2024鎌倉記念 レース分析と考察
一気に冷え込みを見せる日本列島。ついこの前までの暑さが嘘のように、寒さが増してまいりました。
急な寒暖差は、体調不良の引き金になりますので、十分体調には気をつけて過ごしたいものです。
さて、本日は、川崎競馬場にて、2歳重賞の鎌倉記念が行われます。
暮れの大一番に向けての資金石となる一戦。今年はどんなスター候補が名乗りを上げるのか、本日はこのレースを分析してまいりたいと思います。
【鎌倉記念 川崎競馬場 ダート1500メートル】
鎌倉記念は、川崎競馬場ダート1500メートルで行われる2歳重賞
2歳の上級条件で重要になるのは、何と言っても仕上がりの早さとスピードになります。
加えて、マイル前後の距離で行われるレースということもあり（※昨年までは1500メートル、本年は1600メートルで実施）、スプリントを押し切るスピードと合わせて、中距離を走り切るスタミナも要求されることがこのレースの特徴になります。
中距離でのスタミナと高いスピード能力を兼ね備えた血統といえば、ミスタープロスペクター系
近３ヵ年でも、昨年２着のライゾマティックス、一昨年優勝のヒーローコール、３年前２着のママママカロニと、3年連続でミスタープロスペクターのクロスを持つ馬が連対を果たしています。
ミスタープロスペクター系は、スプリント的なスピードの持続力では他の米国血統に及ばないものの、中距離でのスピード持続力となると、逆転して優位性が増す傾向にあります。
この時期の2歳にとって、1500、1600メートルという距離は距離的負担がまだまだ大きく、それ故、中距離を走り切るスタミナがないと終い失速してしまいます。
最後の一押しのスタミナと、高いスピード能力を兼ね備えたミスプロ系に分があることも、納得できます。
それを踏まえ、本日の注目馬を挙げたいと思います。
【注目馬 ミランミラン】
道営からの参戦となる同馬
昨年はサントノーレ、3年前はシルトプレ、4年前はリーチと、そもそもこのレースは道営馬の活躍が目立つことも特徴の一つ
参戦してくるのは、レベルの高い門別のオープンクラスで好走する実力馬だけに、陣営の本気度の高いものがあります。
血統的にも、ミスタープロスペクターのクロスを持ち、このレースの傾向に合致
鞍上にも御神本騎手を迎え、勝負気配は抜群
馬券圏内の可能性は十分あるのではないかと考えます。
本日は、ミランミランに注目して、レースを楽しみたいと思います。
予想はウマニティにて公開いたします。
こちらもご覧いただけますと幸いです。