2024フジノウェーブ記念 レース考察
少し前まで春のような陽気だったのが一転、冷え込む日々が続く今日この頃です。
寒暖差が激しい時期は、体調を崩しやすくなりますので、健康には十分留意して過ごしたいものです。
本日は大井競馬場にて、重賞フジノウェーブ記念が行われます。
今年のスプリント、マイル路線の主役を目指し、実力馬が揃った今年のフジノウェーブ記念
本日は、このレースを検討してまいりたいと思います。
【フジノウェーブ記念 大井ダート1400メートル】
フジノウェーブ記念は、大井競馬場ダート1400メートルで行われます。
1400メートルという非根幹距離でのレース故に、一本調子のスピードだけで押し切ることは難しく、スピードとスタミナのバランスが要求されるのが特徴
血統的に注目したいのは、ヌレイエフの血を持つ馬
近5年の内、2020年を除く4年で、ヌレイエフの血を持つ馬が連対しているという相性の良さが見られます。
ヌレイエフ系は、ハイペースに強いタイプが多く、速いペースでもその高いスピード能力で好位につけ、直線では切れ味を発揮する産駒が多いというのが特徴
スピードともに、他の馬がバテてしまうようなペースにもついていき、終いも押し切れるという、まさにスピードとスタミナのバランスに優れた血統で、このレースのと相性がよいことも頷けます
また、ヌレイエフとともに注目したいのがダンチヒの血を持つ馬
こちらも、2021年を除く4年で、ダンチヒの血を持つ馬が馬券圏内に絡むという相性の良さを見せています。
特に、該当する4頭の内3頭が、ノーザンテーストの血も併せ持っていることも特筆すべき事項
ダンチヒ系の特徴は、何といってもスタートからゴールまでトップスピードを持続させる能力に長けていること
それだけでは一本調子になりかねないのですが、そこに中距離のスピード持続力と並んだら抜かせない抜群の勝負根性に優れたノーザンダンサー系のノーザンテーストの血が加わることで、スピードのスタミナのバランスが取れた配合となり、それがこのレースとの相性の良さに繋がっていると見ることができます。
では、これらのことを踏まえて、本日の注目馬を挙げたいと思います。
【注目馬① ギャルダル】
昨年の覇者ギャルダル。フジノウェーブ記念以降は、長期休養に入っていましたが、復帰初戦となったビオラ賞では、格の違いを見せるかのような完勝。
続く正月開催の川崎マイラーズでも、勝ち馬デュードヴァンとタイム差なしの2着と、休養を経てさらにパワーアップした印象を見せています。
血統的には、父方にヌレイエフを持ち、このレースの傾向にも合致
力通り走ることができれば、馬券圏内の可能性は十分にありそうです
【注目馬② オメガレインボー】
もう1頭挙げたいのがオメガレインボー
昨年まで中央のダート重賞でも好勝負を演じていただけあって、その力は健在
移籍初戦となった前走の梅花賞でも、力の違いを見せて余裕の勝利と、さすがの走りを見せました。
血統的には、ダンチヒのクロスとともに、ノーザンテーストの血も併せ持ち、このレースの傾向に合致
こちらも良い走りが期待できる1頭と見ます
以上、本日は、上記2頭に注目してレースを楽しみたいと思います。
予想はウマニティにて公開いたします。
こちらもご覧いただけますと幸いです。