【短編小説】魔羅香るチャーハン
「…兄貴のくっせぇ雄チ○ポたまんねぇす」
「それより熱した中華鍋にラード溶かし、溶き卵を流し入れ」
「そして白米を入れ卵や油を纏わせるように炒めるす」
都内某所。野太い雄声があたりに響く暗闇。だらしなく脂ののった小汚い男はハァイ情事ィ(cv:ペニーワイズ)を中断し料理を始めだした。
「味付けをして…っと。ほら、ボナペティす」
魔羅臭い部屋を麻辣の匂いが埋め尽くしていく。
「やっべ、すっげ」
ポジション関係なく男たちが集まってきた。匂いに当てられたかのように焼飯に男たちはむしゃぶりつく。
「やべぇ…とまんねぇ」
クチュ…クチャ…と品のない音が大部屋中に響く。(モグモグ食え)
そして食事も終盤を迎える。
「お〜スゲ…そろそろ(店)出すわ…」
「あ〜、開店クっ!」
短編小説『発展飯店』
開店クっ!はイクっと読みます。
読めた人は病院行ったほうがいいよ。