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主観と超主観
人は主観でモノを見る。
主観とは自分のフィルターを通して見たもの。色メガネで見るとかいいますよね。「バイアス」ともいいます。
今こうして書いている文章は私の主観。独り言にすぎない。そんな独り言を読んでもらえるのはホント幸せで、読者の皆さんには感謝しかない。そんな有り難い読者のあなたも、この文章を主観で捉えています。
冒頭からややこしい話になってきました。
せっかくなので、さらにややこしい話にしましょう。
多くの人が納得できる思考を論理的思考といいます。論理とは、矛盾しないよう筋道を立てることなので、多くの人が思考のプロセスを辿りやすくなり、納得ができるのです。この論理的思考に現実の数値データを重ねるのを「科学的検証」といいますが、このプロセスを経るとより真実味が高まります。
そんな論理を破壊する「論破王」と言われている人は「それはあなたの感想(主観)ですよね」といった突っ込みをします。これは論理的でないよ、独りよがりだよ、と言って相手の論理を破壊するのです。そんな破壊王に対抗するには、科学的検証のされた数値データを持っておくことです。
論理学という学問がありますが、これは「命題」という人間が決めたルールを元に、論理を展開していく学問です。中学の数学で習った、真偽、裏、逆、対偶などといった言葉を覚えているでしょうか。
この論理学を持ってしても、そこに真実はありません。論理はあくまでもある条件のもとで矛盾しない筋道のことだからです。論理的思考をいくら重ねても、真実は見えてこないのです。
今、私達は止まっていますが、地球はものすごい速さで自転しているので、猛スピード(時速1365km)で動いています。これはジェット飛行機よりも早く、ほぼ音速です。さらに、地球は公転しているのですが、自転よりも100倍の時速11万kmで太陽の周りを回っています。自転で回り公転で回りとダブルです。
さらに、太陽系は銀河系を時速85万kmで回り、さらに銀河系は時速216万kmで動いています。この4つの動きを同時にしているわけですが、考えるだけで頭がぐちゃぐちゃになります。
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場活王ジパング【週刊】
それはちょうどいい!いきあたりバッチリ!が場活の合言葉。 日常を楽しく生きるために必要なメソッドを数千人との対話の中から導きました。いまも…
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