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上手な穿刺とは。 ~穿刺について考える~
ばじる🍃です。宜しくお願い致します。
さて。あなたは〖 上手な穿刺 〗とは、どんな穿刺だと思いますか?
・・・
ばじる🍃も常々、穿刺が上手いとは、どうゆうことなのかなぁ。。。と、考えます。
針が血管内に留置できたらそれだけで上手といえるのでしょうか。成功といえるのでしょうか。患者さんが痛くて叫んでても…?
まぁ、透析の針は、採血用の針とは違って血液をとるために太くなってますし、その針で刺すわけですから、そりゃ普通に考えても痛いものですよね💦
患者さんから、たまにお褒めのお言葉をいただくときがあります。
『うまいねぇ、全然痛くなかったよ。』とか、
『痛かったけど、大丈夫。うまくさしてくれてありがとう』とか、
『いつ刺したの?・・・え?もう終わったの?うそでしょ❓』とか。。。
もしかしたら、冗談かもしれないけどそのように、お声がけくださる方々なのかもしれません。もちろん、ほんとにそう思って仰ってくださる方々なのかもしれません。
こんな風に仰ってくださる患者さんは、だいたいお話好きだったりして、終始にこやかな方が多いのかなぁといった印象があります。
さて、終始にこやか。と書かせていただきましたけど、患者さんが安心して治療を受けられると、そう思っていらっしゃればそれだけで痛みに対する閾値が低くなるのかも・・・しれません。
患者さんが安心して…。と書かせていただきましたけど、患者さんが安心して受けられるれるためには、我々のスキル(技術や技能)はじめ、コミュニケーションだったり信頼だったり、さまざまな因子が積み重なって得られるものなのかなとも思います。
では、【さまざまな因子】について考えてみましょう。
🍅技能・技術
まずは、基礎的な穿刺技術や知識をしっかりと持っていること。知っていること。そのためにはとにかく経験を重ねること。勉強すること。
その人にとっての一番を常に考えることができる。また、こうしたらこうなる。といったことがわかる。失敗した際の対応・対策を熟知している。
自分はあまり失敗しないからと、自意識過剰となることなく、常に低姿勢でいること。
失敗が続いた際は、速やかに他のスタッフに交代することも大事。
🍅コミュニケーション
患者さんとのコミュニケーションがしっかりと取れている。話が抑圧的、一方的ではなく、患者さんの話や意見等をしっかりと聞き、話しをする際は常に機械や装置の方を見ているのではなく、患者さんの方を向く。
患者さんのみならず、スタッフ間のコミュニケーションも重要。
🍅信頼
上記、コミュニケーションがしっかりととれた上で、しっかりとした技術・知識を持ち合わせていれば得られるものと思う。
この人は信頼できるから、なんでも話すことができる。と、思われたいものです。
しかし、一度でも信頼をなくしてしまえば、それを取り戻すには相当な努力が必要であろうと思われます。信頼を勝ち取るのは大変なことですが、言動や行動によっては、信頼というものは、すぐに失ってしまいます。。患者さんはスタッフのこと、ほんとによくみてます。要注意です。
・・・
痛みについて考えてみれば、痛みの痛点などもありますし、神経にあたれば治療中ずっと痛いと思いますし、、血圧が下がれば血管通もでてきますし。。。
ほんとに多角的な面からかんがえなければなりませんね💦💦💦
考えればたくさんでてきますが、ちょっとまとめてみますと、穿刺の基礎がしっかりとできていて、コミュニケーションがしっかりととれて、信頼を得ている。この状態であれば、【上手い穿刺】と思われることが多くなるのかなと、思います。
…思われる。と書きましたけど、要は患者さんがどう思うか。
が、一番重要となってくるのかな、と思います。
患者満足度No1とかなんとか、ランキングのかかれた雑誌などがあるかと思いますが、
すべてにおいて、患者さんが満足してくださるか。
そのためには、どうしたらよいのか。。。
患者さんが満足してくださるような医療を常に心がけて取り組んでいけたと、この記事を書いていてばじる🍃も改めて思いました。
日常業務的にも、切っても切り離せない穿刺。
あなたは、穿刺についてどのようにお考えでしょうか。
穿刺について、少しでも迷われることがあったなら、多角的な面から考えてみてはいかがでしょうか。
今回は〖 上手な穿刺とは。 ~穿刺について考える~ 〗についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました🍃