【旅日記】あの日見た光に向かって【北九州】
私は6年前、進学のために北九州市内のある町に引っ越しました。私が住んでいる地域は発展しているけど都会すぎない、とても住みやすい場所です。6年も住んでいると、第2の地元のように愛着が湧いてきました。
そんな町で暮らしているとき、ある不思議な風景を見かけました。私が自転車で大学に通う途中に見える山があるのですが、山の頂上が光っているような気がするのです。
わかりにくいですが、左下に写っているやつです。
昼だとこんな感じ。拡大すると、施設があるような気がします。
あれは山小屋なのか、電波塔なのか、でもそれにしては光りすぎているような…。同じゼミの友人に「あれなんなんかね?」と聞いても、「なんなんやろ?」としか帰ってこず、長い間未解決のままでした。
気になった私は、『北九州 山』で調べてみました。そしたら出てきました、皿倉山。日本三大夜景の一つで、山頂には展望台が設置されている観光スポットとのこと。皿倉山の存在に気付いたのは半年前でしたが、感染者数の増加や自身の多忙もあってなかなか行けず。
しかし昨日、ようやく時間を見つけたので行くことを決意しました。
まずは最寄り駅の八幡駅に到着。
遠すぎてはっきり認識できていなかった展望台も、八幡駅前からだとくっきり見えました。
皿倉山ケーブルカーに向かうシャトルバス(無料)に乗車し、いよいよケーブルカーへ。
こちらが皿倉山に向かうケーブルカーの駅です。1000円近い搭乗券を購入しようとすると、スタッフさんが
「福岡県民なら、北九州パスポートがオススメだよ」
と声をかけてくれました。皿倉山を含む北九州のいくつかの施設の入場が400円で可能とのこと。北九州市民なのに存在を知らなかったのが申し訳無いくらい、お得でした。
17時半頃にケーブルカーに乗り込み、山の頂上に向かって出発しました。中間地点でスロープカーに乗り換えし、そして頂上へ。
きれ~~~~~!!
まだ日が完全に沈む前だったのですが、それでも北九州の町並みを存分に楽しむことができました。過去に東京スカイツリーで見た景色と比べたら輝きは少ないかもしれません。しかし、ガラス越しに見る景色とは違い、山の上で風を感じながら直接見る夜景は気持ちいいものでした。
ちなみに、頂上の展望台にはレストランもありビックリしました。地上632メートルのレストラン、ワクワクしますよね。
ご覧の通りメニューも豊富です。私は北九州名物、焼きカレーを注文しました。北九州に越してからというものの、何度焼きカレーを食べてきたことか・・・。
うめ~~~~~!!
少し鉄板の鉄の味を感じましたが、卵の乗ったチーズたっぷりの焼きカレーはやっぱり美味しいですね。焼きカレーを食べ終えた後、日が完全に沈んだ後の夜景をまた見に行きました。
きれ~~~~~!!
NHK~~~~~!!
これ何~~~~~??
※昆虫碑です。
というわけで、北九州に住み始めてからずっと疑問に思っていた光のもとへ到達することができました。私は今後、今住む町であの光を見る度に皿倉山からの景色を思い出したいと思います。
みなさんも機会があれば、皿倉山に行ってみてください。
いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。