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【人生でつまずいたことがラッキーだった!】
こんにちは、久しぶりの更新になります。このnoteを長らく放置してしまい、申し訳ありません! 今回は、自分自身の現在地を記しておこうと思います。
感謝
まず最初に、感謝を伝えさせてください。
この1年間、「いつもとは違う自分」の話を聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
• マホさん(東京ヴェルディプライアナBS)
ブラインドサッカー体験に来てくれたマホさんの試合から、大きなエネルギーをもらいました。初めて観戦したとき、体調が優れない中でも全力で戦う姿に力をもらいました。試合後、体調が悪いにもかかわらず、観客席に来てファンと交流する姿勢にも感銘を受けました。
• ゼロイチプロジェクトのシモ
スタジアムで会うたびに交わした雑談に救われました。葛藤や悩みと向き合いながら、試合に出るために努力し続ける姿に、勇気をもらいました。
• チームメイトのゆかさんとはなさん
「女子ブラインドサッカークラブ立ち上げプロジェクト」の始動時に出会い、1年間にわたり定期的に向き合ってくれました。愚痴や不満ばかりだった私の話を、ずっと傾聴してくれました。
また、どんなにめちゃくちゃな状況のときも連絡をくれたり、会いに来てくれたりしたチームメイトには、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
関わってくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。
さて、本題に入ります。
この1年間
結論から言います。
この1年間、私は壊れていました。
今振り返ると、本当にひどい状態だったと思います。
1年前の私はまるでゾンビのようで、思考は停止し、心はぐちゃぐちゃでした。
さらにその前、2023年の秋頃から、原因不明の体調不良が頻発していました。
• 頭痛、腹痛
• 不規則な睡眠と不眠
• 突然音が聞こえなくなる
• 歩くだけで乗り物酔いのような状態になる
1つの症状ではなく、様々な不調が重なっていました。
組織内での多重関係
当時の私は、多くの役割を兼務していました。
• ゼネラルマネージャー業務(事務所会議、チームフロント会議、練習場所の確保、問い合わせ・トラブル対応など)
• 広報
• 地域活動(絵本、体験会、打ち合わせ)
• 競技者
仕事の関係で平日日中の時間を作りやすかったため、打ち合わせや地域活動にもほぼすべて参加していました。
しかし、ゼネラルマネージャーと競技者を兼務していると、「多重関係」に陥りやすくなります。
例えば、私が競技者として話をしても、「ゼネラルマネージャーとしての意見」と受け取られてしまうことがありました。
「そんなつもりじゃないのに…」と思うことが何度もありました。
意見のすれ違いと焦り
今振り返ると、本当に些細なことだったのですが、当時の私は、それすら受け止められないほど思考が追い詰められていました。
女子選手のみのチーム作りを進めたくても、なかなか思うように進まない状況が続いていました。
組織内での多重関係によるプレッシャーも加わり、結果として体調不良という形で身体が悲鳴を上げたのだと思います。
あのとき、自分自身の心の叫びをもっと聞いてあげられていたら…。
でも、今思えば、誰も女子チームの立ち上げを妨げていたわけではなかったのです。
遅れに対する焦りが、自分自身を追い詰めていただけでした。
意見の受け止め方を誤り、冷静な判断ができていなかった。
それが、すべての原因でした。
音を立てて崩れたメンタル
2024年に入り、茅ヶ崎市図書館での地域活動イベントを終えた直後、私は「緊張の糸が切れる音」を聞きました。
かろうじて残っていた気力を振り絞り、「休みます」というメッセージをチームに送り、すべてのグループLINEから退出。
その後、心も身体も、完全にシャットダウンしました。
個人事業も閉業し、自分の殻に閉じこもりました。
雑談の力
それから1か月半後、ゆかさん、はなさん、そしてみみさんと、「雑談しよう」という流れになりました。
この頃の私は、ほとんど笑うことができていませんでした。定期的に会ってもらいながら、ネガティブなことばかり、他責の言葉ばかりを口にしていました。
でも今思えば、この雑談の時間は、まるでカウンセリングとコーチングのようでした。
ポジティブなことも、ネガティブなことも、まずはすべて吐き出す。
この繰り返しが、思考の変化につながっていきました。
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(写真)余裕がなくて全然笑っていないですね
メタ認知と変化
2024年の秋頃から、ストレスを感じる状況や怒りが湧き上がる瞬間に、「感情的に即反応すること」が減りました。
由香さんに教えてもらった「メタ認知のスイッチの入れ方」が役に立ちました。
何が起きても「うける〜!」と口にすることで、ネガティブな感情から距離を取る方法です。
