知グランプリカップ」が行われます。
【報知グランプリカップ 船橋ダート1800メートル】
報知グランプリカップは、船橋競馬場ダート1800メートルで行われます。
船橋競馬場は、スパイラルカーブの影響で、スピードに乗ったまま直線に入り、馬群がバラけるため、比較的差し、追い込みが決まりやすいのが特徴
加えて、砂が深く、重いため、それに対応するためのパワーも必要になります。
重い馬場に負けないパワーを有し、なおかつ終いの伸びを武器にする血統と言えば、欧州系のダンシングブレーヴや、グレイソヴリンの血脈
実際、2022年、23年とこのレースを2連覇したギガキングは、ダンシングブレーヴを父に持つキングヘイロー産駒。2021年2着のリンゾウチャネルも、父のモンテロッソがダンシングブレーヴを内包していました。
また、グレイソヴリン系に関しては、2021年1着、2022年3着と、このレースとの相性の良さを見せたゴールドホイヤーが、グレイソヴリン系のトニービンを内包するトランセンドの産駒、昨年3着のロードゴラッソも、同じくトニービンを内包するハーツクライ産駒。さらには、昨年3着のスワーヴアラミスもハーツクライ産駒と、その相性の良さを見せています。
報知グランプリカップにおいては、ヨーロッパ型の末脚の伸びを強調する血脈が有効と見てとれます。
では、それを踏まえて、本日の注目馬を挙げたいと思います。
【注目馬① ギガキング】
先述の通り、2022年、23年とこのレースを連覇している同馬
船橋1800メートルは、重賞3勝と非常に得意としているコース
血統的にもこのレースとは相性が良い、ヨーロッパ型の伸びを強調するダンシングブレーヴの血を引くキングヘイロー産駒
近走は噛み合わないレースが続いていますが、力はまだまだ健在とみられ、得意舞台で復活の可能性も十分あると考えます。
以上、本日は、ギガキングに注目してレースを楽しみたいと思います。
予想はウマニティにて公開いたします。
こちらもご覧いただけますと幸いです