「本当に頑張っている人がちゃんと評価される世の中にしたい」bajjiユーザーインタビュー第4弾!
こんにちは! 株式会社bajji(バッジ)の まる です。
私たちbajjiは「未来を変える出会いを増やす」をビジョンに、ブロックチェーン技術を活用し、その人の活動の軌跡を可視化することで、「動く人」がもっと活躍できる世界を目指しています。
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ユーザーインタビュー第4弾は、2019年11月に最も「動いた」人(=MVI:Most Valuable Innovator)、川辺友之さんです!
2019年11月度MVIの川辺さんにインタビュー!!
大阪中央区谷町に現存する「紳士服縫製工場」の3代目として経営し、自身がこれまでに経験した事を、これから起業を考えている方と一緒に学び、共有していく”異業種交流会”を開催。また、地域活性化にも尽力し、自らもクラウドファンディングのサイトである ”FAAVO大阪” を運営。
経営から地域活性化まで、様々な事業で活躍する”川辺友之”さんが3回目のMVIに輝きました!
川辺さんは、11月の期間中に34人とエンカウントをし、17回bajjiを贈り、13回相手からbajjiを贈られる活動をされました。bajjiキセキは「3,044」と輝かしい行動力を発揮しました。
そんな川辺さんに、「bajjiを知ったきっかけ」から、「川辺さんの人生」、「ビジネス」などなど、様々な観点から深掘りしていきたいと思います。
では始めさせていただきます。
bajjiを知ったきっかけはどのような経緯で?
川辺さん(以下、川辺):きっかけは小林社長(bajji CEO)ですね。小林社長の方から「bajji始めました」と報告が来たので、bajjiを始めました。直接人と合わないとエンカウントができないというのは人によっては拒絶感があると思いますが、私はむしろリアルに人と出会いたい人間ですので、このサービスは向いているなと。
あとは、個人がインターネットで情報を簡単に発信できる時代に、ブロックチェーンを使い、行動した軌跡を残す事で、頑張っている人が評価される。ここに共感し、どんどんのめり込んでいった感じですね。
川辺さんご自身のMVIの自己分析感はいかがですか? また、MVIに輝く方はどういった共通点がみられますか
川辺:とにかく、会う人会う人にbajjiを勧めていった点が大きいかなと。bajjiはTwitterやFacebookなどの既存のSNSとは違い、新規のユーザーに説明するのは難しい点がありますが、私の場合は「ブロックチェーンを使った新しいSNSだよ」とシンプルな説明しています。情報が改竄できず、凄く面白いアプリだから、これは絶対やるべきだと。
ただ、ブロックチェーンという言葉を使うと、ブロックチェーン = 仮想通貨というイメージからか、人によっては「それ大丈夫なの?」といった反応を返してくる方が少なからずいると思います。
しかし、私の周りではブロックチェーンに対しては逆に安心感というか、良い評価が多いです。説明している中で響いている人をみると、30代から50代の方が多い印象ですかね。なのでその辺りの世代にウケるのかなと思います。
そして、MVIに輝くような人に関しては、行動力があるのはもちろんですが、やはり ”人に会うのが好き”なところじゃないでしょうか。
【これを変えたいと思っていること】
川辺:私の実家は昔から家業をやっておりまして、その家業を私が3代目として継ぎました。初めは祖父が生地屋として開業したのですが、2代目である父から、生地屋→アパレルへと変わり、大手のスーツ店に卸していました。
これはバブル時代までは良かったのですが、取引先の相次ぐ倒産により、借金が膨れ上がってしまいました。また、かなり大企業に虐められたりもしました。
その時に、「一生懸命頑張っているのに報われない世の中はおかしい、なぜ真面目にコツコツと頑張っている人が、こんな思いをしなければいけないのか」と感じました。
世間では中身が薄く、空っぽな内容が注目を集めたりをしますが、そうではなく、本当に頑張っている人がちゃんと評価される世の中にしたいです。
正直者が馬鹿をみるような世の中をなくし、人助けやボランティア、人徳など、お金にならない事をやっている人が評価されるよう、見える化したいですね。
その一環として、bajjiを利用したり、これまでの経験や勉強してきた事などをまちカレッジに参加する人たちに共有しています。
世の中のために活動をしている方が、世間から評価されるためにはどのようにしたら良いと思いますか
川辺:努力することも必要ですが、”同じ思いや志を持った仲間と共に、チームで動く”といった点が凄く重要かなと。
1人では出来る事や時間が限られています。なので、同じ考えを持った同志を募り、「一緒に頑張っていこう!」とチームで活動するやり方が良いのかなと。
また、活動するにあたっては資金が必要です。その資金調達の手段として、クラウドファンディングを利用するやり方がありますが、クラウドファンディングにおいての肝は “利他性”です。
私自身、たくさんの企画を見てきましたが、「〇〇が欲しい」ですとか、「〇〇をやってみたい」など、利己的な企画に人は集まりません。そうではなく、地域のためですとか、これがあれば世の中よくなるといった企画に人や支援が集まりますし、私自身も応援してあげたくなります。
【運命を変えた出会い】
川辺:ランチェスター戦略経営の師匠、"佐藤元相"先生との出会いです。
高校生時代、将来は起業しようと考えてていて、26歳の時にインターネットを使ったビジネスを始めたのですが、兄から「家業が大変なことになっているから、実家に帰ってきて欲しい」と言われ、どんな状況かと実家に帰郷すると、借金が数十億円にまでおよぶ状況でした。
この状況をなんとかしなければいけないと、考えていた時に出会ったのが、佐藤先生でして、これまでBtoBだったやり方を、ニッチな市場であるタキシードで日本一になるように絞りました。
また、新規顧客ばかりターゲットにしていた戦略を、既存顧客をターゲットにリピーター率を上げる戦略をとることで、なんとか生き残れました。
高校生の時点で起業を考えていたというのは凄いですね。川辺さんの周りで起業を考えていた人はどれくらいいましたか?
