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「日頃のモヤモヤを発散する会in山口」下関発達障がい当事者会自助会実施報告
ゲストと集合して、巌流島へ
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1. お悩み #発達障害あるある
自助会で集まったメンバーが共通して感じている悩みとして、以下の点が挙げられました。
子供のころからいじめを受けていた
発達障害の特性により、幼少期から他者とのコミュニケーションが上手く取れず、孤立感を感じてきたメンバーが多いです。いじめに遭った経験が心に深く残っている方もいました。仕事が長続きしない
集中力や計画性が求められる職場環境に適応できず、職場を転々としてしまう悩みが共通しています。フルタイム勤務が難しい
長時間の労働や一律の勤務時間に対応することが困難で、フルタイムで働くことが体力的・精神的に厳しいと感じるメンバーが多くいました。友達がいない
子供の頃から友人関係を築くことが難しかったという声が多く、特に対人関係で孤立することに悩んでいる方が多いです。過剰適応によるストレス
常に「友達に悪いことをしたのではないか?」と過剰に気を使い、無理に適応しようとしてしまう結果、疲弊してしまうというケースも多く見受けられました。社会に出て自由を感じるが、何をすればいいかわからない
学校や家族という枠組みを超えた自由な社会に出ると、自分で物事を決定するのが難しく、選択肢の多さに戸惑うという声が聞かれました。理解されない
周囲に努力が伝わらず、誤解されたり見下されたりすることへの苦しみを抱えている方が多く、自己肯定感が低くなりがちです。
2. 解決策の共有
会では、以下の具体的な解決策や対応策が議論されました。
障害者手帳の発行を求める場合
20年精神科に通っても手帳が発行されないケースでは、診断書を書いてくれる医師を探し、セカンドオピニオンを得ることが推奨されました。また、必要に応じて紹介状をもらい、転院することも一つの選択肢です。年金や生活保護の申請に抵抗がある場合
経済的な安定を得るためには、まず年金や生活保護を活用することが重要です。これにより、まずは経済的な不安を軽減し、次のステップへ進む余裕を得ることができます。福祉の相談先が分からない場合
日本の福祉制度は申請主義であり、どんな困りごとを抱えているかをリストアップして、障害者相談窓口や行政に相談することが大切です。訪問介護サービスの活用
ケアマネジャーと契約することで、訪問介護サービスを受けることができます。これには、部屋の片付け、調理補助、買い物援助などが含まれます。
3. 感想
「勇気を出して参加してよかった」
会に初めて参加した方からは、勇気を出して自分の悩みを共有できたことへの安心感や満足感が感じられました。「当事者と会えてうれしかった」
同じ悩みを持つ当事者との交流を通じて、自分が一人ではないと感じることができたという感想がありました。「自分だけが発達障害だと思っていたが、自助会があることを知らなかった」
自助会の存在に驚き、今後の支えにしたいという前向きな意見が出ました。「九州から参加するか迷ったが、参加して良かった」
距離や不安を乗り越えて参加した方からは、実際に参加してみて良かったという感想が寄せられました。
4. 総括
今回の自助会を通じて、参加者が抱える福祉との未接続や不安、自己不信が浮き彫りになりました。多くの参加者は自分の状況をうまく言語化できず、それが周囲の理解につながっていない現状も見受けられました。
今後の会の運営方針としては、参加者が自身の課題をアウトプットしながら、福祉申請を進め、治療や休養、生活の整理を図る支援を行っていく予定です。そして、参加者が興味のあることに集中できる環境を整え、ステップアップや就労へのきっかけを提供することが目指されます。
5,利用広告媒体と参加者数
X閲覧1名
こくちーず2名
社協だより1名
チラシ 1名
参加者合計5名
6,次回の実施の計画
7,ゲストはせやんのブログ