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水族館デートで感じた事

あら、こんばんは 
このnoteを読んでいる貴方さん

胃がもたれて眠れなくて
困ってるの

予定を少し詰め込みすぎたみたい 

明日はハンドメイドの日にして
ゆっくり休みます

そうそう、ユキちゃんの恋が心配!

ユキちゃん、大丈夫だったかな??


デートの朝

いつもより早起きしたユキちゃん

朝は苦手です

今日はカズくんと初デートの日

デートらしいデートは
人生ではじめてかもしれません

使い捨ての花柄のお弁当ケースに
カラフルなキッチンペーパーを敷いて
お弁当を詰めていると

起きてきた母が横から

『そんなのに入れたら沢山入らないし
こっちのタッパにしなさいよ』

え、可愛くない、、

『ギューギューに詰めないと
お弁当寄っちゃうよ!』

深緑色の使い込んだタッパに
勝手に詰め直しだします💦

おにぎりを握りながら
アワアワするユキちゃん

お母さんの押しにいつも負けてしまいます

お弁当が今日の1番大事なトコなのに!

しぶしぶ
深緑の大きなタッパを
大きなピンクと黄色のハンカチで包みます

でも味は良いはずです
特にだし巻き玉子は上出来❤  

駅で待ち合わせ

この日は余裕を持って間に合ったユキちゃん

でもさすがカズ君
もう着いています

笑顔で出発です

電車の中では口が少ない二人

乗り換える駅や
バス停は何番だとか

そんな話を少ししました

カズ君がこっちだよと
案内してくれたおかげで
スムーズにバスに乗れました

私だったら、確実に迷って乗れなくて迷子、、

バスの窓から見る景色は新鮮で良かった

海が近づく感じ
空が青くて
綺麗

カズ君の事をすっかり忘れたように

窓ガラスに張り付いて

カズ君はユキちゃんを見ていました
なんでもない日常のように
見るから

視線が刺さらなくて
心地よい

海の匂いがして
ふんわり優しい空気が流れていました

水族館の入口に着きました

お昼なんだけど、少し早いかな?

『どうする?』
と聞いてみました

『先に食べちゃおうよ!
お弁当、作ってきてくれた?』
楽しみにしていたのが伝わる弾む声でした

入口の近くに石製のベンチと
丸テーブルを目ざとく見つけるユキちゃん

『ここはどうかしら?』

『お!いいやん!』

あの容器がちょこっと恥ずかしいけれど
お弁当を広げました

深緑色のタッパに詰めたお弁当は
見事に寄らず入れた時のままでした

『わぁ!卵焼きがだし巻きになってる!』

『それにおにぎり!
俺、おにぎり派なんだ!
具は何?』

『えっとね、これがシャケで
こっちが昆布、これが梅干しね』

『俺、梅から!
鮭も好きなんだよね!』

私も真似っ子して
梅干しおにぎりから食べました

今食べている物が一緒なのが嬉しくなるユキちゃんです

『美味しい!美味しい!
だし巻き玉子も凄く美味しい!
好きな味だ!甘くないだし巻きだ!』

『私、甘くない柔らかいだし巻き派なの』

『俺も!』

『この唐揚げ好き!衣が薄くてさ!
醤油味?』

『そう、シンプルにお醤油と小麦粉だよ
たった揚げみたいに作ってるの』
 
『すんごい俺の好きな味付けばっかりだ!』

一緒だぁ、嬉しいなと思って
微笑むユキちゃんでした

水族館は魚見てイルカ見て
あの魚は食べられるヤツとか
そんな会話をしたような

来た道順を戻ってあっさりバイバイしました
あっという間に1日が終わりました

ユキちゃんのメインはお弁当と
バスからの景色だったようです


多分続く


貴方さんはどんなだし巻き玉子が好き?
甘いの?
薄味?
焦げ目はしっかり付いているの?

質問がしつこかったらごめんなさい!

ではまたね、
このnoteを読んだ貴方さん
 

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