【報知杯フィリーズレビュー2023】競馬予想
フィリーズレビューの予想です。
毎度ですが、予想材料はJRAのホームページに記載されているデータ分析を見ながら予想していきます。
・芝1400メートル以上での優勝経験がない馬は割り引き
フィリーズレビューは芝1400メートルで行われることもあり、芝1200メートルのレースを中心に使われてきた馬の参戦も多い。ただ、過去10年で芝1400メートル以上での勝利歴がなかった馬の優勝は皆無となっている。3着内率も10%に届いておらず、該当する馬は割り引きが必要だろう。
⇒イティネラートル イコノスタシス
ジョリダム リバーラ
ポリーフォリア トラベログ
シングザットソング サラサハウプリティ
ムーンプローブ プウスカンドゥール
ランフリーバンクス
・芝1600メートルからの距離短縮組が中心
前走の距離別成績においても大きな差がついており、過去10年の3着以内馬30頭のうち19頭は前走が芝1600メートルだった。それに続くのが芝1400メートル組で、芝1200メートル組は33頭が出走しながら3着が1回あるだけ。また、前走がダート戦だった馬も3着が1回あるのみと苦戦している。
次に、3着以内馬30頭中19頭を占めている芝1600メートル組を掘り下げてみると、前走がオープンクラスだった馬の中では、GⅠ組が3着内率で37.0%をマークしているものの、GⅢ組やオープン特別組の成績がいまひとつ。注目したいのは1勝クラス組と未勝利組の成績で、該当馬こそ少ないものの、1勝クラス組は7頭中4頭が3着以内に入り、未勝利組は2頭がともに優勝している。
↑前走が芝1600メートルかつGⅠ組、1勝クラス組と未勝利組に印をつけておきます。
⇒イティネラートル○ イコノスタシス
リバーラ○ ポリーフォリア○
トラベログ○ シングザットソング
サラサハウプリティ○ ムーンプローブ○
プウスカンドゥール ランフリーバンクス
・前走の着順と単勝人気も要チェック
前走の着順別成績も見ていくと、過去10年の3着以内馬30頭中25頭は前走で5着以内に入っていた。6着以下から巻き返した5頭はいずれも前走がGⅠで、GⅠ以外のレースで6着以下に敗れていた馬は〔0・0・0・39〕と非常に厳しい結果になっている。
また、3着以内馬30頭中22頭は前走で単勝5番人気以内だった。6番人気以下だった馬で3着以内に入った8頭中7頭は前走がGⅠで、GⅠ以外のレースで6番人気以下だった馬は〔1・0・0・42〕(3着内率2.3%)と大苦戦している。
⇒イティネラートル リバーラ
ポリーフォリア トラベログ
シングザットソング ムーンプローブ
・6着以下の敗戦は1回まで
過去10年の優勝馬は全て芝1400メートル以上のレースでの優勝経験があった。また、過去に6着以下に敗れたレースが1回以下と、出走した大半のレースで5着以内に入っていた。さらに、優勝馬11頭で6着以下に敗れた経験があった4頭のうち、サブライムアンセムを除く3頭はそのレースがGⅠだった。GⅠ以外で6着以下に敗れた経験は大きな減点材料といえそうだ。
⇒リバーラ ポリーフォリア
トラベログ シングザットソング
ムーンプローブ
上記のデータから本命はリバーラとしました。
その他は上記に挙げたデータからピックアップされた馬を相手対象とします。
以下最終予想は下記とします。
◎リバーラ
○トラベログ
△ポリーフォリア
△シングザットソング
△ムーンプローブ