私はこれに「はう〜ん」という呼吸法を加え、さらに最近では「わっしょい🙌」も取り入れています(笑)
今では、ストレスがかかる状況でも、意識的にメタ認知モードに入ることができるようになりました。
アスリートビジネスユナイテッド(ABU)との出会い
ゼロイチプロジェクトのシモが12期生として受講していたアスリートビジネスユナイテッド(ABU)を紹介してもらい、13期生として学び始めました。
このプログラムでは、コーチングやメンタルコントロールを通じて、自分自身と深く向き合う機会を得ました。講義を重ねる中で、心の奥底にいる自分と対話し、思考と心を一致させる方法を学んでいます。ようやく、自分の心の叫びを聞いてあげられるようになってきました。
特に驚いたのは、「頭で考えていることと心が本当に求めていることが違う」というワーク。自分の口から出てくる言葉に驚き、今まで気づかなかった心の奥の声に触れた瞬間でした。この気づきが、物事の受け止め方を大きく変える転機となりました。
ABU13期・特別講義がすべてを変えた
ABUの特別講義で、中田仁之学長が師匠と仰ぐナニメンさんのスピーチを拝聴したとき、まさに「その瞬間」が訪れました。
魂を揺さぶられるスピーチ。あの一瞬が、自分のすべてを変えたと言っても過言ではありません。
印象に残った言葉の数々。
• 「思考習慣病」
• 「他喜力」(他人を喜ばせる力)
• 「本気とは、己と決めた約束を守ること」
• 「本気の人は不満を言わない」
この「本気」という言葉を聞いた瞬間、心の中で「崩れる音」がしました。それは、今まで自分の前に立ちはだかっていた見えない壁が壊れる音でした。
そうです。かつて、自分の心の叫びを無視し、疲れ果ててしまったあの頃。自分自身と決めた約束を守れていなかったのです。それに気づいた瞬間、すべてが変わりました。
メタ認知が日常に溶け込む
この特別講義を受けて以来、ストレスのかかる状況でも、無意識のうちにメタ認知ができるようになりました。
以前なら、すぐにイライラしてしまう場面でも、今では心が穏やかでいられる。
数年後、振り返ったときに、「この瞬間が人生のターニングポイントだった」と確信していると思います。
心の変化 ー「問題志向」から「解決志向」へ
メタ認知ができるようになったことで、新たに湧いてきた感情がありました。
それは、「ブラインドサッカーチームの代表とクラブウェルフェアオフィサー(※)と話したい」という気持ちです。
※ クラブウェルフェアオフィサーとは
リスペクトやフェアプレーの促進、暴力・差別の予防を通じて問題を未然に防ぐ役割を担う存在です。さらに、顕在化した問題の対応や解決を図り、必要に応じて司法機関や関連組織との橋渡しを行います。
(日本サッカー協会公式ホームページより引用)
2025年1月末、ついに話し合いの場を持つことができました。
驚いたことに、意見の対立は一切なく、終始穏やかな時間が流れました。
今振り返ると、以前の自分であれば「問題ばかり」に目を向けていたかもしれません。しかし、この時は自然と「どうすれば解決できるか」に意識が向いていました。
つまり、「問題志向」から「解決志向」へと、捉え方が変わっていたのです。
話し合いの結果については、もう少ししてから公表する予定です。
ピラティス&栄養講座 ー 心身の土台を整える時間
この1年間、続けてきたことがあります。
それは、「原田千聖さんのピラティス」と「木村真紀さんの栄養講座」への参加です。
サポーターのようさんに誘われたことがきっかけでした。
ピラティスでは身体と呼吸を整え、栄養講座では心身ともに健康になるための知識を学びました。
この時間があったからこそ、少しずつ自分自身の変化を実感できるようになり、回復への大きな一歩を踏み出せたのだと思います。
人生でつまずいた事がラッキーだった!
1年前、壊れた心と身体。
回復までに1年かかりました。
でも、支えてくれた皆さんのおかげで、復活の道が見えてきました。挫折はない方がいい。でも、この挫折があったからこそ、得られた学びや気づきがありました。
だから今、胸を張って言えます。
人生でつまずいたことが、ラッキーだった!
すべての出来事に感謝。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
(写真&動画で感謝をお届けします!)
最後に写真で皆さんに感謝
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立川アスレティックFCレディース
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最後に出会った伊賀FCくノ一子供サポーターのまゆちゃんとご家族の皆さまに感謝します。ひたむきな姿に癒されました。
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ありがとうございました。
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