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【ラジオ編】変人類学入門❶ (堀井美香のWEDNESDAY HOLIDAY)
変人類学研究所所長の小西公大(東京学芸大学)がお呼ばれされて、「変人」論を語りまくった入門ラジオ前編。ポッドキャスト、スポティファイでお楽しみいただけます。
【宣伝】
本編でも登場します、書籍『ヘタレ人類学者、沙漠をゆく:僕はゆらいで、少しだけ自由になった。』は絶賛発売中です。
エピソードの内容
◆#109「変人類学入門❶。人は誰もが変である」概要
#109 のゲストは、文化人類学者で東京学芸大学准教授の小西公大 さんです。
人類学は、その言葉のとおり「生物としての人」を総合的に研究する学問ですが、なかでも小西さんが研究に取り組んでいるのが「変人類学」。すべての人のなかに眠る「変」に注目し、その在り方を見つめ直そうとしています。
「変」という言葉を聞くと、やや身構えてしまいそうですが、人は誰しも異なる一面を持ち、それが社会の活力や創造性の源泉となる可能性を秘めているのだとか。では、私たちはその「変」をどう楽しみ、仕事や組織のイノベーションにつなげていけばいいのでしょうか。
異なる文化や常識との出会いが、人にどのような変化を生み出すのかを伺います。
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◆タイムライン
(00:51) 小西公大さん登場
(02:30) 「人類学 」とは?
(03:45) 「変人類学」とは?「変人類学研究所」とは?
(06:58) 小西さんは、なぜインドに?
(11:19) インドでのマイノリティ体験
(17:47) インド社会の「排除」について小西さんが思うこと
(20:21) 「凡」と「変」を行き来しながら、揺らぎを与える
(24:09) 人は成長とともに、「変差値」が下がっていく!?
(32:09) 誰もが変人遺伝子を持っている
(35:41) エンディング
【ゲスト】
小西公大(こにし・こうだい)
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1975年、千葉生まれ。東京学芸大学・多文化共生教育コース准教授。専門は社会人類学、南アジア地域研究。インドや日本の離島(佐渡島・隠岐島)をフィールドに、アートや芸能、音楽のもつ力を通じた社会空間の創造に関する研究を進めている。「これからの時代を担うのは変人である」をモットーに、変人類学研究所を立ち上げる。変人學会理事。XR時代の人類の知覚・認識と可能性を模索し実装を目指す拡張人類学研究所メンバー。僕らの社会にゆらぎや余白を生み出し、包摂的で創造的な社会に変えていきたいと、日々もがいている。主な著作に、編著『そして私も音楽になった:サウンド・アッサンブラージュの人類学』(2024年、うつつ堂)、共編著『フィールド写真術』(2016年、古今書院)、『人類学者たちのフィールド教育』(2021年、ナカニシヤ出版)、『萌える人類学者』(2021年、東京外国語大学出版会)『インドを旅する55章』(2021年、明石書店)などがある。
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◆「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」とは?
週の真ん中にある水曜日は、1週間の折り返し地点。スウェーデンなどの北欧諸国では、この水曜日の夜を「小さな土曜日(Little Saturday)」と呼び、好きなことをしながらリラックスして過ごしているそうです。この北欧の習慣からインスピレーションを受けて生まれたのが、SmartHRがお送りするPodcast番組「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」です。 水曜日の夜を休日のようにくつろぎながら、「よく働くってなんだろう?」を問いのコンセプトに、個人の働き方はもちろん、組織やチームのあり方、仕事を通じた社会との関わり方に至るまで、これからの“働く”の兆しを筋書きのない対話を通じて探します。
※情報は2025年2月時点のものです
Produce:SmartHR
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