2024ブリリアントカップ レース考察
あいにくの雨模様となった本日の日本列島
場所によっては警戒級の雨となっているところもあるようですので、外出される方はお気をつけてお出かけください
さて、本日、明日と、大井競馬場では2日連続での重賞開催。
本日はその第1弾であるブリリアントカップが行われます。
今回は、このレースを検討してまいりたいと思います。
【ブリリアントカップ 大井ダート1800メートル】
ブリリアントカップは、大井競馬場1800メートルで行われます。
昨年11月の砂の入れ替え以降、様々な場面でそれまでのレースの質と異なる様相を呈する場面が見られてきた大井開催
例えば、大井上級条件の中距離戦などは、4コーナーで一旦脚を溜め、直線でその溜めた脚を爆発させる、いわゆる「溜めて、切れる」タイプが砂の入れ替えまでは優勢でしたが、入れ替え後は、アメリカ型のダート適正が強いタイプの活躍が目立っています。
まず、基本線としては、アメリカ型ダートの王道血統である、エーピーインディ系やストームバード系などを中心に考えていくことから始めるのが王道でしょう。
しかしながら、本日は、かなりの雨が降り、不良馬場での開催が濃厚
そうなると、様相が変わってきます。
水が浮くほどの馬場状態となったダートでは、それまでのパサパサの馬場とは一転して、スピードが出やすい路面になります。
そうなると、アメリカ競馬におけるパサパサのダートでスピードの持続力を武器にするタイプよりは、先述の「溜めて、切れる」脚を使えるタイプに優位性が出てきます。
それを踏まえて、本日の注目馬を挙げたいと思います
【注目馬① ミヤギザオウ】
一昨年の羽田盃馬の同馬
古馬との戦いに入り、一時期はその壁に苦労したこともありましたが、更なる成長を遂げてごかくに戦える力をつけてきました。
血統的には、母父に、「溜めて、切れる」レースといえば右に出るもののいないサンデーサイレンス系のディープスカイを持ち、末脚勝負は得意とするところ
羽田盃も直前に降った雨を味方に、終いの脚を伸ばして栄冠を勝ち取っており、このような馬場状態は得意としており、ここでも良い勝負が期待できるのではないかと考えます。
【注目馬② マンダリンヒーロー】
もう1頭上げたいのがマンダリンヒーロー
昨年は地方代表としてアメリカにも遠征し、厳しい環境の中で揉まれてパワーアップを図ってきた同馬
同年代に3冠馬のミックファイアがおり、なかなか脚光を浴びることは少なかったものの、重賞ではコンスタントに連対を果たし、世代トップクラスの力を見せています。
血統的にも、母父にこちらもサンデーサイレンス系のフジキセキを持ち、今回のような馬場への適応力もありそう
ここでも良い勝負が期待できるのではないかと考えます。
以上、本日は、上記2頭に注目してレースを楽しみたいと思います。
予想はウマニティにて公開いたします。
ご覧いただけますと幸いです。