2024しらさぎ賞 レース考察
本日浦和競馬場では、古馬牝馬による重賞しらさぎ賞がおこなわれます。
今年の飛躍を期して12頭が参戦。今回はどんなドラマが生まれるのか。
本日は、このレースを検討してまいりたいと思います。
【しらさぎ賞 浦和１４００メートル】
しらさぎ賞は、浦和の１４００メートルで行われます。
浦和競馬場の１４００メートルといえば、スタート直後から急なカーブがあることに加え、小回りコースというトリッキーな舞台。
それゆえ、コース適性も割とはっきり出るコースであります。
基本的には減速ラップでスピードの持続力が求められることの多いコース。
そのことを踏まえ、まずは、過去３カ年のラップタイムから見ていきましょう。
2023年 不良馬場
11.9 - 11.3 - 12.3 - 13.0 - 【※11.9 - 12.8 - 12.6】
2022年 良馬場
12.0 - 11.6 - 12.0 - 12.6 - 【※11.6 - 12.8 - 13.6】
2021年 良馬場
11.8 - 10.8 - 12.4 - 12.8 - 【※12.2 - 13.4 - 13.9】
米印の部分を見ていただくと、良馬場で行われた2021年、2022年は、かなりの減速ラップになっていることが分かります。
そのようなレースにめっぽう強いのは、やはりアメリカ血統
スタートからゴールまで、いかにトップスピードを持続させて走り切る力があるかという部分を厳しく問われ、そこでふるいにかけられる中で生き残ってきた血脈ですから、そういった傾向になるのもむべなるかな
実際、過去3カ年で馬券に絡んだ馬を見ても
2023年
1着 スティールルージュ（父マジェスティックウォリアー 母父ボストンハーバー）
2022年
1着 アールロッソ（父サウスヴィグラス）
2021年
2着 ルイドフィーネ（父サウスヴィグラス）
3着 ライゴット（母父 スウェプトオーヴァーボード）
毎年のようにアメリカ血統が連対と、その相性の良さが際立っています
では、これらのことを踏まえて、今回の注目馬を挙げていきたいと思います。
【注目馬 サーフズアップ】
昨年の東京プリンセス賞では、1番人気のメイドイットマムを直線で力強くかわし、見事牝馬の1冠目を制した同馬
血統的には、父がドレフォンで、スピード持続力比べにはもってこいのストームバード系。そして、母父も浦和の1400メートルでのスピード持続勝負に強いゴールドアリュール
前走は、他地区に遠征し、牡馬にも揉まれて力をさらに磨いてきました。
ホームに戻る今回も、良い走りが期待できるのではないかと考えます。
本日は、サーフズアップに注目して、レースを楽しみたいと思います。
予想はウマニティにて公開いたします。
こちらもご覧いただけますと幸いです。