【TBSラジオ】最近、CITY CHILL CLUBの良さを感じ始めている【作業用BGM】
今からちょうど1年前頃、TBSラジオにて平日深夜3時から放送されていた『Fine!!』という帯番組が終了することが発表されました。
この番組自体は朝起きた人向けの音楽ワイド番組でしたが、「もしかしたらJUNK0のようなお笑いラジオ枠が新しく登場するのではないか」という妄想を、この頃の一部の深夜ラジオリスナーはしていました。
しかしその期待とは裏腹に、始まったのは『CITY CHILL CLUB』というガッツリ音楽番組でした。各曜日を担当するパーソナリティが ”チルい” 曲達のプレイリストを流すという、お笑い好きの興味は引かなそうな番組です。
私自身も深夜ラジオ、特に芸人さんのラジオ番組が好きなので、少しガッカリしました。文化放送でも『ヴァイナル・ミュージック』という似たような音楽番組が10月から始まるというのに、なんでTBSラジオも同じような番組を始めるのか、と落胆してしまいました。
CITY CHILL CLUB が昨年の10月から放送開始した後も、しばらくはこの番組を聴くことはありませんでした。その前に放送されているJUNKはリアタイすることがあるにも関わらず。
しかし、私はある時期からちょくちょくこの番組を聴くようになりました。きっかけは在宅ワークです。家にいながらPCを開き、Word等で文章を打ち込む作業が増えていたのですが、その時に集中する用のBGMが欲しくなったのです。最初はYoutubeで24時間放送されている『Chilled Cow (現在はLofi Girl)』をよく聞いていました。リラックスできるBGMが常に流れ続け、世界中の集中したい1万人以上の人達がこの動画を視聴しています。
この動画で流れるBGMはある時点でループするので、聞いたことのある曲も増えてきました。BGMもリラックス感が強すぎるので、逆に集中しづらい場面もありました。そんな時に『Chill』繋がりで思い出したのが、『CITY CHILL CLUB』でした。radikoのタイムフリーで番組を選択し、再生した瞬間、「あ、これは集中できる」ということに私は気付きました。
この番組では、ミュージックセレクターとして選ばれたアーティストの方が作成したプレイリストを聴くことができます。ミュージックセレクター達はありがたいことに、『Chill』とタイトルに沿ったどことなく集中しやすい曲をたくさんセレクトしてくれているんです。アーティスト達はオープニング等で喋ることもありますが、深夜というよりは早朝に近いローテンションでトークしてくれるので、作業の妨げになりません。妨げになるのは、途中で流れるラジオCMくらいでしょうか。
そしてこの番組の最も魅力的な部分が、各曜日のミュージックセレクターが月毎に変わる、という点です。Wikipediaを見ていただくと、過去に様々なジャンルのミュージックセレクターが担当されていたことがわかります。radikoのタイムフリー検索では各曜日のCITY CHILL CLUBが表示されるのですが、もし気になるアーティストが担当していたらその曜日を優先して聴く、という楽しみ方もできるのです。
例えば、今月の水曜日は私が好きなアーティスト 黒木渚さんが担当されているのですが、9月8日に放送したプレイリスト『カオスな夢』が自分的にドハマリでした。いつもは作業に集中しやすかったり眠りに着きやすい落ち着く音楽が多めなのですが、この日はテーマ通りカオスな名曲達が選曲されていました。
もし黒木渚さんが好きな方、またはプレイリスト内の曲を見て少しでも心を惹かれた方にはぜひ、radikoのタイムフリーで聴いてみてほしいです。サブスクで聴けるプレイリストも公開されますが、黒木渚さんによる選曲理由も聞きたければradikoがオススメです。
というわけで、好きなラジオを淡々と紹介するnoteでした。開始当初は勝手に毛嫌いしていましたが、今や改編を乗り越えての存続を願うラジオの一つです。
もし作業用BGMに困っていたり、好きなアーティストがミュージックセレクターに選出された際は、ぜひ聴いてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。