スパーキングレディカップ 傾向分析
先週は、今村騎手の初重賞制覇に沸いた競馬界。
G1戦線は一段落となりましたが、夏競馬でも新しいスターが誕生したりと、更なる盛り上がりを見せています。
さて、本日は、川崎競馬場にて、牝馬の重賞、スパーキングレディカップが行われます。
心配された台風による影響もなさそうで、本日も熱い戦いが期待できそうです。
ショウナンナデシコとサルサディオーネの2強ムードですが、他の馬に付け入る隙はあるのか?
本日は、このスパーキングレディカップの分析をしていきたいと思います。
まず過去5カ年のデータを見ていきます。
この5年間毎年馬券に絡んでいるのが、ヴァイスリージェント系のデピュティミニスターの血を持つ馬。中でも、フレンチデピュティを持つ馬は、5年中4年で馬券圏内に入るなど、その相性の良さを見せています。
ヴァイスリージェント系は、特に上級条件における高速決着の競馬で威力を発揮することが多い血統ですが、JRA交流でタイム的にも早い持ち時計が要求されるこの舞台においては、抜群の相性といえそうです。
それを踏まえて、本日の注目馬を見てみましょう
注目馬 レーヌブランシュ
今回のメンバーの中でヴァイスリージェント系の血を持つのは、レーヌブランシュただ1頭
父はクロフネで、まさにヴァイスリージェント系の王道といえる血統です。
ここ2戦は、共に3着で、サルサディオーネの後塵を拝していますが、どちらかといえば距離が長くなる方が持ち味を発揮できるタイプ。
距離短縮後の1戦となる今回は、同距離であっても体感的に延長のように感じるので、前走より走りやすくなる可能性があります。
ショウナンナデシコの今の充実ぶりは目を見張るものがありますが、今回はそれに迫るような走りも期待できると見ています。
サルサディオーネに関しては、力は言うまでもなくこのメンバーでは最上位クラスですが、前走距離短縮で目いっぱい好走したこともあり、最後の踏ん張りが効かない可能性もあるのではないかと考えます。
そうなると、これまで僅差でサルサディオーネの後塵を拝してきたレーヌブランシュの巻き返しということも十分考えられると見ます。
発走は本日20時10分。どのような結果になるか楽しみに待ちたいと思います。
予想につきましては、ウマニティプロ予想MAXで公開いたします。よろしければ是非ご覧ください。