川辺:全くいなかったと思います(笑) 多分私だけじゃないかなと。なぜ起業を志したのかは家庭の影響でして、兄が家業を継ぐと決まっていたのと、父を超えたいという思いがありました。なので高校卒業後、何か良いビジネスはないかなと探していた最中、インターネットが誕生し、「これや!」と思ったんですよね。そこで "アンケート市場調査網" というメルマガを始め、読者が答えた内容を企業に提供するというサービスを開始しました。
ユーザー数も徐々に増え始め、2000人にまで到達したところで、兄の方から実家が大変だから帰ってきてほしいとのことで帰郷しました。
学生時代の生活はどのようなスタイルでしたか
川辺:学生時代はほとんど野球と塾ですね。野球は小学校2年生の時から初め、リトルリーグに入って硬式野球をやっていました。野球の考え方ですとか練習で身についた体力は今も役立っています。
また、バランスも大事だと考えていたので、勉強も偏りなくやってきました。今思い返すと文武両道で頑張ってきて良かったと感じます。
これから独立を考えている方に向けてアドバイスなどがあればお願いします
川辺:今の世の中は、クラウドファンディングによる資金調達や、政府などによるスタートアップを支援する政策がありますので、独立を考えている人は行動すべきだと思います。
補助金や助成金もありますし、大企業もスタートアップへ出資するようになりました。何か夢があり、やりたい事がある人にとってはチャンスだと思います。
そして起業する前にあたって、クラウドファンディングは経験すべきです。というのも、クラウドファンディングを経験することで、一人ではできない事や世の中がよく分かるため、この経験がないと、仲間やチームとの連携ができず上手くいかないと思います。
あとは多くの人に出会う事ですかね。私の場合ですと、様々な会に出席し、たくさんの方と会うようにしています。そうする事で、様々な価値感を持った人と出会い、刺激を受けることで、人生や運命が変わります。
ランチェスター経営を知るきっかけも、通販や経営の勉強をするために勉強会に参加したことで、知ることができました。それが家業の運命を大きく分けました。
なので、狭い空間に閉じこもっていないで、どんどん人に会いに行くべきですね。もちろん怪しい人に騙されないようにしてくださいね(笑)
【川辺さんからbajjiのサービスに対して、気づいた点や要望、感想などがありましたらお聞かせ頂いてもよろしいでしょうか?】
川辺:bajjiを使い始めた当初は、どんなサービスなのか分りませんでしたが、
濱田さん(bajji COO)からの説明を伺って、「なるほど!」と分かりました。
モバイルアプリなのに使いやすいし、デザインも良い。
要望に関しては、チェックインができるお店や場所、会場を増やして欲しいです。弊社のセミナールーム「まちカレッジ」でもチェックインポイントを作って頂きたいです。
本日は貴重なお時間の中、大変ためになるお話をありがとうございました!
【川辺さんプロフィール】
・「良いクラウドファンディングだけが集まった」クラウドファンディングに携わる人のためのポータルサイト Crowd Team
・地域密着型クラウドファンディングFAAVOby CAMPFIRE大阪代表
・クラウドファンディングで地方創生を目指す 株式会社パーシヴァル 代表取締役CEO
・オーダースーツ礼服専門店ノービアノービオ代表取締役
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